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Ver.4.0 ~星々の輝き、揺らめく境界~
ver.4.0-28 成功率はありそうだが
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…ウッドロックオーガの出現エリアと、僕らが狙う石材を掘りだすことが出来るエリアは、だいぶ近いというか、重なっているらしい。
その為、旅は道連れ世は情け…いや、何か違うような気がするけれども、僕等は欲望戦隊と共に向かうことになった。
「しかし、今回はアリスの時のような相手じゃないとはいえ、そううまくいくものなのか?結構大きなモンスターとも聞くが、レイドバトルとかになるんじゃないの?」
「あ、そのあたりは大丈夫じゃよ。レイドボスでもボスモンスターにも該当しないからのぅ」
キャタキャタとキャタピラを回転させ、戦車で先を行く中でふとその疑問をつぶやいたが、鏡面ののじゃロリことアティが回答した。
話によれば、ボスモンスターとかそういう類は体の大きいものが別に該当するという訳でもなく、海とかでもクラーケンとか現実世界のシロナガスクジラのような巨大なモンスターであっても、そのサイズの割には普通のモンスターとして出現することの方が多いようだ。
「体の大きさじゃ、決まらぬのよ。ボスやレイドボスと言ったものになるには、それ相応の力の器が無ければ意味がないのじゃ」
「そういうものなのか」
「へぇ、知らなかったな。よくボスとかに挑むときはあったけど、そう言えば確かに小さな奴もいたような」
「ああ、スモールアントの大群だったような…うう、あの時は女の子のプレイヤーたちが悲鳴を上げていたから、良いところを見せようと出たら」
「実はPKの類をしていた人たちだったらしくて…そういう場所から逃走できるアイテムを使って、逃げられたっけ…」
ははは、と何やら痛い思い出でもあるのかカックウさんやスッケンさんがそう口にする。
なお、PK行為…要はモンスターの押し付けによるプレイヤーを狙って倒す行為に関しては、アルケディア・オンラインでは禁止事項に該当していたりする。
なのでしっかりと運営に後で報告して事実確認も行い、悪質なものだと判断されたら即BANされることもあるのだ。
「だけど、それってPKでもなんでもなかったって相手が言っていたらしいわね。状況を聞くと、どうもお爺ちゃんたちはその時別件でクエストをしていたらしく」
「そのクエストが、褌一丁で踊り狂うやつとか言う訳のわからぬやつじゃったようで…まぁ、戦隊服の下半身褌男の集団って、どう考えてもアウトなやつらじゃから、本当にPK行為だったのか、それとも恐怖で逃げたのか、曖昧になったようじゃな」
「何でそんなクエストがあるの?」
「あー…運営の方で先日の事件でだいぶ変わったが、その中にちょっと面倒な奴もいたようでな、うっかり残ったままじゃったおふざけクエストじゃったようじゃな」
それは運営が悪いような気がする。
しかし、PKまがいをしていた相手の方も微妙のような、そんな変態カーニバル集団みたいなものが出てきた恐怖によるものなら同情もするような‥‥うーん、何とも言えないな。
ツッコミどころが多すぎて放棄したくなっていると、いつの間にか目的地付近に到着していた。
「っと、ここからは徒歩だな。戦車だと欲望戦隊目当てのモンスターが逃げるかもしれないし、足場も悪いから乗り物に乗ると事故が怖いからな」
目当てのウッドロックオーガだが、巨体を誇るのもいれば小さいのもいるらしい。
だが、単体行動という訳でもなく、群れで暮らしていたりするらしいので、誰かが戦車の接近に気が付いて、さっさと逃げる可能性も否定できないだろう。
戦車VS巨大ロボっぽいオーガとの対決…まぁ、それはそれでロマンありそうだが、そこはかとなく負けそうな感じもする。ロロが魔改造を施しまくった船の一部が、そう簡単に壊れるとは思えないが。
「さぁ、待っていろよウッドロックオーガ!!」
「儂らがしっかりと戦隊ものとして、必要な巨大ロボ要素を取り入れるためにも!!」
「ロボとは正確には違うけど、それでもロマンはある!!」
「巨人にのって出撃する様を見せ付けるのだ!!」
「「「「後は普通に、かっこいいところを見せてモテたいからなーーーーーー!!」」」」
「最後で台無し感、凄まじいな」
「えっと、チェックリストで14番と32番にチェックを…」
「いや、他も該当するのぅ」
意気揚々と、意気込みを叫ぶ欲望戦隊。
それとは対照的に僕らは冷めた目で彼らを見るのであった‥‥‥
「そう言えば、どれだけあるの、そのお仕置きチェックリスト」
「全部で300までが、今あるかも」
「最低1からどんどん向上しているのじゃが、やらかすたびに項目が増えるのが大変なんじゃよなぁ」
‥‥‥あ、最初から項目が多いわけでもなかったのか。どれだけやらかしているんだろう、欲望戦隊。
その為、旅は道連れ世は情け…いや、何か違うような気がするけれども、僕等は欲望戦隊と共に向かうことになった。
「しかし、今回はアリスの時のような相手じゃないとはいえ、そううまくいくものなのか?結構大きなモンスターとも聞くが、レイドバトルとかになるんじゃないの?」
「あ、そのあたりは大丈夫じゃよ。レイドボスでもボスモンスターにも該当しないからのぅ」
キャタキャタとキャタピラを回転させ、戦車で先を行く中でふとその疑問をつぶやいたが、鏡面ののじゃロリことアティが回答した。
話によれば、ボスモンスターとかそういう類は体の大きいものが別に該当するという訳でもなく、海とかでもクラーケンとか現実世界のシロナガスクジラのような巨大なモンスターであっても、そのサイズの割には普通のモンスターとして出現することの方が多いようだ。
「体の大きさじゃ、決まらぬのよ。ボスやレイドボスと言ったものになるには、それ相応の力の器が無ければ意味がないのじゃ」
「そういうものなのか」
「へぇ、知らなかったな。よくボスとかに挑むときはあったけど、そう言えば確かに小さな奴もいたような」
「ああ、スモールアントの大群だったような…うう、あの時は女の子のプレイヤーたちが悲鳴を上げていたから、良いところを見せようと出たら」
「実はPKの類をしていた人たちだったらしくて…そういう場所から逃走できるアイテムを使って、逃げられたっけ…」
ははは、と何やら痛い思い出でもあるのかカックウさんやスッケンさんがそう口にする。
なお、PK行為…要はモンスターの押し付けによるプレイヤーを狙って倒す行為に関しては、アルケディア・オンラインでは禁止事項に該当していたりする。
なのでしっかりと運営に後で報告して事実確認も行い、悪質なものだと判断されたら即BANされることもあるのだ。
「だけど、それってPKでもなんでもなかったって相手が言っていたらしいわね。状況を聞くと、どうもお爺ちゃんたちはその時別件でクエストをしていたらしく」
「そのクエストが、褌一丁で踊り狂うやつとか言う訳のわからぬやつじゃったようで…まぁ、戦隊服の下半身褌男の集団って、どう考えてもアウトなやつらじゃから、本当にPK行為だったのか、それとも恐怖で逃げたのか、曖昧になったようじゃな」
「何でそんなクエストがあるの?」
「あー…運営の方で先日の事件でだいぶ変わったが、その中にちょっと面倒な奴もいたようでな、うっかり残ったままじゃったおふざけクエストじゃったようじゃな」
それは運営が悪いような気がする。
しかし、PKまがいをしていた相手の方も微妙のような、そんな変態カーニバル集団みたいなものが出てきた恐怖によるものなら同情もするような‥‥うーん、何とも言えないな。
ツッコミどころが多すぎて放棄したくなっていると、いつの間にか目的地付近に到着していた。
「っと、ここからは徒歩だな。戦車だと欲望戦隊目当てのモンスターが逃げるかもしれないし、足場も悪いから乗り物に乗ると事故が怖いからな」
目当てのウッドロックオーガだが、巨体を誇るのもいれば小さいのもいるらしい。
だが、単体行動という訳でもなく、群れで暮らしていたりするらしいので、誰かが戦車の接近に気が付いて、さっさと逃げる可能性も否定できないだろう。
戦車VS巨大ロボっぽいオーガとの対決…まぁ、それはそれでロマンありそうだが、そこはかとなく負けそうな感じもする。ロロが魔改造を施しまくった船の一部が、そう簡単に壊れるとは思えないが。
「さぁ、待っていろよウッドロックオーガ!!」
「儂らがしっかりと戦隊ものとして、必要な巨大ロボ要素を取り入れるためにも!!」
「ロボとは正確には違うけど、それでもロマンはある!!」
「巨人にのって出撃する様を見せ付けるのだ!!」
「「「「後は普通に、かっこいいところを見せてモテたいからなーーーーーー!!」」」」
「最後で台無し感、凄まじいな」
「えっと、チェックリストで14番と32番にチェックを…」
「いや、他も該当するのぅ」
意気揚々と、意気込みを叫ぶ欲望戦隊。
それとは対照的に僕らは冷めた目で彼らを見るのであった‥‥‥
「そう言えば、どれだけあるの、そのお仕置きチェックリスト」
「全部で300までが、今あるかも」
「最低1からどんどん向上しているのじゃが、やらかすたびに項目が増えるのが大変なんじゃよなぁ」
‥‥‥あ、最初から項目が多いわけでもなかったのか。どれだけやらかしているんだろう、欲望戦隊。
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