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第24話
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エドガー視点
隣国の王都に到着して、俺達は休んでいる。
侵入するなら夜の方がいいから、宿をとって待機していた。
部屋にベネサがやって来て、俺に推測を話す。
「これから向かう魔法道具店に、ルクルがいるはずです」
「もしいたのならユアンの魔法道具店が潰れた後、ルクルは自分のせいだと後悔するだろう!」
「そうですね。たかが平民の魔法道具店、私達なら余裕で潰せます!」
ベネサの発言に頷き、俺達は魔法道具店に乗り込むことを決意していた。
■◇■◇■◇■◇■
夜になって――俺達は商人から受け取った魔法道具を使い、店に侵入する。
私兵達は魔法薬で身体能力が強化されて、忠誠のある俺の命令に従う。
魔法道具店の中に侵入することは、強化した兵士なら余裕だった。
部屋に侵入した瞬間――兵士も含めて、俺達は何故か身体がまったく動かなくなってしまう。
「なっっ……なんだこれは!?」
背後からとてつもなく重い物が背中に乗った感覚を受けて、俺達は全身を床に打ちつける。
起き上がることができず、何が起こったのか把握できていない。
「ぐぅっっ……ベネサ! 俺の兵達は魔法薬で強化されているのではないのか!?」
「はい。間違いなく強化されていますけど、動けないようです!」
ベネサが叫び、俺は絶望する。
こんな姿を店の者に見られたら、俺達はどんな目に合うかわからない。
そして――俺達の見上げた先には、ルクルの姿があった。
隣国の王都に到着して、俺達は休んでいる。
侵入するなら夜の方がいいから、宿をとって待機していた。
部屋にベネサがやって来て、俺に推測を話す。
「これから向かう魔法道具店に、ルクルがいるはずです」
「もしいたのならユアンの魔法道具店が潰れた後、ルクルは自分のせいだと後悔するだろう!」
「そうですね。たかが平民の魔法道具店、私達なら余裕で潰せます!」
ベネサの発言に頷き、俺達は魔法道具店に乗り込むことを決意していた。
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夜になって――俺達は商人から受け取った魔法道具を使い、店に侵入する。
私兵達は魔法薬で身体能力が強化されて、忠誠のある俺の命令に従う。
魔法道具店の中に侵入することは、強化した兵士なら余裕だった。
部屋に侵入した瞬間――兵士も含めて、俺達は何故か身体がまったく動かなくなってしまう。
「なっっ……なんだこれは!?」
背後からとてつもなく重い物が背中に乗った感覚を受けて、俺達は全身を床に打ちつける。
起き上がることができず、何が起こったのか把握できていない。
「ぐぅっっ……ベネサ! 俺の兵達は魔法薬で強化されているのではないのか!?」
「はい。間違いなく強化されていますけど、動けないようです!」
ベネサが叫び、俺は絶望する。
こんな姿を店の者に見られたら、俺達はどんな目に合うかわからない。
そして――俺達の見上げた先には、ルクルの姿があった。
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