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焼き芋をしよう
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秋の行事といえば、紅葉狩りや栗拾いを思いつく人が多いだろう。私はどちらも行ったことはないし、栗は小学校の時に給食で出た栗ご飯ぐらいしか食べたことがなかった。
最近、秋が深まってきてもうすぐ冬に差し掛かろうとしていた。
「そうだ、サツマイモをもらったから焼き芋しよう。」
仕事中になんだか難しい顔で考え事をしていたジークがテーブルを叩いて立ち上がり宣言したのだ。
何の関係もなく、前置きなく発せられたそれに動揺せず、リオウは彼にプリントの束を渡して微笑んでいた。
「ええ、これが終われば好きにしていただいていいですよ。」
その顔は般若のように見えた。笑っているのに、そんな迫力を感じた。
この1か月半ほどジークとリオウと同じ空間にいて分かったことは、なんだかんだ言いながらも、リオウはジークの提案に対して決してノーとは言わないことだった。彼はジーク絶対主義的な部分があるから納得はできるが、普段は注意もするし警告もしていた。しかし、最後には彼のことを許してしまう、まるで、兄のようだった。訊けば年は6歳差らしい。
「あの、サツマイモをもらったって誰にですか?」
「そこ今は言わなくていいですよ、郁美さん。」
「はいっ!すみません。」
気になったので尋ねてみれば、リオウがこちらに振り返って表面上は通常運転を装っていたが、顔だけで十分迫力があるのに、言葉は丁寧だけど、キレかけているのでは、と勘違いしそうなほど怒気が含まれており、私はすぐに謝りパソコンに集中した。そんな中でも目をキラキラさせてこちらを見るジークは強者だと思う。
しかし、今回はまずいと思ったのか、リオウに睨まれてからはジークも真面目に資料を確認して印鑑を押したりリオウに意見を言ったりしていた。今時電子印が流行りだったが、彼らは電子で見ると目が疲れるとかいう理由で資料は全てペーパー確認だった。
ノーペーパーで環境に配慮した行動には適していないだろうが、仕方ないだろう。パソコンの画面から発せられるブルーライトは目に悪影響があるらしいから、健康面を考えるなら彼らのような働き方の方がいいのだろう。
やっと、ひと段落して時計を見ればすでに夕方になっていた。夕飯まで小一時間程度だったのだが、ジークは焼き芋をする気満々だったようで、終わるなり私の腕を掴んで引っ張り部屋を出た。
私はこけそうになりながらも何とか彼について行くとダイニングには、待ってました!、とばかりに、先日私が渡した、すでにお気に入りとなり毎日のように着ている、セーターを着た紘一と静江、が段ボール一杯に入ったアルミホイルに包まれたサツマイモを持ってスタンバイをしていた
「用意できた?」
「ええ、すでに準備をしてあります。火はまだですが、行きましょう。」
紘一の言葉にジークは嬉しそうに笑った。
焼き芋がそんなに好きなの?
彼が焼き芋を頬張っているところを想像して、少し笑ってしまった。
「何?」
「ごめんなさい。何となく、ミスマッチだと思いまして。」
「何が?」
「ジークさんと焼き芋が。」
「そう?まあ、実は僕も初めてなんだけど。今回はこの国に長くいられるから彼らに秋の行事らしいことがないか訊いたら用意してくれたんだよ。」
「そうなんですか?」
意外だった。確かに、1週間とかしか滞在しないとは聞いていたが、季節らしいことを好むとは思っていなかった。彼が規格外のお金持ちということは何となく察していたから、そういう人は季節関係なく自分のしたいときにしたいことをする人ばかりだと思っていた。しかし、その風流を大事にする人だと分かってホッとした。
?ホッとした?何で?
「ああ、そうだよ。さあ、行こう。郁美は焼き芋したことある?」
「いいえ、ありません。秋は読書に励んでいました。」
「それ、オールシーズンじゃないの?」
「まあ、そうですね。」
ハハッ
私はおかしくて笑ってしまった。
さっき感じた違和感などどこかに行ってしまったほどに、どことなく馬鹿らしい彼との会話が面白かった。
「ほら、入れますよ。」
ドラム缶の中に藁が敷かれていてそこにアルミに包まれたサツマイモを入れていたところにやって来た私たちに静江が言った。彼女の手伝いで私も入れさせてもらい、じっくりとイモが柔らかくなるのを待った。
寒いのでダウンだけを取りに行ってきこんでから、再度戻ったが、まだイモは焼けていないらしい。
「結構かかるんですね。」
「そうよ。さて、私は夕飯の準備をしてくるわ。今日はそこで食べましょう。」
彼女が示したのは、この裏庭を一望できる縁側だった。
リオウはすでに座っており、紘一に出されたのか湯飲みを持っていた。すでにおじいちゃん化しているし、黒髪だからか、背後の雰囲気とぴったりだった。
文句は言いたそうだったが、結局一番和んで楽しんでいるのは彼だったのかもしれない。
私は苦笑して、
「私も手伝います。」
とキッチンに向かう静江に言った。すると、彼女は一瞬ジークの方を見た気がしたけど、本当に一瞬だったので分からなかったが、すぐに笑みを浮かべて頷いた。
「じゃあ、まずは大根の皮むきからお願いね。」
彼女に手を引かれながらキッチンに向かった。
夕飯の献立は栗ご飯、玄米使用、あとは大根としめじのお味噌汁と鯖の塩焼き、あとは副菜でインゲンの白和えだった。
これにサツマイモ、焼き芋を加えるので、豪華な秋の味覚大集合の食事となった。
それらを縁側に運ぶとちょうど焼き芋が出来上がったようで、その焼き芋たちを回収した紘一とジークが戻って来た。
「郁美、焼き芋できたよ。」
ジークはお皿に盛られた大量の焼き芋を見せながら嬉しそうに言った。
おおー。
私はそのドドンとした姿に感動した。嬉しいというよりも感心の方が強かった。
そんな反応にクスクスと周りに笑われてしまったが、そんなそう思ったのだから仕方がない。
「今日は秋のものばかりですね。」
リオウは並んだ食事を見て嬉しそうだった。
今日だけは特別だと、紘一と静江も一緒に食卓を囲み、皆で美味しい、美味しいと言いながら食べた。
その縁側からは紅葉した山も見えるので、私にとっては秋を全てこの日に満喫した気分だった。
秋の肌寒さから息が白くなるほどの寒さに落ち込むまでそう時間はかからないだろう。
ジークらはいずれこの国を出る。
いや、こんなに長い期間の滞在は初めてだと言っていたから今が異常なのだろう。
あと、どれくらい彼らとこんな穏やかで楽しい日常を過ごせるだろうか。
最近はそればかりがふとした拍子に頭を過るのだが、散っていくしかない紅葉と消えていく藁から出ている煙を見ていてそんな思いが強くなった。
最近、秋が深まってきてもうすぐ冬に差し掛かろうとしていた。
「そうだ、サツマイモをもらったから焼き芋しよう。」
仕事中になんだか難しい顔で考え事をしていたジークがテーブルを叩いて立ち上がり宣言したのだ。
何の関係もなく、前置きなく発せられたそれに動揺せず、リオウは彼にプリントの束を渡して微笑んでいた。
「ええ、これが終われば好きにしていただいていいですよ。」
その顔は般若のように見えた。笑っているのに、そんな迫力を感じた。
この1か月半ほどジークとリオウと同じ空間にいて分かったことは、なんだかんだ言いながらも、リオウはジークの提案に対して決してノーとは言わないことだった。彼はジーク絶対主義的な部分があるから納得はできるが、普段は注意もするし警告もしていた。しかし、最後には彼のことを許してしまう、まるで、兄のようだった。訊けば年は6歳差らしい。
「あの、サツマイモをもらったって誰にですか?」
「そこ今は言わなくていいですよ、郁美さん。」
「はいっ!すみません。」
気になったので尋ねてみれば、リオウがこちらに振り返って表面上は通常運転を装っていたが、顔だけで十分迫力があるのに、言葉は丁寧だけど、キレかけているのでは、と勘違いしそうなほど怒気が含まれており、私はすぐに謝りパソコンに集中した。そんな中でも目をキラキラさせてこちらを見るジークは強者だと思う。
しかし、今回はまずいと思ったのか、リオウに睨まれてからはジークも真面目に資料を確認して印鑑を押したりリオウに意見を言ったりしていた。今時電子印が流行りだったが、彼らは電子で見ると目が疲れるとかいう理由で資料は全てペーパー確認だった。
ノーペーパーで環境に配慮した行動には適していないだろうが、仕方ないだろう。パソコンの画面から発せられるブルーライトは目に悪影響があるらしいから、健康面を考えるなら彼らのような働き方の方がいいのだろう。
やっと、ひと段落して時計を見ればすでに夕方になっていた。夕飯まで小一時間程度だったのだが、ジークは焼き芋をする気満々だったようで、終わるなり私の腕を掴んで引っ張り部屋を出た。
私はこけそうになりながらも何とか彼について行くとダイニングには、待ってました!、とばかりに、先日私が渡した、すでにお気に入りとなり毎日のように着ている、セーターを着た紘一と静江、が段ボール一杯に入ったアルミホイルに包まれたサツマイモを持ってスタンバイをしていた
「用意できた?」
「ええ、すでに準備をしてあります。火はまだですが、行きましょう。」
紘一の言葉にジークは嬉しそうに笑った。
焼き芋がそんなに好きなの?
