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シンデレラが落としたのはガラスの靴・・・ではなくて【side ジーク】
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僕、ジーク・クラウドは恵まれた家庭に生まれた。
世界で1位を争うほどの資産家出身の男女の間に生まれ、必要な教育を受けられたし自分が興味を持ったものは両親が率先して習わせてくれた。とても恵まれていた。
ただ、15歳で飛び級でアメリカの経済専門の大学に通うことになり、本格的に1人での生活が始まると、今まで受けてきた恩恵の代償が分かった。
当時、僕には親同士で婚約の話を出ていた女性がいた。そういう話が出ていただけで、決して本決まりなわけではなく、両親も僕の意志を尊重すると言ってくれた。
我が強い性格が多い女性の中で珍しく彼女は一歩引いてただ穏やかに微笑んでいるような人だった。僕の4歳上で同じ大学に通う人だった。
月に何度かお茶を飲むだけの友達感覚だったが、彼女といると穏やかな気持ちになれたのでとても居心地が良かったのは確かだった。
そんなある日、大学の試験が終わり長期休暇に入る前日、僕は久しぶりに彼女と会う約束をしていた。お互い試験勉強で忙しくなったことと、その時、僕はなるべく親のお金をあてにしないために自分なりにネットビジネスなんかもしていたこともあり、会う時間が取れなかったのだが、ようやく落ち着いたのでやっと会う日取りを決められた。
いつもと同じきれいなガーデンが見える個室のあるカフェに向かうと、顔見知りとなった店員が僕に気付いて
「すでに待ち人いますよ。」
なんて茶化してまで来た。それにはどこか照れくさくなり反応の仕方に困ってしまい、とりあえず笑って流した。
彼女の待つ個室へと向かうと、中で話し声が聞こえた。誰かと電話をしているようだった。まだドアは締め切っているので中にいる彼女は僕に気付いていないだろう。少しだけ漏れる声をより鮮明に聞き取ろうと、マナー違反であると知りながら、そのドアに耳を当てた。
「フフ、いいでしょう?やっぱり、大人しい性格が好みだと思ったのよ。彼、日本が好きだって言ってたし。ヤマトナデシコっていうの。そんなの柄じゃないって思ってたんだけど、ドンピシャだったし、15歳でお子様だからころりと騙されてくれたわ。これで結婚までできれば、働かずに楽ができるわ。それに、容姿も頭脳も最高よ。自慢でしかないわね。」
彼女は誰かに勝ち誇ったように言った。
その言葉に僕は衝撃を受け、ドアを開けずに固まってしまった。
今までの演技だったなんて。僕は騙されていたのか?
僕は何なの?外見にしか、バックグラウンドにしか意味がないの?
多くの疑問が僕の中で浮かび上がっていた。
その瞬間、彼女への興味は失い、彼女に対して抱きかけていた思いの芽はあっさり枯れた。そこに、次に芽がでることはきっとない。
その後、ドアを開けて入った僕は、彼女ともう会わないことを伝えた。これが、最後だ、と。
それから、5年経っても全くそういった方面に興味が持てなかった。かといって、そういう相手がいなかったわけでもなかったが、彼女たちは皆、自分の外見やバックグラウンドだけで近寄ってきているのだと思うと萎えてしまっていた。このまま孤独に生きていくのだと、思っていた。すでに、2歳下の妹が結婚して妊娠までしているから、問題ないだろうとまで考えてしまった。
そのはずだったのに・・・・。
起業をしてから父に付けられた僕の6歳上のリオウ・ヒイラギ、彼の父方の祖父が育った日本、そこに毎年夏に訪れるのはもはや恒例になっていた。彼の父親もまた、僕の父親の第1秘書をしているので、幼い頃から少しだけ面識はあったが、まさか、一緒に仕事をすることになるとは思っていなかった。
いつもは少しの休暇、心身的に休めるために来ていたが、今回は仕事のついでに訪れていた。
日本に入国して2日目の夜、企業との交渉を終えて契約書なんかも入ったバックを持っていたのがいけなかったのか、それとも、日本が安全だと安易に思いボディーガードを少し離していたからなのか、後ろから突進されたかと思ったら鞄が手元になかった。
「Wait!Catch him!」
と叫んでいた。それに即座に動いたのは隣にいたリオウだった。彼は即座に人をかいくぐりながら追いかけ、一瞬遅れて、ボディーガード達も追いかけた。彼らの足は速いのだろうが、人という名の壁が立ちはだかりなかなか相手に追いつけないようだった。
それを見て諦めかけていた時、ビルの間で裏路地のようなスペースになっている場所に入った男が、
「うぎゃ!」
と呻き声を上げて見事に転がった。それも、その声同様にカエルのようにひっくり返った。
それが可笑しくて思わず声が漏れてしまったが、それを気にするものは誰もいなかった。
その後、逆上した男が誰かに向かって拳を振り上げていた。それをすでに追いついたリオウはそのまま蹴り1発で相手をノックアウトしていた。
その路地に入ってすぐ、僕は1人の肩ぐらいのセミロングである黒髪で制服を着た女の子に目を奪われた。
両側に大きな袋を置いて肩かけ鞄を膝に抱えて座っており、顔を背けて目を瞑っていた。その様子を見て、ああ、と先ほどの男が逆上した相手が分かった。それに、彼を転ばせたのも彼女なのだろうと簡単に分かった。その路地には彼女しかいなかった。
彼女の目がこちらに向いてくれないだろうか。彼女がこっちを見るまで彼女の隣を陣取ってじっと彼女を見た。
やっとのことで、彼女がこちらを見た時、僕の心臓は思いっきりはねた。
黒い髪に大きな目、そして、その目を際立たせるようなまつ毛と小さな顔をしていた。鼻は低い方ではあるし唇は少しだけ青くなっているように見えた。
「大丈夫?」
僕は彼女に声をかけていた。
それから少し話しただけだが、僕の心は彼女にすでに彼女にのめり込んでしまった。リオウに忠告されて、警戒心を解こうと試みた。呆れられながらリオウの援護をしてはくれたのだけど、最終的には名前も聞けないまま、彼女は逃げた。
その逃げ方があまりにも華麗で、拍手を送りたくなるほどだった。横目で見たリオウも「素晴らしい。」と賞賛していた。ボディーガードの馬飛びされた男性は悔しげだったが、あえて何も言わないでおこう。あれは彼女が一枚上手だっただけだ。
小さく丸まっていたから、あんなに身長が高いなんて思いもしなかった。僕は180センチだから、10センチも差がなかった気がする。
「彼女、探せる?」
「どうでしょう。これだけ情報がないと難しいかもしれません。」
「そっか。」
そうは言っても、すでにあの子を捕まえるのはすでに僕にとって既定路線になってしまったから、諦めるなんて選択ないんだけどね。こんな風に心躍る感覚はいつぶりだろうか。最近は、ビジネスも軌道に乗り過ぎて暇だったからたまにはこういうのもいいのかもしれない。
あまり、焦らされると暴走するかもだけど。
僕はいつ会えるかもわからない、先ほど一切後ろを振り返らずに華麗に逃げた彼女の後ろ姿を思い浮かべた。
彼女を捕まえる未来を思い浮かべながら彼女が座っていた場所を見ると、何か落ちていた。本のようだが、絵ばかりが描いてあった。論文ばかりを読んでいたから、こういうのは疎かった。
「絵本かな。彼女の物かな?」
僕は拾い上げてパラパラめくりながらリオウに訊くと、彼は
「漫画ですね。結構古いですよ。30年前ぐらいの出版ですから。」
と言った。
「へえ、そうなんだ。」
「彼女の私物かどうかは分かりませんが、可能性は高いのではないでしょうか?彼女が持っていた袋は本が入っていましたし。」
「そうなんだ。さすがの観察眼だね。」
「恐れ入ります。」
リオウの返答に嬉しくなってその漫画なる本を両手に抱えた。リオウが盗まれたバックを持っているから僕の両手は空いていたからちょうど良かった。
「シンデレラはちゃんとガラスの靴を落としてくれたんだ。これは捕まえてってことだよね。」
「その解釈に疑問しかありませんが。落とし物を届ける口実はできましたね。」
「そうだね。」
嬉しくなって頷いただけなのに、リオウは疲れたようにため息を吐いていた。
彼はまだ26歳なのに、疲れているのか年々ため息の回数が多くなっている気がする。
大丈夫だろうか?
まあ、とにかく、待っていてね。
世界で1位を争うほどの資産家出身の男女の間に生まれ、必要な教育を受けられたし自分が興味を持ったものは両親が率先して習わせてくれた。とても恵まれていた。
ただ、15歳で飛び級でアメリカの経済専門の大学に通うことになり、本格的に1人での生活が始まると、今まで受けてきた恩恵の代償が分かった。
当時、僕には親同士で婚約の話を出ていた女性がいた。そういう話が出ていただけで、決して本決まりなわけではなく、両親も僕の意志を尊重すると言ってくれた。
我が強い性格が多い女性の中で珍しく彼女は一歩引いてただ穏やかに微笑んでいるような人だった。僕の4歳上で同じ大学に通う人だった。
月に何度かお茶を飲むだけの友達感覚だったが、彼女といると穏やかな気持ちになれたのでとても居心地が良かったのは確かだった。
そんなある日、大学の試験が終わり長期休暇に入る前日、僕は久しぶりに彼女と会う約束をしていた。お互い試験勉強で忙しくなったことと、その時、僕はなるべく親のお金をあてにしないために自分なりにネットビジネスなんかもしていたこともあり、会う時間が取れなかったのだが、ようやく落ち着いたのでやっと会う日取りを決められた。
いつもと同じきれいなガーデンが見える個室のあるカフェに向かうと、顔見知りとなった店員が僕に気付いて
「すでに待ち人いますよ。」
なんて茶化してまで来た。それにはどこか照れくさくなり反応の仕方に困ってしまい、とりあえず笑って流した。
彼女の待つ個室へと向かうと、中で話し声が聞こえた。誰かと電話をしているようだった。まだドアは締め切っているので中にいる彼女は僕に気付いていないだろう。少しだけ漏れる声をより鮮明に聞き取ろうと、マナー違反であると知りながら、そのドアに耳を当てた。
「フフ、いいでしょう?やっぱり、大人しい性格が好みだと思ったのよ。彼、日本が好きだって言ってたし。ヤマトナデシコっていうの。そんなの柄じゃないって思ってたんだけど、ドンピシャだったし、15歳でお子様だからころりと騙されてくれたわ。これで結婚までできれば、働かずに楽ができるわ。それに、容姿も頭脳も最高よ。自慢でしかないわね。」
彼女は誰かに勝ち誇ったように言った。
その言葉に僕は衝撃を受け、ドアを開けずに固まってしまった。
今までの演技だったなんて。僕は騙されていたのか?
僕は何なの?外見にしか、バックグラウンドにしか意味がないの?
多くの疑問が僕の中で浮かび上がっていた。
その瞬間、彼女への興味は失い、彼女に対して抱きかけていた思いの芽はあっさり枯れた。そこに、次に芽がでることはきっとない。
その後、ドアを開けて入った僕は、彼女ともう会わないことを伝えた。これが、最後だ、と。
それから、5年経っても全くそういった方面に興味が持てなかった。かといって、そういう相手がいなかったわけでもなかったが、彼女たちは皆、自分の外見やバックグラウンドだけで近寄ってきているのだと思うと萎えてしまっていた。このまま孤独に生きていくのだと、思っていた。すでに、2歳下の妹が結婚して妊娠までしているから、問題ないだろうとまで考えてしまった。
そのはずだったのに・・・・。
起業をしてから父に付けられた僕の6歳上のリオウ・ヒイラギ、彼の父方の祖父が育った日本、そこに毎年夏に訪れるのはもはや恒例になっていた。彼の父親もまた、僕の父親の第1秘書をしているので、幼い頃から少しだけ面識はあったが、まさか、一緒に仕事をすることになるとは思っていなかった。
いつもは少しの休暇、心身的に休めるために来ていたが、今回は仕事のついでに訪れていた。
日本に入国して2日目の夜、企業との交渉を終えて契約書なんかも入ったバックを持っていたのがいけなかったのか、それとも、日本が安全だと安易に思いボディーガードを少し離していたからなのか、後ろから突進されたかと思ったら鞄が手元になかった。
「Wait!Catch him!」
と叫んでいた。それに即座に動いたのは隣にいたリオウだった。彼は即座に人をかいくぐりながら追いかけ、一瞬遅れて、ボディーガード達も追いかけた。彼らの足は速いのだろうが、人という名の壁が立ちはだかりなかなか相手に追いつけないようだった。
それを見て諦めかけていた時、ビルの間で裏路地のようなスペースになっている場所に入った男が、
「うぎゃ!」
と呻き声を上げて見事に転がった。それも、その声同様にカエルのようにひっくり返った。
それが可笑しくて思わず声が漏れてしまったが、それを気にするものは誰もいなかった。
その後、逆上した男が誰かに向かって拳を振り上げていた。それをすでに追いついたリオウはそのまま蹴り1発で相手をノックアウトしていた。
その路地に入ってすぐ、僕は1人の肩ぐらいのセミロングである黒髪で制服を着た女の子に目を奪われた。
両側に大きな袋を置いて肩かけ鞄を膝に抱えて座っており、顔を背けて目を瞑っていた。その様子を見て、ああ、と先ほどの男が逆上した相手が分かった。それに、彼を転ばせたのも彼女なのだろうと簡単に分かった。その路地には彼女しかいなかった。
彼女の目がこちらに向いてくれないだろうか。彼女がこっちを見るまで彼女の隣を陣取ってじっと彼女を見た。
やっとのことで、彼女がこちらを見た時、僕の心臓は思いっきりはねた。
黒い髪に大きな目、そして、その目を際立たせるようなまつ毛と小さな顔をしていた。鼻は低い方ではあるし唇は少しだけ青くなっているように見えた。
「大丈夫?」
僕は彼女に声をかけていた。
それから少し話しただけだが、僕の心は彼女にすでに彼女にのめり込んでしまった。リオウに忠告されて、警戒心を解こうと試みた。呆れられながらリオウの援護をしてはくれたのだけど、最終的には名前も聞けないまま、彼女は逃げた。
その逃げ方があまりにも華麗で、拍手を送りたくなるほどだった。横目で見たリオウも「素晴らしい。」と賞賛していた。ボディーガードの馬飛びされた男性は悔しげだったが、あえて何も言わないでおこう。あれは彼女が一枚上手だっただけだ。
小さく丸まっていたから、あんなに身長が高いなんて思いもしなかった。僕は180センチだから、10センチも差がなかった気がする。
「彼女、探せる?」
「どうでしょう。これだけ情報がないと難しいかもしれません。」
「そっか。」
そうは言っても、すでにあの子を捕まえるのはすでに僕にとって既定路線になってしまったから、諦めるなんて選択ないんだけどね。こんな風に心躍る感覚はいつぶりだろうか。最近は、ビジネスも軌道に乗り過ぎて暇だったからたまにはこういうのもいいのかもしれない。
あまり、焦らされると暴走するかもだけど。
僕はいつ会えるかもわからない、先ほど一切後ろを振り返らずに華麗に逃げた彼女の後ろ姿を思い浮かべた。
彼女を捕まえる未来を思い浮かべながら彼女が座っていた場所を見ると、何か落ちていた。本のようだが、絵ばかりが描いてあった。論文ばかりを読んでいたから、こういうのは疎かった。
「絵本かな。彼女の物かな?」
僕は拾い上げてパラパラめくりながらリオウに訊くと、彼は
「漫画ですね。結構古いですよ。30年前ぐらいの出版ですから。」
と言った。
「へえ、そうなんだ。」
「彼女の私物かどうかは分かりませんが、可能性は高いのではないでしょうか?彼女が持っていた袋は本が入っていましたし。」
「そうなんだ。さすがの観察眼だね。」
「恐れ入ります。」
リオウの返答に嬉しくなってその漫画なる本を両手に抱えた。リオウが盗まれたバックを持っているから僕の両手は空いていたからちょうど良かった。
「シンデレラはちゃんとガラスの靴を落としてくれたんだ。これは捕まえてってことだよね。」
「その解釈に疑問しかありませんが。落とし物を届ける口実はできましたね。」
「そうだね。」
嬉しくなって頷いただけなのに、リオウは疲れたようにため息を吐いていた。
彼はまだ26歳なのに、疲れているのか年々ため息の回数が多くなっている気がする。
大丈夫だろうか?
まあ、とにかく、待っていてね。
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