妖精恋物語

ここは、妖精の国…
この国は、生まれた時から、光の妖精、水の妖精、火の妖精、植物の妖精などなど才能を持って生まれてくる
特に、みんなから尊敬されている恋の妖精は、優秀な妖精しかなれないのだ
まさに神に選ばれし存在!ともいえる

私の名前はユニ
高校1年生 妖精の国にも学校はあるの!
こんな素敵な妖精の国に生まれた私の才能は…
まさかの、なんの種類にも属さないのだ!
こんな事は、妖精の国でも私が初めてらしい
そのせいか私は、毎日大人達に怒られている
私は、私なりに頑張ってるっつーの!!
だーれも、私の気持ちなんか分かってくれない!

?「ユニ~!ユニ~!」

ユニ「あ!ナナ!」

ナナ「もー!探したじゃんかよ~」

この子はナナ
私の大親友!!ナナがいなきゃ私の人生最悪だったよ~!

ユニ「ごめんごめん、どーしたの?」

ナナ「どーしたの?じゃないよ!大変だよ!!」

ユニ「へ?」

ナナ「国王様にアンタ!呼ばれてるよ!!」

ユニ「えぇぇぇぇぇ!?ど、ど、どうしよう…」
妖精の国の神様的存在のあの国王様に私が呼ばれてるの…?
あぁぁぁ!どーしよ!!大人に呼び出されたらろくなことないんだからぁぁぁぁ!!

ナナ「私、見守っとくから!!はやくいっといで!」

ユニ「う、うん!!」


ユニ「あ、あの~ユニです。国王様にお呼ばれしているとお聞きして参りました。」
(おぉ~!!でっかいお城…こんな近くで見たことないよ~!)
兵士「お~ユニか、あの使用人のあとについて行きなさい。」

ユニ「は、はい。」

使用人「こちらです。」

コンコン

使用人「ユニが参りました。」

国王「おぉ~、入りなさい。」

ユニ「失礼します…」

国王「ユニ、まだ才能が分からんのかね?」

ユニ「はい…何もわかんないです。」

国王「そうか…なら、仕方ない」

ユニ「へ?わ、私どーかなっちゃうんですか!?」

国王「そう心配せんでいい。お前は今から人間界に行って、修行してきなさい。」

ユニ「へ?人間界…?今から…?む、無理ですよ~!!」

国王「もぅ、決まった事だからな、しょうがない…それっ!」

国王が「それっ!」っと言った瞬間、私の真下に穴が開き、その穴に私はおちていっている…!

ユニ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ゴン

ユニ「いったぁぁぁい!顔面だよ顔面…」
あ~!!ついてないわ~!!
周りの物がすっごく大きい!机のうえかな?ほんとに来ちゃったんだ…人間界に!!
ん?視線感じるぞ~?どこ?

後ろ振り向くと、男の子が座っていました
こちらをびっくりした様子で見てる。

?「俺疲れてんのかな…?」

えぇぇぇぇぇ!!
私、これからどーなっちゃうのぉぉぉぉ!?



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