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第53話
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私はラウザーを、部屋から追い出そうと決意する。
「ラウザー様、私には婚約者がいます。帰ってください」
「断る。オレが君を妻にすると言ったのだから、その婚約者――ゼロアを消すだけだ」
「そんなことをすれば、私は絶対に許しません」
そう言って――私は魔法を使い、ラウザーに攻撃を仕掛ける。
今までのドラゴンと違い、ラウザーは話が通じる相手だ。
吹き飛ばして警告しようと思い、威力を弱めた魔力による閃光を飛ばしたけど――ラウザーに直撃せず掻き消されてしまう。
私の魔法を消したラウザーが、嬉しそうに話す。
「素晴らしい魔力だが、オレは幻獣の頂点……君が全力を出したとしても、オレには勝てないだろう」
私の魔法を難無く消したラウザーは、今まで倒してきたドラゴンとは格が違う。
全力を出せば勝てるかもしれないけど、もし負けたらゼロアを消されてしまうかもしれない。
「……私はラウザー様のことが好きではないと言っているのに、私を妻にしたいのですか?」
「これから好きになってもらうよう尽力するさ。ここまでの強さを持つ異性は、今まで生きてきて君しかいない」
ラウザーは引く気はなさそうで、ゼロアに危機が迫るのだけは避けたかった。
「ラウザー様、私には婚約者がいます。帰ってください」
「断る。オレが君を妻にすると言ったのだから、その婚約者――ゼロアを消すだけだ」
「そんなことをすれば、私は絶対に許しません」
そう言って――私は魔法を使い、ラウザーに攻撃を仕掛ける。
今までのドラゴンと違い、ラウザーは話が通じる相手だ。
吹き飛ばして警告しようと思い、威力を弱めた魔力による閃光を飛ばしたけど――ラウザーに直撃せず掻き消されてしまう。
私の魔法を消したラウザーが、嬉しそうに話す。
「素晴らしい魔力だが、オレは幻獣の頂点……君が全力を出したとしても、オレには勝てないだろう」
私の魔法を難無く消したラウザーは、今まで倒してきたドラゴンとは格が違う。
全力を出せば勝てるかもしれないけど、もし負けたらゼロアを消されてしまうかもしれない。
「……私はラウザー様のことが好きではないと言っているのに、私を妻にしたいのですか?」
「これから好きになってもらうよう尽力するさ。ここまでの強さを持つ異性は、今まで生きてきて君しかいない」
ラウザーは引く気はなさそうで、ゼロアに危機が迫るのだけは避けたかった。
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