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第12話
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翌日――今日と明日が終われば、明後日の朝には私の魔力が戻っているはず。
それまでは魔法が使えないから、アインの依頼に同行して私は見学することとなっていた。
今日は街を出て巨大な角の生えた人型の魔物、オーガと呼ばれる存在を狩るようだ。
魔物を相手に剣を振るい魔法を繰り出すアインに、思わず見惚れてしまう。
アインは難無くオーガを倒して、私を眺めて話す。
「今の魔物はこの大陸でもかなり強い部類の魔物ですけど、セリスは恐怖していなさそうですね」
「魔法学園で習って知っていました。それと、傍にアインがいるからです」
「そ、そうですか……」
アインが赤くなりながらも、依頼書に載っている別の魔物を探して倒していく。
倒した魔物を記録できる魔法道具があって、それを冒険者ギルドに報告すれば完了だ。
冒険者ギルドは倒した魔物の情報から、今後襲撃が起こるかを調査するらしい。
全て終わると日が暮れそうで、街に戻る際に私はアインに尋ねる。
「冒険者の依頼って、半日ぐらいで終わるものなのですね」
「いいえ……この依頼は、本来かなりの時間が必要となる依頼のようです」
そうアインが説明して……アインは冒険者の中でも最上位の強さだから、依頼もすぐに終わったようだ。
この日は何事もなく終わったけど――翌日、私達は冒険者ギルドで、ジェイク達の話を聞くこととなる。
それまでは魔法が使えないから、アインの依頼に同行して私は見学することとなっていた。
今日は街を出て巨大な角の生えた人型の魔物、オーガと呼ばれる存在を狩るようだ。
魔物を相手に剣を振るい魔法を繰り出すアインに、思わず見惚れてしまう。
アインは難無くオーガを倒して、私を眺めて話す。
「今の魔物はこの大陸でもかなり強い部類の魔物ですけど、セリスは恐怖していなさそうですね」
「魔法学園で習って知っていました。それと、傍にアインがいるからです」
「そ、そうですか……」
アインが赤くなりながらも、依頼書に載っている別の魔物を探して倒していく。
倒した魔物を記録できる魔法道具があって、それを冒険者ギルドに報告すれば完了だ。
冒険者ギルドは倒した魔物の情報から、今後襲撃が起こるかを調査するらしい。
全て終わると日が暮れそうで、街に戻る際に私はアインに尋ねる。
「冒険者の依頼って、半日ぐらいで終わるものなのですね」
「いいえ……この依頼は、本来かなりの時間が必要となる依頼のようです」
そうアインが説明して……アインは冒険者の中でも最上位の強さだから、依頼もすぐに終わったようだ。
この日は何事もなく終わったけど――翌日、私達は冒険者ギルドで、ジェイク達の話を聞くこととなる。
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