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ロマトス公爵家の執務室では、、、
公爵「明日だけ休息日で本当に良いのか?」
前公爵「もうすぐ9歳になるとはいえ、1ヶ月の長旅だったのだから明後日まで休息日を取るべきだと思うが?」
レオニス「エメリー、、いや、エメリアーナ王女は回復と治癒魔法で体の疲れはありませんので明日だけの休息日で大丈夫です」
公爵「そうか、、では明後日にまずは砦と防壁の視察でいこう」
カイザー「あのー、、発言しても宜しいでしょうか?」
公爵「良いが、、何かな?」
カイザー「ありがとうございます、、あの、、ワイバーンとグリフォンは砦や防壁辺りに現れることはあるのでしょうか?」
前公爵「ん?あぁー、、大丈夫だ!遠くの方でお互い縄張り争いをしておるからこちらに来ることはない!玄関ホールに飾られてるワイバーンとグリフォンは昔、倒した時のだ!」
カイザー「遠くの方、、それは、、かなりの距離でしょうか?」
公爵「遠見のギフト持ちの騎士達しか確認出来ぬから遠いぞ?」
カイザー「、、、そうですか」
レオニス「いい加減に諦めろ!」
前公爵「んん?どういうことだ?」
レオニス「魔法師団長達がワイバーンとグリフォンの素材と魔石を希望してまして、、」
公爵「はっ!?手紙では砦と防壁までとしか書かれてなかったが?」
レオニス「陛下や宰相はそのつもりですが、、出発前日に、、エメリー、、エメリアーナ王女に手紙で希望しまして、、魔法師団サイエン副師団長が」
前公爵「何を考えておるのだ?欲しいなら自ら魔の大森に行くなりして狩って来いと言いたいな!」
レオニス「えぇ!カイザー?明日か他の日にも休日を取るから自ら倒しに行くか?」
カイザー「そんな、、どうにか倒せても運べませんし、、」
前公爵「ほぉー、、マッドス魔法師総団長のお孫である君は上級魔法が使えるのかな?」
カイザー「いえ、、中級の火と風魔法で土魔法が初級ですが、、魔力量はそこそこありますので、、」
前公爵「上級魔法でも一撃で仕留めるのが厳しいかもしれんのに中級魔法で倒す自信があるとは、、凄いもんだ!」
カイザー「いえ、、自信はありませんが、、」
公爵「もしも、防壁辺りまでワイバーンやグリフォンが来たとしても、、防壁を越えさせることはないようにするつもりだ、、砦や防壁まで誘き寄せようなども許可もしないし認めないが?」
カイザー「ですが、、ワイバーンやグリフォンの素材は防具には、、」
公爵「緊急時でもないのに公爵家の騎士達や魔法師達を危険にさらすことは出来ん!領民もな!」
レオニス「王命でもないから私も今回の遠征に同行している騎士達を緊急時以外で命令はしない!結界師達はどうする?」
結界師代表「私達も所属は魔法師団ですが王命ではありませんので、、」
この場にいた結界師の代表までもが協力しないと宣言され、カイザーはその後、何も言えず、黙った。
公爵「明日だけ休息日で本当に良いのか?」
前公爵「もうすぐ9歳になるとはいえ、1ヶ月の長旅だったのだから明後日まで休息日を取るべきだと思うが?」
レオニス「エメリー、、いや、エメリアーナ王女は回復と治癒魔法で体の疲れはありませんので明日だけの休息日で大丈夫です」
公爵「そうか、、では明後日にまずは砦と防壁の視察でいこう」
カイザー「あのー、、発言しても宜しいでしょうか?」
公爵「良いが、、何かな?」
カイザー「ありがとうございます、、あの、、ワイバーンとグリフォンは砦や防壁辺りに現れることはあるのでしょうか?」
前公爵「ん?あぁー、、大丈夫だ!遠くの方でお互い縄張り争いをしておるからこちらに来ることはない!玄関ホールに飾られてるワイバーンとグリフォンは昔、倒した時のだ!」
カイザー「遠くの方、、それは、、かなりの距離でしょうか?」
公爵「遠見のギフト持ちの騎士達しか確認出来ぬから遠いぞ?」
カイザー「、、、そうですか」
レオニス「いい加減に諦めろ!」
前公爵「んん?どういうことだ?」
レオニス「魔法師団長達がワイバーンとグリフォンの素材と魔石を希望してまして、、」
公爵「はっ!?手紙では砦と防壁までとしか書かれてなかったが?」
レオニス「陛下や宰相はそのつもりですが、、出発前日に、、エメリー、、エメリアーナ王女に手紙で希望しまして、、魔法師団サイエン副師団長が」
前公爵「何を考えておるのだ?欲しいなら自ら魔の大森に行くなりして狩って来いと言いたいな!」
レオニス「えぇ!カイザー?明日か他の日にも休日を取るから自ら倒しに行くか?」
カイザー「そんな、、どうにか倒せても運べませんし、、」
前公爵「ほぉー、、マッドス魔法師総団長のお孫である君は上級魔法が使えるのかな?」
カイザー「いえ、、中級の火と風魔法で土魔法が初級ですが、、魔力量はそこそこありますので、、」
前公爵「上級魔法でも一撃で仕留めるのが厳しいかもしれんのに中級魔法で倒す自信があるとは、、凄いもんだ!」
カイザー「いえ、、自信はありませんが、、」
公爵「もしも、防壁辺りまでワイバーンやグリフォンが来たとしても、、防壁を越えさせることはないようにするつもりだ、、砦や防壁まで誘き寄せようなども許可もしないし認めないが?」
カイザー「ですが、、ワイバーンやグリフォンの素材は防具には、、」
公爵「緊急時でもないのに公爵家の騎士達や魔法師達を危険にさらすことは出来ん!領民もな!」
レオニス「王命でもないから私も今回の遠征に同行している騎士達を緊急時以外で命令はしない!結界師達はどうする?」
結界師代表「私達も所属は魔法師団ですが王命ではありませんので、、」
この場にいた結界師の代表までもが協力しないと宣言され、カイザーはその後、何も言えず、黙った。
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