18 / 21
最終章 赦されざる欺瞞者は嗤う
case15. はちみつ林檎と角砂糖
しおりを挟む
舞子がパレットの営業を、守樹が香月探偵事務所の営業を再開してから早くも一ヶ月が経ち、マオを含む三人は日常を取り戻していた。
「守樹サン、コーヒーどうぞ」
守樹が無言でコーヒーに手を伸ばすのを横目に、マオはその正面に自身で用意したカップをそっと置いて腰掛ける。
「――やっぱ依頼少ないねぇ。良い事なんだろうけどさ」
守樹が一口コーヒーを含む。
「明日は?」
マオは首を傾げた。
「明日?」
「何か予定あるのか?」
「ああ、そういう事。ありませんよ、俺も守樹サンも。……営業でも行きますか?」
守樹は何も応えず、またコーヒーを啜る。
――だろうな。言ってみただけだよバーカ。
マオは心の中でそう悪態つきながらカップに口をつけた。
「……明日」
「うん?」
「落闇愛を引き取りに行く」
「そうなの? 俺も行く?」
「一人で構わん」
「じゃあ俺は事務所でお留守番だね……って、え! 落闇愛って、あの落闇愛?」
「大声を出すな。他にどの落闇愛がいると?」
「いやいやいやいや! 何言ってるの守樹サン! 引き取りにって……どうするつもり? ま、まさか復讐……」
「いい加減にしろ。……身元引受け人は大樹だ」
「え、いやいやいや……え? 待って、待って。何がどういう事なの?」
「愛は恋と違って身元引受け人さえいれば直ぐに退院出来るそうだからな。未成年の私では出来んので大樹にさせた。そして香月探偵事務所で面倒を見る事になった」
「何それ俺聞いてない」
「言っていないからな」
「何で黙ってんのさ! 言ってよ……言ってよ!」
マオの悲痛な叫びはいつも届かない。
「香月探偵事務所は人数も少ないからな。人手さえ増えれば仕事も増えるだろう」
「それは所長のひねくれた性格にも原因があるんじゃないかな?」
せめてもの抵抗は「減給」の一言に負けてしまった。
* * *
翌日、午前十一時を回ろうとした時に漸く守樹の身支度が済み、早朝から事務所に来ていた大樹はその姿を視界に捉えると、まるで羽でも生えているかの様に飛び上がる。
「おはよう守樹! 今日もその白いシャツが良く似合うな! あ、もう出発するか? そうだ! 昔みたいに手を繋いで……」
守樹は早々に事務所を出て行った。
「……大樹さん、いってらっしゃい」
「……おう」
* * *
帰宅した守樹が扉を開けた。
大樹の姿が無い事から、直ぐに帰宅を余儀なくされた事を悟る。
――ほ、本当に来やがった!
「…………」
「…………」
「何だお前たち、恋にでも落ちたか?」
「馬鹿言わないで下さい! 俺は何でコイツがこんなに守樹サンにべったりなのか、ドン引きしてるんです! ド・ン・引・きっ! ていうか仮にも命狙われた相手でしょ! なんかもうめちゃくちゃ過ぎて着いていけない……」
指をさして怒鳴り、挙げ句力無く両手で顔を覆ってその場に座り込んだマオに守樹は溜め息を零す。
愛は守樹にべったりとしがみついたまま上目遣いにじっとマオを見つめている。
「何か言えよ!」
「マオ、そう苛々するな。今愛はあまり口をきかないらしい」
「はあ? 何で?」
「恐らく件のショックが大きかったせいだろうな」
「……そっか」
そして突然響いた地鳴りを思わせる音は、愛の腹部からだ。
大きく深い溜め息を吐いたマオは「林檎しか無ぇぞ」と漏らしてキッチンへ足を運ぶ。
「…………」
「愛、座れ」
立ち竦む愛に守樹が声を掛けると愛は一瞬たじろいだ素振りを見せ、おずおずと椅子に腰掛ける守樹のすぐ隣、床にちょこんと小さく座り込んだ。
それを見たマオが「おいおい」と汗を一滴垂らす。
「ったく、お前は。どーこ座ってんだよ! こっちだ、こっち」
首根っこを摘み上げて椅子に移動させるが、どうやら守樹の傍から離された事が気に入らない様でしょんぼりとした表情でじっとテーブルを見つめている。
――クソガキが一匹増えた。しかもマジのガキ。
林檎を切り終えたマオが「ほら」と静かに皿を置く。
「はちみつ林檎!」
きらきらと瞳を輝かせて嬉しそうな声を上げるのは守樹。
「そうですよー、はちみつ林檎ですよー……って、そんなに目輝かせる程好きだったの?」
「……はちみつ……林檎?」
やっと口を開いた愛はやはりどこか不安げだ。
「そうだ、はちみつ林檎。これは特別な日に食べるものなんだぞ? 食べてみろ。どれ、特別にこの一番上手く切れているウサギさんをやろう。上手に切れてるんだからな、お尻から食べるんだぞ」
そう言って守樹が愛の口に林檎を放り込むと、シャクシャクと良い音を立てて口いっぱいに頬張った。
咀嚼毎に今まで不安げに揺れていた瞳はうっとりとした表情を浮かべたかと思えば、今度はポロポロと涙を流し始める。
「おわっ! な、なんだよ?」
激しく胸を叩く心臓を落ち着かせる様にそこへ手を当てるマオと、そんな状況でも林檎を食べる手を休めない守樹。
グスグスと鼻を鳴らす愛は、ぎゅっと強く目を閉じる。
「美味しいんだ、とっても。……美味しい。恋にも、食べさせてあげたい」
「……そっか」
――だからって泣く事じゃねぇだろ。
ぶっきらぼうに応えたマオは自身の袖を愛の顔に押し当て、次から次へと溢れてくる涙を拭う。
愛は驚いた様に目を見開きマオを見る。
「なんだよ?」
――生まれて初めて拭いてもらった……。
照れくさいような何とも言えないくすぐったいこの感情を、愛は恥ずかしいと思いそっぽを向いた。
「あっ! てめ! せっかく拭ってやってんのに!」
「……た、頼んでないよ、別に」
「ふうん。そういう事言うならこれはもうお終い」
「あっ!」
「あっ! おいマオ! 私の分は置いておけ!」
取り上げたはちみつ林檎が皿の上で転ぶ。
――良ーい機会だ。日頃の恨みもこれで晴らしてやる。
だがやはり「減給」に負けた。
* * *
――午前零時五十六分
廃墟となったビルの屋上で、美しい満月を背に佇む黒い影は落闇恋のものだ。
恋が自分とは真逆の白い月を見上げた時、スマートフォンがポケットの中で震えた。
夜の静寂の中ではそのバイヴ音さえもよく響く。
恋はスマートフォンを取り出し通話のマークをタップすると、それを耳に当てた。
通話の相手は舞子だ。
仕事の調子はどうか、そう尋ねてきた舞子に対し恋は、自身の足元に転がる頭部の焼かれた身元不明となるであろう男の死体を、冷たい目で見下ろしながら淡白に答えた。
「上々。たった今一人片付けたところ」
死体の頭部は焼かれてから時間が経っていないのだろう、鼻につくような独特の異臭を放っている。
大抵の人間はこの臭いを嫌うが恋はそうではなく、寧ろ「人が死んだ」と実感を得られるから好きだと言う。
電話の向こうで舞子が僅かに笑う。
「じゃあご褒美をあげなくちゃね。恋、何が欲しい?」
「前にあんたがくれたアレが良い」
舞子がクスリと鼻を鳴らした。
「角砂糖? 本当に好きね」
口に入れた瞬間じっとりと溶けだし、舌から広がる甘みは鼻を抜け、ビリビリと電流の様に脳に伝わる。
初めて口にした角砂糖の味がクセになっているようで、仕事の報酬にそれをねだると、恋はそれ以上何も言わず闇夜にその姿を消した。
* * *
「――守樹、起きて」
同時刻、香月探偵事務所では愛が守樹を揺さぶり起こしていた。
二人は愛が来た日から毎晩同じベッドで寝ている。
「……なんだ」
開かない目をそのままに、のそのそと起き上がる。
「恋が……」
守樹の目が開く。
その目に映った愛の顔は恐ろしく綺麗で冷静さに満ちたもので、守樹は思わず息を飲んだ。
愛の目はゆっくりと窓の方へ移され、守樹も視線の先を辿る。
――恋が動くよ……。
美しい満月の夜の事だった。
「守樹サン、コーヒーどうぞ」
守樹が無言でコーヒーに手を伸ばすのを横目に、マオはその正面に自身で用意したカップをそっと置いて腰掛ける。
「――やっぱ依頼少ないねぇ。良い事なんだろうけどさ」
守樹が一口コーヒーを含む。
「明日は?」
マオは首を傾げた。
「明日?」
「何か予定あるのか?」
「ああ、そういう事。ありませんよ、俺も守樹サンも。……営業でも行きますか?」
守樹は何も応えず、またコーヒーを啜る。
――だろうな。言ってみただけだよバーカ。
マオは心の中でそう悪態つきながらカップに口をつけた。
「……明日」
「うん?」
「落闇愛を引き取りに行く」
「そうなの? 俺も行く?」
「一人で構わん」
「じゃあ俺は事務所でお留守番だね……って、え! 落闇愛って、あの落闇愛?」
「大声を出すな。他にどの落闇愛がいると?」
「いやいやいやいや! 何言ってるの守樹サン! 引き取りにって……どうするつもり? ま、まさか復讐……」
「いい加減にしろ。……身元引受け人は大樹だ」
「え、いやいやいや……え? 待って、待って。何がどういう事なの?」
「愛は恋と違って身元引受け人さえいれば直ぐに退院出来るそうだからな。未成年の私では出来んので大樹にさせた。そして香月探偵事務所で面倒を見る事になった」
「何それ俺聞いてない」
「言っていないからな」
「何で黙ってんのさ! 言ってよ……言ってよ!」
マオの悲痛な叫びはいつも届かない。
「香月探偵事務所は人数も少ないからな。人手さえ増えれば仕事も増えるだろう」
「それは所長のひねくれた性格にも原因があるんじゃないかな?」
せめてもの抵抗は「減給」の一言に負けてしまった。
* * *
翌日、午前十一時を回ろうとした時に漸く守樹の身支度が済み、早朝から事務所に来ていた大樹はその姿を視界に捉えると、まるで羽でも生えているかの様に飛び上がる。
「おはよう守樹! 今日もその白いシャツが良く似合うな! あ、もう出発するか? そうだ! 昔みたいに手を繋いで……」
守樹は早々に事務所を出て行った。
「……大樹さん、いってらっしゃい」
「……おう」
* * *
帰宅した守樹が扉を開けた。
大樹の姿が無い事から、直ぐに帰宅を余儀なくされた事を悟る。
――ほ、本当に来やがった!
「…………」
「…………」
「何だお前たち、恋にでも落ちたか?」
「馬鹿言わないで下さい! 俺は何でコイツがこんなに守樹サンにべったりなのか、ドン引きしてるんです! ド・ン・引・きっ! ていうか仮にも命狙われた相手でしょ! なんかもうめちゃくちゃ過ぎて着いていけない……」
指をさして怒鳴り、挙げ句力無く両手で顔を覆ってその場に座り込んだマオに守樹は溜め息を零す。
愛は守樹にべったりとしがみついたまま上目遣いにじっとマオを見つめている。
「何か言えよ!」
「マオ、そう苛々するな。今愛はあまり口をきかないらしい」
「はあ? 何で?」
「恐らく件のショックが大きかったせいだろうな」
「……そっか」
そして突然響いた地鳴りを思わせる音は、愛の腹部からだ。
大きく深い溜め息を吐いたマオは「林檎しか無ぇぞ」と漏らしてキッチンへ足を運ぶ。
「…………」
「愛、座れ」
立ち竦む愛に守樹が声を掛けると愛は一瞬たじろいだ素振りを見せ、おずおずと椅子に腰掛ける守樹のすぐ隣、床にちょこんと小さく座り込んだ。
それを見たマオが「おいおい」と汗を一滴垂らす。
「ったく、お前は。どーこ座ってんだよ! こっちだ、こっち」
首根っこを摘み上げて椅子に移動させるが、どうやら守樹の傍から離された事が気に入らない様でしょんぼりとした表情でじっとテーブルを見つめている。
――クソガキが一匹増えた。しかもマジのガキ。
林檎を切り終えたマオが「ほら」と静かに皿を置く。
「はちみつ林檎!」
きらきらと瞳を輝かせて嬉しそうな声を上げるのは守樹。
「そうですよー、はちみつ林檎ですよー……って、そんなに目輝かせる程好きだったの?」
「……はちみつ……林檎?」
やっと口を開いた愛はやはりどこか不安げだ。
「そうだ、はちみつ林檎。これは特別な日に食べるものなんだぞ? 食べてみろ。どれ、特別にこの一番上手く切れているウサギさんをやろう。上手に切れてるんだからな、お尻から食べるんだぞ」
そう言って守樹が愛の口に林檎を放り込むと、シャクシャクと良い音を立てて口いっぱいに頬張った。
咀嚼毎に今まで不安げに揺れていた瞳はうっとりとした表情を浮かべたかと思えば、今度はポロポロと涙を流し始める。