彼が焼き芋を頬張っているところを想像して、少し笑ってしまった。
「何?」
「ごめんなさい。何となく、ミスマッチだと思いまして。」
「何が?」
「ジークさんと焼き芋が。」
「そう?まあ、実は僕も初めてなんだけど。今回はこの国に長くいられるから彼らに秋の行事らしいことがないか訊いたら用意してくれたんだよ。」
「そうなんですか?」
意外だった。確かに、1週間とかしか滞在しないとは聞いていたが、季節らしいことを好むとは思っていなかった。彼が規格外のお金持ちということは何となく察していたから、そういう人は季節関係なく自分のしたいときにしたいことをする人ばかりだと思っていた。しかし、その風流を大事にする人だと分かってホッとした。
?ホッとした?何で?
「ああ、そうだよ。さあ、行こう。郁美は焼き芋したことある?」
「いいえ、ありません。秋は読書に励んでいました。」
「それ、オールシーズンじゃないの?」
「まあ、そうですね。」
ハハッ
私はおかしくて笑ってしまった。
さっき感じた違和感などどこかに行ってしまったほどに、どことなく馬鹿らしい彼との会話が面白かった。
「ほら、入れますよ。」
ドラム缶の中に藁が敷かれていてそこにアルミに包まれたサツマイモを入れていたところにやって来た私たちに静江が言った。彼女の手伝いで私も入れさせてもらい、じっくりとイモが柔らかくなるのを待った。
寒いのでダウンだけを取りに行ってきこんでから、再度戻ったが、まだイモは焼けていないらしい。
「結構かかるんですね。」
「そうよ。さて、私は夕飯の準備をしてくるわ。今日はそこで食べましょう。」
彼女が示したのは、この裏庭を一望できる縁側だった。
リオウはすでに座っており、紘一に出されたのか湯飲みを持っていた。すでにおじいちゃん化しているし、黒髪だからか、背後の雰囲気とぴったりだった。
文句は言いたそうだったが、結局一番和んで楽しんでいるのは彼だったのかもしれない。
私は苦笑して、
「私も手伝います。」
とキッチンに向かう静江に言った。すると、彼女は一瞬ジークの方を見た気がしたけど、本当に一瞬だったので分からなかったが、すぐに笑みを浮かべて頷いた。
「じゃあ、まずは大根の皮むきからお願いね。」
彼女に手を引かれながらキッチンに向かった。
夕飯の献立は栗ご飯、玄米使用、あとは大根としめじのお味噌汁と鯖の塩焼き、あとは副菜でインゲンの白和えだった。
これにサツマイモ、焼き芋を加えるので、豪華な秋の味覚大集合の食事となった。
それらを縁側に運ぶとちょうど焼き芋が出来上がったようで、その焼き芋たちを回収した紘一とジークが戻って来た。
「郁美、焼き芋できたよ。」
ジークはお皿に盛られた大量の焼き芋を見せながら嬉しそうに言った。
おおー。
私はそのドドンとした姿に感動した。嬉しいというよりも感心の方が強かった。
そんな反応にクスクスと周りに笑われてしまったが、そんなそう思ったのだから仕方がない。
「今日は秋のものばかりですね。」
リオウは並んだ食事を見て嬉しそうだった。
今日だけは特別だと、紘一と静江も一緒に食卓を囲み、皆で美味しい、美味しいと言いながら食べた。
その縁側からは紅葉した山も見えるので、私にとっては秋を全てこの日に満喫した気分だった。
秋の肌寒さから息が白くなるほどの寒さに落ち込むまでそう時間はかからないだろう。
ジークらはいずれこの国を出る。
いや、こんなに長い期間の滞在は初めてだと言っていたから今が異常なのだろう。
あと、どれくらい彼らとこんな穏やかで楽しい日常を過ごせるだろうか。
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