90 / 126
待ちに待った!
しおりを挟む
第1ダンジョンに行ってから3ヶ月後、ようやくロマトス公爵領に出発する3日前になった。
(あぁー、、後3日だぁ~!待ちに待った!本当に待ちに待った!2週間前からせっせと調理場近くの部屋までパンとスープとクッキーとかのおやつを収納しに行ってるけど、全然、苦にならない!作ってくれて本当に感謝!!大感謝!!2ヶ月分以上の昼食を作ってくれて感謝しかない!足向けて寝れないけど自室の寝室からの方角がわかんないから向けてる可能性あり、、だけど気持ちはホント!、、、お金を持ってないからお礼も出来ないのが心苦しい、、)
ミューレ「エメリー様!エメリー様?」
王女「んっ!?ごめんなさい、、何かしら?」
ミューレ「こちらの服なども収納を」
王女「わかったわ」
(あぁー、王族の誕生日には王宮に居なきゃいけないのが面倒なんだけど、、とある2人は除外するけどね!じゃないと遠征には行けないし、、私のお誕生日におめでとうの言葉もないからね!)
ミューレ「エメリー様、調理場近くの部屋にそろそろ行きましょう」
王女「えぇ、わかったわ」
ここ1ヶ月、遠征出発前で同行するメイド達と女性護衛騎士達は交代で休みを多く取っていた。
交代しながらの理由はエメリアーナがアイテムボックスに収納した物をメモしたりする為だった。
ここ2週間は食料や木箱に麻袋に荷台など遠征時に必要な物などを言われるままに収納していた。
サラマンダーのドロップ品はダンレス総団長とレオニス第3団長が獲得した。
第2騎士団長オスカーが獲得出来なかった理由はダンジョンのスタンピート時の貢献度で負けてしまったからだった。
ダンジョンの入り口への見張りの騎士達、ドロップ品や魔石などの回収していた騎士達は第1と第3騎士団に所属していて、魔法師達の師団長などは現場にいなかったのでドロップ品を巡る争いに参加することが出来なかった。
それから2日後、遠征前日の午後、エメリアーナは自室でサラサ夫人から自国を含む3つの大国の歴史書と自国に接している小国のことが書かれている紙の束、算学の問題集、お花図鑑などを渡されていた時にレオニスからの伝言とサイエン副師団長からの手紙が届いた。
乳母であるレスネが伝言と手紙を受け取り、伝言は口頭で伝えた。
レスネ「今回の遠征はサイエン副師団長の代わりにマッドス総師団長の孫であるカイザー魔法師が同行されることになったそうです」
王女「そうなの、、ありがとう」
返事をしながらサイエン副師団長の手紙を開封して貰い、中身を読んだエメリアーナは、、、
(あぁー、、後3日だぁ~!待ちに待った!本当に待ちに待った!2週間前からせっせと調理場近くの部屋までパンとスープとクッキーとかのおやつを収納しに行ってるけど、全然、苦にならない!作ってくれて本当に感謝!!大感謝!!2ヶ月分以上の昼食を作ってくれて感謝しかない!足向けて寝れないけど自室の寝室からの方角がわかんないから向けてる可能性あり、、だけど気持ちはホント!、、、お金を持ってないからお礼も出来ないのが心苦しい、、)
ミューレ「エメリー様!エメリー様?」
王女「んっ!?ごめんなさい、、何かしら?」
ミューレ「こちらの服なども収納を」
王女「わかったわ」
(あぁー、王族の誕生日には王宮に居なきゃいけないのが面倒なんだけど、、とある2人は除外するけどね!じゃないと遠征には行けないし、、私のお誕生日におめでとうの言葉もないからね!)
ミューレ「エメリー様、調理場近くの部屋にそろそろ行きましょう」
王女「えぇ、わかったわ」
ここ1ヶ月、遠征出発前で同行するメイド達と女性護衛騎士達は交代で休みを多く取っていた。
交代しながらの理由はエメリアーナがアイテムボックスに収納した物をメモしたりする為だった。
ここ2週間は食料や木箱に麻袋に荷台など遠征時に必要な物などを言われるままに収納していた。
サラマンダーのドロップ品はダンレス総団長とレオニス第3団長が獲得した。
第2騎士団長オスカーが獲得出来なかった理由はダンジョンのスタンピート時の貢献度で負けてしまったからだった。
ダンジョンの入り口への見張りの騎士達、ドロップ品や魔石などの回収していた騎士達は第1と第3騎士団に所属していて、魔法師達の師団長などは現場にいなかったのでドロップ品を巡る争いに参加することが出来なかった。
それから2日後、遠征前日の午後、エメリアーナは自室でサラサ夫人から自国を含む3つの大国の歴史書と自国に接している小国のことが書かれている紙の束、算学の問題集、お花図鑑などを渡されていた時にレオニスからの伝言とサイエン副師団長からの手紙が届いた。
乳母であるレスネが伝言と手紙を受け取り、伝言は口頭で伝えた。
レスネ「今回の遠征はサイエン副師団長の代わりにマッドス総師団長の孫であるカイザー魔法師が同行されることになったそうです」
王女「そうなの、、ありがとう」
返事をしながらサイエン副師団長の手紙を開封して貰い、中身を読んだエメリアーナは、、、
10
あなたにおすすめの小説
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
嘘つきと呼ばれた精霊使いの私
ゆるぽ
ファンタジー
私の村には精霊の愛し子がいた、私にも精霊使いとしての才能があったのに誰も信じてくれなかった。愛し子についている精霊王さえも。真実を述べたのに信じてもらえず嘘つきと呼ばれた少女が幸せになるまでの物語。
善人ぶった姉に奪われ続けてきましたが、逃げた先で溺愛されて私のスキルで領地は豊作です
しろこねこ
ファンタジー
「あなたのためを思って」という一見優しい伯爵家の姉ジュリナに虐げられている妹セリナ。醜いセリナの言うことを家族は誰も聞いてくれない。そんな中、唯一差別しない家庭教師に貴族子女にははしたないとされる魔法を教わるが、親切ぶってセリナを孤立させる姉。植物魔法に目覚めたセリナはペット?のヴィリオをともに家を出て南の辺境を目指す。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
魔法が使えない令嬢は住んでいた小屋が燃えたので家出します
怠惰るウェイブ
ファンタジー
グレイの世界は狭く暗く何よりも灰色だった。
本来なら領主令嬢となるはずの彼女は領主邸で住むことを許されず、ボロ小屋で暮らしていた。
彼女はある日、棚から落ちてきた一冊の本によって人生が変わることになる。
世界が色づき始めた頃、ある事件をきっかけに少女は旅をすることにした。
喋ることのできないグレイは旅を通して自身の世界を色付けていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる