11 / 89
第11話
しおりを挟む
時間が戻ってから、1ヶ月が経っていた。
あれからバハムスが、私の屋敷に来ることはない。
魔法学園は同じクラスだけど、関わりもしなかった。
ジトアは私の屋敷に、結構な頻度で来てくれる。
私より2学年上だから、学園内ではジトアとあまり関わる機会がなかった。
今日は応接室に来てくれて、私を眺めてジトアが話す。
「あまり日常に変化はありません……変化があるとすれば、これから起こる問題の対処をしてからになりそうです」
「確かに、そうですね」
ジトアと一緒にいられることは嬉しいけど、今後のことも考えよう。
これから様々な問題が発生して、それはメリタが所持している預言書に書かれている。
未来の私は問題を対処できたけど、かなり危険な時もあった。
詳しく思い返していくと――次に起こる問題について、ジトアに聞きたいことがある。
「そういえば、そろそろ次の問題が発生しますね」
「はい。魔力による竜巻が発生して被害が出ますけど、発生する場所は普通なら誰にもわかっていません」
竜巻が発生する場所は、メリタが住んでいるナーリサ伯爵家の領地だ。
私とジトアは、時間を戻したことで発生する場所と日時がわかっている。
そして――メリタは預言書で、魔力による竜巻が発生する場所を知っていた。
あれからバハムスが、私の屋敷に来ることはない。
魔法学園は同じクラスだけど、関わりもしなかった。
ジトアは私の屋敷に、結構な頻度で来てくれる。
私より2学年上だから、学園内ではジトアとあまり関わる機会がなかった。
今日は応接室に来てくれて、私を眺めてジトアが話す。
「あまり日常に変化はありません……変化があるとすれば、これから起こる問題の対処をしてからになりそうです」
「確かに、そうですね」
ジトアと一緒にいられることは嬉しいけど、今後のことも考えよう。
これから様々な問題が発生して、それはメリタが所持している預言書に書かれている。
未来の私は問題を対処できたけど、かなり危険な時もあった。
詳しく思い返していくと――次に起こる問題について、ジトアに聞きたいことがある。
「そういえば、そろそろ次の問題が発生しますね」
「はい。魔力による竜巻が発生して被害が出ますけど、発生する場所は普通なら誰にもわかっていません」
竜巻が発生する場所は、メリタが住んでいるナーリサ伯爵家の領地だ。
私とジトアは、時間を戻したことで発生する場所と日時がわかっている。
そして――メリタは預言書で、魔力による竜巻が発生する場所を知っていた。
271
あなたにおすすめの小説
婚約者の私を見捨てたあなた、もう二度と関わらないので安心して下さい
神崎 ルナ
恋愛
第三王女ロクサーヌには婚約者がいた。騎士団でも有望株のナイシス・ガラット侯爵令息。その美貌もあって人気がある彼との婚約が決められたのは幼いとき。彼には他に優先する幼なじみがいたが、政略結婚だからある程度は仕方ない、と思っていた。だが、王宮が魔導師に襲われ、魔術により天井の一部がロクサーヌへ落ちてきたとき、彼が真っ先に助けに行ったのは幼馴染だという女性だった。その後もロクサーヌのことは見えていないのか、完全にスルーして彼女を抱きかかえて去って行くナイシス。
嘘でしょう。
その後ロクサーヌは一月、目が覚めなかった。
そして目覚めたとき、おとなしやかと言われていたロクサーヌの姿はどこにもなかった。
「ガラット侯爵令息とは婚約破棄? 当然でしょう。それとね私、力が欲しいの」
もう誰かが護ってくれるなんて思わない。
ロクサーヌは力をつけてひとりで生きていこうと誓った。
だがそこへクスコ辺境伯がロクサーヌへ求婚する。
「ぜひ辺境へ来て欲しい」
※時代考証がゆるゆるですm(__)m ご注意くださいm(__)m
総合・恋愛ランキング1位(2025.8.4)hotランキング1位(2025.8.5)になりましたΣ(・ω・ノ)ノ ありがとうございます<(_ _)>
もう、愛はいりませんから
さくたろう
恋愛
ローザリア王国公爵令嬢ルクレティア・フォルセティに、ある日突然、未来の記憶が蘇った。
王子リーヴァイの愛する人を殺害しようとした罪により投獄され、兄に差し出された毒を煽り死んだ記憶だ。それが未来の出来事だと確信したルクレティアは、そんな未来に怯えるが、その記憶のおかしさに気がつき、謎を探ることにする。そうしてやがて、ある人のひたむきな愛を知ることになる。
婚約破棄の代償
nanahi
恋愛
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」
ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。
エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。
この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。
鶯埜 餡
恋愛
ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。
しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが
手放したくない理由
ねむたん
恋愛
公爵令嬢エリスと王太子アドリアンの婚約は、互いに「務め」として受け入れたものだった。貴族として、国のために結ばれる。
しかし、王太子が何かと幼馴染のレイナを優先し、社交界でも「王太子妃にふさわしいのは彼女では?」と囁かれる中、エリスは淡々と「それならば、私は不要では?」と考える。そして、自ら婚約解消を申し出る。
話し合いの場で、王妃が「辛い思いをさせてしまってごめんなさいね」と声をかけるが、エリスは本当にまったく辛くなかったため、きょとんとする。その様子を見た周囲は困惑し、
「……王太子への愛は芽生えていなかったのですか?」
と問うが、エリスは「愛?」と首を傾げる。
同時に、婚約解消に動揺したアドリアンにも、側近たちが「殿下はレイナ嬢に恋をしていたのでは?」と問いかける。しかし、彼もまた「恋……?」と首を傾げる。
大人たちは、その光景を見て、教育の偏りを大いに後悔することになる。
【完結】この運命を受け入れましょうか
なか
恋愛
「君のようは妃は必要ない。ここで廃妃を宣言する」
自らの夫であるルーク陛下の言葉。
それに対して、ヴィオラ・カトレアは余裕に満ちた微笑みで答える。
「承知しました。受け入れましょう」
ヴィオラにはもう、ルークへの愛など残ってすらいない。
彼女が王妃として支えてきた献身の中で、平民生まれのリアという女性に入れ込んだルーク。
みっともなく、情けない彼に対して恋情など抱く事すら不快だ。
だが聖女の素養を持つリアを、ルークは寵愛する。
そして貴族達も、莫大な益を生み出す聖女を妃に仕立てるため……ヴィオラへと無実の罪を被せた。
あっけなく信じるルークに呆れつつも、ヴィオラに不安はなかった。
これからの顛末も、打開策も全て知っているからだ。
前世の記憶を持ち、ここが物語の世界だと知るヴィオラは……悲運な運命を受け入れて彼らに意趣返す。
ふりかかる不幸を全て覆して、幸せな人生を歩むため。
◇◇◇◇◇
設定は甘め。
不安のない、さっくり読める物語を目指してます。
良ければ読んでくだされば、嬉しいです。
教養が足りない、ですって
たくわん
恋愛
侯爵令嬢エリーゼは、公爵家の長男アレクシスとの婚約披露宴で突然婚約破棄される。理由は「教養が足りず、公爵夫人として恥ずかしい」。社交界の人々の嘲笑の中、エリーゼは静かに会場を去る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる