次は幸せな結婚が出来るかな?

キルア犬

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待ちに待った!

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第1ダンジョンに行ってから3ヶ月後、ようやくロマトス公爵領に出発する3日前になった。


(あぁー、、後3日だぁ~!待ちに待った!本当に待ちに待った!2週間前からせっせと調理場近くの部屋までパンとスープとクッキーとかのおやつを収納しに行ってるけど、全然、苦にならない!作ってくれて本当に感謝!!大感謝!!2ヶ月分以上の昼食を作ってくれて感謝しかない!足向けて寝れないけど自室の寝室からの方角がわかんないから向けてる可能性あり、、だけど気持ちはホント!、、、お金を持ってないからお礼も出来ないのが心苦しい、、)



ミューレ「エメリー様!エメリー様?」


王女「んっ!?ごめんなさい、、何かしら?」


ミューレ「こちらの服なども収納を」


王女「わかったわ」


(あぁー、王族の誕生日には王宮に居なきゃいけないのが面倒なんだけど、、とある2人は除外するけどね!じゃないと遠征には行けないし、、私のお誕生日におめでとうの言葉もないからね!)


ミューレ「エメリー様、調理場近くの部屋にそろそろ行きましょう」


王女「えぇ、わかったわ」


ここ1ヶ月、遠征出発前で同行するメイド達と女性護衛騎士達は交代で休みを多く取っていた。


交代しながらの理由はエメリアーナがアイテムボックスに収納した物をメモしたりする為だった。


ここ2週間は食料や木箱に麻袋に荷台など遠征時に必要な物などを言われるままに収納していた。



サラマンダーのドロップ品はダンレス総団長とレオニス第3団長が獲得した。


第2騎士団長オスカーが獲得出来なかった理由はダンジョンのスタンピート時の貢献度で負けてしまったからだった。


ダンジョンの入り口への見張りの騎士達、ドロップ品や魔石などの回収していた騎士達は第1と第3騎士団に所属していて、魔法師達の師団長などは現場にいなかったのでドロップ品を巡る争いに参加することが出来なかった。


それから2日後、遠征前日の午後、エメリアーナは自室でサラサ夫人から自国を含む3つの大国の歴史書と自国に接している小国のことが書かれている紙の束、算学の問題集、お花図鑑などを渡されていた時にレオニスからの伝言とサイエン副師団長からの手紙が届いた。


乳母であるレスネが伝言と手紙を受け取り、伝言は口頭で伝えた。


レスネ「今回の遠征はサイエン副師団長の代わりにマッドス総師団長の孫であるカイザー魔法師が同行されることになったそうです」


王女「そうなの、、ありがとう」


返事をしながらサイエン副師団長の手紙を開封して貰い、中身を読んだエメリアーナは、、、









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