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夢
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白い闇の中にいた。自分の体すら見え難い程の白い闇。何故だか分からないがコレが夢の中だという事だけは理解していた。
『よぉ。』
気さくに呼ばれて振り向くが人の姿はない。正確には人らしき薄い灰色のシルエットだけが見えていた。
「えっと、どちら様?」
『ははは! まさかお前に自己紹介が必要だとは思わなかったよ。』
男は俺の問いに笑っていた。姿も見えないはずなのに何故だか俺はソイツが男だと分かっていた。
『奴隷を買ったんだな。大事にしてやれよ。』
「誰だか知らないが、言われなくてもそうするよ。ローンもしてるしね。」
そりゃそうだと男は言い、くくくっと笑い声を出す。
『ハーフエルフの子・・・』
男は声のトーンを下げ、真面目そうに話し始める。
『あの子は特に注意して見ておくんだな。何かあったらすぐ分かるようにね。』
「何かって何だよ。」
俺の問いには答えずに男は続ける。
『何にも無ければソレはソレで良い。何かあればソレは俺のせいだからな。俺の代わりに力になってやってくれ。』
「もし、アンタのせいで問題が起こるなら自分で何とかしてやれよ。」
自分の不始末を人にやらせるとは、ふてぶてしいヤツだ。
『ははっ。その通りなんだけどね。生憎、今の俺じゃ無理そうだ。だから代わりに頼むよ。まぁ、その時はきっとデビちゃんが助けになってくれると思うよ。』
あれ?確かデビちゃんって呼び方するのは俺の他にいたってデビちゃんが言ってたよな。千年ぶりだって・・・
『アイツは表に出さないと思うが、ずっと傷付いてきたと思うんだ。なんせ千年の間、恋金術士達を見送り続けてきたのだからな。だからデビちゃんの事も宜しく頼むな。』
「おい、アンタまさか千年前の・・・」
『それと1つだけアドバイスだ。恋金魔法は使い続けて成長させておけよ。今はあまり使い道の無い魔法ばかりだが、いずれ助けになるだろう。おっと、そろそろ時間だから行くわ。じゃあな。また会おう兄弟。』
「おい! ちょっと待っ・・・」
「ご主人様!!」
急に大きな声に呼ばれて俺はハッと目をさます。
「あぁ・・・リエルか。おはよう。」
「おはようございます。すみません起こしてしまいまして。中々起きて来なかったので起こしに来たら凄くうなされていまして。何か悪い夢でも見たのですか?」
指摘されて初めて自分の全身が汗びっしょりなのに気付く。
「うーん・・・何か大事な夢を見ていた気がするんだけど、あんまり覚えてないなぁ。誰かにリエルの事を言われた気がするんだけど・・・」
「わ、私ですか?」
「まぁ、思い出せないものはしょうがない。夢なんてそんなもんだしね。朝食にしようか。キナは起きてる?」
「はい。既にお腹をグーグー言わせてます。」
ふふっと笑う彼女に着替えてから食堂に行くと伝え、下で待ってもらう事にした。
「ご主人、おそ~い!」
食堂に降りて行くと俺を発見したキナに抗議される。
「こらキナ! 挨拶が先でしょ?」
「うっ、ご主人おはようです。そして遅いよー。もうお腹ペコペコだよー。」
「すみませんご主人様。キナはあまり言葉遣いがなっていなくて・・・」
リエルが申し訳なさそうに謝ってくる。
「あぁ、別に気にしてないよ。キナ、待たせてスマンな。朝食にしようか。」
宿屋のナイラさんに朝食を3人分持ってきてもらう。
そして朝食を食べようとしたが、二人は椅子に座らずに俺の後ろで控えていた。
「ん? 座って食べないのか?」
「私達は奴隷なので、ご主人様が食べ終わった後に食べます。 それに食べ物を頂けるだけでも十分ですので。」
そうは言っても後ろで見られていると食べづらい。
それに二人とも昨日は宿に来るなり、夕飯も取らずに眠ってしまったので相当お腹が空いてるはずだ。
「あ~。俺の故郷ではそんな風習は無いから一緒に食べよう。」
「宜しいのでしょうか?」
「あぁ。それにキナがさっきから床にヨダレを垂らしまくっててナイラさんが怖い顔になってきている・・・」
許可を出し、二人を席に座らせる。
「わーい。ごっはん♪ ごっはん♪」
「それじゃあ、食べようか。いただきます。」
「「いただきます?」」
二人は俺の言葉の意味が分からなかったみたいで疑問に思ったみたいだ。
「あぁー。俺の故郷の言葉でな。食べる前に言う言葉なんだ。俺達は色んな命を頂いて命を繋げていくから感謝の気持ちで言う言葉だ。」
「へー。ご主人の故郷は変わっているね。でも何か良いね。」
「素敵な風習ですね。是非、毎回しましょう。」
「それじゃあ、改めて。」
三人はそれぞれ手を合わせる。
「「「いただきます。」」」
朝食を食べ終わってから、部屋に戻り【貨幣創造】でお金を作る。借金がある身なので少しでも稼いでおきたい。なんせローンが払えなければ死んでしまうのだから。
そんな訳で早速二人にも仕事を手伝ってもらおうと服を着替えた後、三人でギルドに来ていた。
「おはようございます。」
「おはようございますユウジさん。」
「よう。ユウジ。」
いつも通りフランさんとポドに出迎えられる。
「予想通り、奴隷を買ったみたいだな。そろそろ1人じゃ危ないから丁度良いが、良くこんなベッピンさんを二人も買えたな? そこまで稼いでたようには思えなかったが・・・」
「あぁ、実は大分無茶をして借金してるんだ。色々事情があってね。白狼の子がキナでハーフエルフがリエルだ。二人とも、こちらは世話になっているフランさんとポドだよ。」
お互い、それぞれ挨拶してもらった。
「それでユウジさん。この二人も冒険者登録を?」
「はい、そのつもりです。登録お願いできますか?」
「分かりました。それと遅くなって申し訳ありませんが、ユウジさんも常駐依頼を沢山こなして頂いたので1ランクアップできます。ついでにしておきましょうか。」
フランさんに言われ銅のプレートを返却し、鉄のプレートをもらった。
二人も登録が終わり銅のプレートを貰っていた。
「ご主人様、お待たせしました。登録章を頂いてきました!」
リエルは嬉しそうに登録章を近付けて見せてくる。あまりの近さに柔らかい物が体に触れる。
「うーん・・・Bかな・・・」
「違いますよご主人様。銅のプレートだからEに決まってるじゃないですか。」
「あっ! そうだよね。何言っているんだろ俺は・・・ははは・・・」
うっかりと口に出してしまっていたらしく、リエルが勘違いしてくれて助かった。
リエルの後ろでは俺の発言に気づいたポドが声を殺しながら笑っていた。
『よぉ。』
気さくに呼ばれて振り向くが人の姿はない。正確には人らしき薄い灰色のシルエットだけが見えていた。
「えっと、どちら様?」
『ははは! まさかお前に自己紹介が必要だとは思わなかったよ。』
男は俺の問いに笑っていた。姿も見えないはずなのに何故だか俺はソイツが男だと分かっていた。
『奴隷を買ったんだな。大事にしてやれよ。』
「誰だか知らないが、言われなくてもそうするよ。ローンもしてるしね。」
そりゃそうだと男は言い、くくくっと笑い声を出す。
『ハーフエルフの子・・・』
男は声のトーンを下げ、真面目そうに話し始める。
『あの子は特に注意して見ておくんだな。何かあったらすぐ分かるようにね。』
「何かって何だよ。」
俺の問いには答えずに男は続ける。
『何にも無ければソレはソレで良い。何かあればソレは俺のせいだからな。俺の代わりに力になってやってくれ。』
「もし、アンタのせいで問題が起こるなら自分で何とかしてやれよ。」
自分の不始末を人にやらせるとは、ふてぶてしいヤツだ。
『ははっ。その通りなんだけどね。生憎、今の俺じゃ無理そうだ。だから代わりに頼むよ。まぁ、その時はきっとデビちゃんが助けになってくれると思うよ。』
あれ?確かデビちゃんって呼び方するのは俺の他にいたってデビちゃんが言ってたよな。千年ぶりだって・・・
『アイツは表に出さないと思うが、ずっと傷付いてきたと思うんだ。なんせ千年の間、恋金術士達を見送り続けてきたのだからな。だからデビちゃんの事も宜しく頼むな。』
「おい、アンタまさか千年前の・・・」
『それと1つだけアドバイスだ。恋金魔法は使い続けて成長させておけよ。今はあまり使い道の無い魔法ばかりだが、いずれ助けになるだろう。おっと、そろそろ時間だから行くわ。じゃあな。また会おう兄弟。』
「おい! ちょっと待っ・・・」
「ご主人様!!」
急に大きな声に呼ばれて俺はハッと目をさます。
「あぁ・・・リエルか。おはよう。」
「おはようございます。すみません起こしてしまいまして。中々起きて来なかったので起こしに来たら凄くうなされていまして。何か悪い夢でも見たのですか?」
指摘されて初めて自分の全身が汗びっしょりなのに気付く。
「うーん・・・何か大事な夢を見ていた気がするんだけど、あんまり覚えてないなぁ。誰かにリエルの事を言われた気がするんだけど・・・」
「わ、私ですか?」
「まぁ、思い出せないものはしょうがない。夢なんてそんなもんだしね。朝食にしようか。キナは起きてる?」
「はい。既にお腹をグーグー言わせてます。」
ふふっと笑う彼女に着替えてから食堂に行くと伝え、下で待ってもらう事にした。
「ご主人、おそ~い!」
食堂に降りて行くと俺を発見したキナに抗議される。
「こらキナ! 挨拶が先でしょ?」
「うっ、ご主人おはようです。そして遅いよー。もうお腹ペコペコだよー。」
「すみませんご主人様。キナはあまり言葉遣いがなっていなくて・・・」
リエルが申し訳なさそうに謝ってくる。
「あぁ、別に気にしてないよ。キナ、待たせてスマンな。朝食にしようか。」
宿屋のナイラさんに朝食を3人分持ってきてもらう。
そして朝食を食べようとしたが、二人は椅子に座らずに俺の後ろで控えていた。
「ん? 座って食べないのか?」
「私達は奴隷なので、ご主人様が食べ終わった後に食べます。 それに食べ物を頂けるだけでも十分ですので。」
そうは言っても後ろで見られていると食べづらい。
それに二人とも昨日は宿に来るなり、夕飯も取らずに眠ってしまったので相当お腹が空いてるはずだ。
「あ~。俺の故郷ではそんな風習は無いから一緒に食べよう。」
「宜しいのでしょうか?」
「あぁ。それにキナがさっきから床にヨダレを垂らしまくっててナイラさんが怖い顔になってきている・・・」
許可を出し、二人を席に座らせる。
「わーい。ごっはん♪ ごっはん♪」
「それじゃあ、食べようか。いただきます。」
「「いただきます?」」
二人は俺の言葉の意味が分からなかったみたいで疑問に思ったみたいだ。
「あぁー。俺の故郷の言葉でな。食べる前に言う言葉なんだ。俺達は色んな命を頂いて命を繋げていくから感謝の気持ちで言う言葉だ。」
「へー。ご主人の故郷は変わっているね。でも何か良いね。」
「素敵な風習ですね。是非、毎回しましょう。」
「それじゃあ、改めて。」
三人はそれぞれ手を合わせる。
「「「いただきます。」」」
朝食を食べ終わってから、部屋に戻り【貨幣創造】でお金を作る。借金がある身なので少しでも稼いでおきたい。なんせローンが払えなければ死んでしまうのだから。
そんな訳で早速二人にも仕事を手伝ってもらおうと服を着替えた後、三人でギルドに来ていた。
「おはようございます。」
「おはようございますユウジさん。」
「よう。ユウジ。」
いつも通りフランさんとポドに出迎えられる。
「予想通り、奴隷を買ったみたいだな。そろそろ1人じゃ危ないから丁度良いが、良くこんなベッピンさんを二人も買えたな? そこまで稼いでたようには思えなかったが・・・」
「あぁ、実は大分無茶をして借金してるんだ。色々事情があってね。白狼の子がキナでハーフエルフがリエルだ。二人とも、こちらは世話になっているフランさんとポドだよ。」
お互い、それぞれ挨拶してもらった。
「それでユウジさん。この二人も冒険者登録を?」
「はい、そのつもりです。登録お願いできますか?」
「分かりました。それと遅くなって申し訳ありませんが、ユウジさんも常駐依頼を沢山こなして頂いたので1ランクアップできます。ついでにしておきましょうか。」
フランさんに言われ銅のプレートを返却し、鉄のプレートをもらった。
二人も登録が終わり銅のプレートを貰っていた。
「ご主人様、お待たせしました。登録章を頂いてきました!」
リエルは嬉しそうに登録章を近付けて見せてくる。あまりの近さに柔らかい物が体に触れる。
「うーん・・・Bかな・・・」
「違いますよご主人様。銅のプレートだからEに決まってるじゃないですか。」
「あっ! そうだよね。何言っているんだろ俺は・・・ははは・・・」
うっかりと口に出してしまっていたらしく、リエルが勘違いしてくれて助かった。
リエルの後ろでは俺の発言に気づいたポドが声を殺しながら笑っていた。
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