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第46話
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最初の魔物の群れによる襲撃以降、聖女ローナは不調と言い張り姿を現していない。
兵士達も不満があるようだけど、大襲撃までには調子を取り戻すという発言を信じているらしい。
ローナ達の話になって、私が話す。
「全て、数日後に起こる大襲撃で取り戻せばいい。そう考えているのでしょう」
失敗すればジェイク達は終わりだけど、私達には関係ない。
そう考えていると、アインが思案して呟く。
「セリスの力無しでは不可能ですけど……少し、気になっていることがあります」
私の発言を聞いて、アインは不安そうな表情を浮かべていた。
傍にいてくれるなら大丈夫だと思うけど、私は尋ねる。
「アイン、何かありましたか?」
「はい。どうやらセリスを知っている兵士がいたようで……恐らくもう、セリスが冒険者だとジェイク達の耳に入っているはずです」
「それは、面倒ですね」
――私が冒険者で、それもサイール国にいる。
そのことをジェイクが知れば、どんな行動をとってもおかしくなかった。
兵士達も不満があるようだけど、大襲撃までには調子を取り戻すという発言を信じているらしい。
ローナ達の話になって、私が話す。
「全て、数日後に起こる大襲撃で取り戻せばいい。そう考えているのでしょう」
失敗すればジェイク達は終わりだけど、私達には関係ない。
そう考えていると、アインが思案して呟く。
「セリスの力無しでは不可能ですけど……少し、気になっていることがあります」
私の発言を聞いて、アインは不安そうな表情を浮かべていた。
傍にいてくれるなら大丈夫だと思うけど、私は尋ねる。
「アイン、何かありましたか?」
「はい。どうやらセリスを知っている兵士がいたようで……恐らくもう、セリスが冒険者だとジェイク達の耳に入っているはずです」
「それは、面倒ですね」
――私が冒険者で、それもサイール国にいる。
そのことをジェイクが知れば、どんな行動をとってもおかしくなかった。
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