「おわっ! な、なんだよ?」
激しく胸を叩く心臓を落ち着かせる様にそこへ手を当てるマオと、そんな状況でも林檎を食べる手を休めない守樹。
グスグスと鼻を鳴らす愛は、ぎゅっと強く目を閉じる。
「美味しいんだ、とっても。……美味しい。恋にも、食べさせてあげたい」
「……そっか」
――だからって泣く事じゃねぇだろ。
ぶっきらぼうに応えたマオは自身の袖を愛の顔に押し当て、次から次へと溢れてくる涙を拭う。
愛は驚いた様に目を見開きマオを見る。
「なんだよ?」
――生まれて初めて拭いてもらった……。
照れくさいような何とも言えないくすぐったいこの感情を、愛は恥ずかしいと思いそっぽを向いた。
「あっ! てめ! せっかく拭ってやってんのに!」
「……た、頼んでないよ、別に」
「ふうん。そういう事言うならこれはもうお終い」
「あっ!」
「あっ! おいマオ! 私の分は置いておけ!」
取り上げたはちみつ林檎が皿の上で転ぶ。
――良ーい機会だ。日頃の恨みもこれで晴らしてやる。
だがやはり「減給」に負けた。
* * *
――午前零時五十六分
廃墟となったビルの屋上で、美しい満月を背に佇む黒い影は落闇恋のものだ。
恋が自分とは真逆の白い月を見上げた時、スマートフォンがポケットの中で震えた。
夜の静寂の中ではそのバイヴ音さえもよく響く。
恋はスマートフォンを取り出し通話のマークをタップすると、それを耳に当てた。
通話の相手は舞子だ。
仕事の調子はどうか、そう尋ねてきた舞子に対し恋は、自身の足元に転がる頭部の焼かれた身元不明となるであろう男の死体を、冷たい目で見下ろしながら淡白に答えた。
「上々。たった今一人片付けたところ」
死体の頭部は焼かれてから時間が経っていないのだろう、鼻につくような独特の異臭を放っている。
大抵の人間はこの臭いを嫌うが恋はそうではなく、寧ろ「人が死んだ」と実感を得られるから好きだと言う。
電話の向こうで舞子が僅かに笑う。
「じゃあご褒美をあげなくちゃね。恋、何が欲しい?」
「前にあんたがくれたアレが良い」
舞子がクスリと鼻を鳴らした。
「角砂糖? 本当に好きね」
口に入れた瞬間じっとりと溶けだし、舌から広がる甘みは鼻を抜け、ビリビリと電流の様に脳に伝わる。
初めて口にした角砂糖の味がクセになっているようで、仕事の報酬にそれをねだると、恋はそれ以上何も言わず闇夜にその姿を消した。
* * *
「――守樹、起きて」
同時刻、香月探偵事務所では愛が守樹を揺さぶり起こしていた。
二人は愛が来た日から毎晩同じベッドで寝ている。
「……なんだ」
開かない目をそのままに、のそのそと起き上がる。
「恋が……」
守樹の目が開く。
その目に映った愛の顔は恐ろしく綺麗で冷静さに満ちたもので、守樹は思わず息を飲んだ。
愛の目はゆっくりと窓の方へ移され、守樹も視線の先を辿る。
――恋が動くよ……。
美しい満月の夜の事だった。
0
あなたにおすすめの小説
つまらない妃と呼ばれた日
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢リーシャは政略結婚で王妃に迎えられる。だが国王レオニスの隣には、幼馴染のセレスが“当然”のように立っていた。祝宴の夜、リーシャは国王が「つまらない妃だ」と語る声を聞いてしまい、心を閉ざす。
舞踏会で差し出された手を取らず、王弟アドリアンの助けで踊ったことで、噂は一気に燃え上がる――「王妃は王弟と」「国王の本命は幼馴染」と。
さらに宰相は儀礼と世論を操り、王妃を孤立させる策略を進める。監視の影、届かない贈り物、すり替えられた言葉、そして“白薔薇の香”が事件現場に残る冤罪の罠。
リーシャは微笑を鎧に「今日から、王の隣に立たない」と決めるが、距離を取るほど誤解は確定し、王宮は二人を引き裂いていく。
――つまらない妃とは、いったい誰が作ったのか。真実が露わになった時、失われた“隣”は戻るのか。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる