22 / 43
ゴブリン
しおりを挟む
「さてと、倒したのは良いけどどうしようかな・・・」
目の前に横たわる3匹のフォレストウルフを見て考える。
まぁ、実際には倒したのは二人だけどね。
フォレストウルフは大型犬より一回りの大きいので運ぶには苦労しそうだ。
「ご主人様、フォレストウルフの毛皮は丈夫で重宝されますし、牙や魔石も売れますから持ち帰るのが良いと思いますよ。」
「ご主人、一応【解体】のスキルがあるから普通より上手に解体できるけど、水場も無いしレベルも低いから本職の人よりかは品質が落ちると思うの。高く売りたいなら、このまま運ぶのが良いと思う。」
「うーん。やっぱそうなるよね。よし! 1人1匹づつ運ぶとしよう。」
俺がそう言うと二人はフォレストウルフを担ぎ始めた。俺は籠を背負っていたので籠をランドセルアーマーのように装着した。ランドセルアーマーとは男なら経験した人も多いだろうが、普通は小学生がランドセルを背中に背負うところを前に装着して鎧のように使う事だ。多少のダメージは無効化できるので遊びに使ってた人もいるのではないだろうか。そんな小学生時代を思い出しながらフォレストウルフの前足を掴んで背負った。
そして俺はまた森に入る事なく、来た道を引き返し始めた。
結論から言うとフォレストウルフの運搬は最悪だった。暑い・痒い・臭いの三重苦だ。
まず暑いだ。毛皮が丈夫なのは良いけど良すぎて背負っていると夏にコートを着ているかのようだった。
次に痒いだ。犬とかの毛にはノミやダニが付着している事が多いが、森に住んでいるフォレストウルフはとにかくソレらが多かった。お陰で俺もあちこち噛まれている。
最後に臭いだ。犬なんかは普通は飼っているとニオイがキツくなってきてシャンプーをするが野良である魔物がシャンプーをするわけがなかった。そのせいで口呼吸ばっかりする羽目になっている。
「ご主人~・・・」
キナが弱々しく呼ぶ。獣人である彼女は余計に辛そうだ。
「ああ、分かってる。もうちょいで王都に着くから着いたら風呂に行って美味しい物でも食べよう。だから頑張ってくれ。」
そう言うと食欲旺盛なキナは目に光が戻り、元気に歩き始めた。
※※※※※
ギルドに戻るとすぐに買い取りしてもらう。フォレストウルフは良い値段が付いて1匹金貨2枚、今日の買い取りは道中で採取した物を含め、全部で金貨8枚になった。借金返済は1週間で約36枚、日当たりにすると1日約5枚だからノルマは達成したので今日はもう食事を取って休む事にした。
翌日、俺達は再びクロナの森へと向かった。今回は魔物に襲われずに森の中まで入る事ができた。
森の中は魔素が豊富なのかシイヤ草が沢山生えており、籠の中がどんどん埋まる。
「いや~。大漁だな。 おっ! あそこにもあるぞ!」
目の前に見えるシイヤ草を採取しようと歩き始めた瞬間、
「ご主人、危ない!!」
「え? ぐほっ!?」
キナにいきなり蹴られ派手に転ぶ。
「いてて・・・急にどうし・・・」
そこまで言いかけた時に、さっきまでいた場所、ちょうど俺の頭があった場所に矢が飛んで来た。矢はそのまま近くの木に吸い込まれるように刺さった。
「ご主人様、ゴブリンです! すぐ木を盾にして隠れて下さい!」
リエルに言われるまま木を盾にして隠れる。
他の二人もそれぞれ近くの木に隠れる。
矢の飛んで来た方向を見ると、ボロ布を腰に着けた身長1m程の緑色をした亜人がいた。あれがゴブリンか・・・
「キノ、数は分かるか?」
「えっと、数は5匹だよ。4匹が弓を持ってるみたい。近付くのは危険かも。」
そんなやり取りをしている間も隠れている木に次々と矢が刺さる。
「弓で牽制して近付いているみたい。ゴブリンにしては頭を使ってるな~。」
生憎、ゴブリンの弓を防ぐような立派な盾も無ければ全身を包みこむフルプレートの鎧も無い。戦力的に一番役に立たない俺が囮になって、その隙に二人で撃破してもらうのが妥当かもしれないな。
「二人とも聞いてくれ! 俺がフォレストウルフの死体を盾代わりに使って突撃するから、その隙に左右から攻撃してくれ。」
俺は二人に作戦を伝えた。
「いいえ、ご主人様。私が1人でやります。」
落ち着いた声でリエルが俺に言う。
「リエル!? 相手は4匹も弓がいる。1匹を弓で倒す間に他のヤツに射られてしまうぞ!?」
「わ・た・し・が・や・り・ま・す!」
「ア、ハイ。オネガイシマス・・・」
リエルの怒ったような強い口調に思わず了解してしまう。
リエルは木を背にして手に持っていた弓を地面に置いて、祈りを捧げるかのように両手を握った。
「『我と契約せし風の精霊よ、我が呼び掛けに応え姿を現したまえ、顕現せよシルフ!!』」
リエルが詠唱みたいなものを唱えると四方八方から風が集まり次第に人の形を作っていく。
風はすぐに収まり薄黄緑色をした30cmくらいの可愛い小人が出てきた。
「シルフ、お願い! あそこにいるゴブリンを倒して!」
リエルが言うとシルフは無言の笑顔で敬礼した。ヤダナニアレ、めちゃくちゃ可愛いですけど・・・デビちゃんと交換してくれないかな? まぁ、デビちゃんも可愛いと言えば可愛いんだけどねぇ。
そしてシルフはゴブリンに向かって飛んで行く。ゴブリンはシルフに矢を放つが見えない壁があるかのように矢は弾かれる。シルフはゴブリンまで到着すると、そのまま停止せずゴブリンに体当たりをして胸を貫いて倒し、残りの4匹も同じように倒した。まるで1発のホーミング弾のようだった。
仕事を終えたシルフはリエルの前に戻ってきた。
「ありがとうシルフ。また宜しくね。」
リエルの手の上にいたシルフは無言の笑顔で頷き、バイバイと手を振ると次第に姿が消えていった。
「凄いなリエル! 今のは精霊魔法か?」
「はい、私が唯一使える魔法です。燃費が悪いのでいざって時にしか使えませんが・・・」
リエルは少し照れながら話す。
「とにかく助かったよ。ありがとう。ところでコレどうしようか?」
目の前にはゴブリンの死体が5体。とてもじゃないが持ち帰るのは無理だ。使える素材があればそれだけ持ち帰るべきだろうか?
「ご主人様、魔物がどうやってできるか知ってますか?」
「え? そう言えば知らないなぁ・・・」
「魔物は魔素の濃い場所で魔素が集まり形になり自然に生まれます。それとは別に私達と同じように繁殖でも増えます。」
「へぇー。そうなんだ~。」
「ゴブリンやオークは私達のような女性を捕まえて繁殖の苗床とします。したがって女の敵です!」
「お、おう・・・」
リエルの話しに段々熱が入る。
「なので奴らはこのように駆除しなければなりません! この死体はここに置いておきます。そうすれば、いずれフォレストウルフのような魔物が食べ、そして繁殖し、ウルフ達がゴブリンの駆除するからです!」
「そ、そっか~。でも、せっかく倒したのに何も持ち帰らないのは勿体な・・・」
「ゴシュジンサマ?」
とても低いトーンで言いながらリエルが俺を睨む。
「(怖っ!ナニコレ? ちょー怖いんですけど!?) そ、そうだね! 倒したのはリエルだし、リエルの言うとおりにするよ!」
「分かって頂けて何よりです。」
リエルの提案(脅迫?)を飲むとリエルは満面の笑みをした。
その後、血の臭いに釣られて来たフォレストウルフを倒して再び三重苦を味わいながら街に戻った。
なんだかとても疲れた日だったので宿に着いたらすぐに休んだ。
とりあえずリエルは怒らせてはいけないと教訓にするのだった。
目の前に横たわる3匹のフォレストウルフを見て考える。
まぁ、実際には倒したのは二人だけどね。
フォレストウルフは大型犬より一回りの大きいので運ぶには苦労しそうだ。
「ご主人様、フォレストウルフの毛皮は丈夫で重宝されますし、牙や魔石も売れますから持ち帰るのが良いと思いますよ。」
「ご主人、一応【解体】のスキルがあるから普通より上手に解体できるけど、水場も無いしレベルも低いから本職の人よりかは品質が落ちると思うの。高く売りたいなら、このまま運ぶのが良いと思う。」
「うーん。やっぱそうなるよね。よし! 1人1匹づつ運ぶとしよう。」
俺がそう言うと二人はフォレストウルフを担ぎ始めた。俺は籠を背負っていたので籠をランドセルアーマーのように装着した。ランドセルアーマーとは男なら経験した人も多いだろうが、普通は小学生がランドセルを背中に背負うところを前に装着して鎧のように使う事だ。多少のダメージは無効化できるので遊びに使ってた人もいるのではないだろうか。そんな小学生時代を思い出しながらフォレストウルフの前足を掴んで背負った。
そして俺はまた森に入る事なく、来た道を引き返し始めた。
結論から言うとフォレストウルフの運搬は最悪だった。暑い・痒い・臭いの三重苦だ。
まず暑いだ。毛皮が丈夫なのは良いけど良すぎて背負っていると夏にコートを着ているかのようだった。
次に痒いだ。犬とかの毛にはノミやダニが付着している事が多いが、森に住んでいるフォレストウルフはとにかくソレらが多かった。お陰で俺もあちこち噛まれている。
最後に臭いだ。犬なんかは普通は飼っているとニオイがキツくなってきてシャンプーをするが野良である魔物がシャンプーをするわけがなかった。そのせいで口呼吸ばっかりする羽目になっている。
「ご主人~・・・」
キナが弱々しく呼ぶ。獣人である彼女は余計に辛そうだ。
「ああ、分かってる。もうちょいで王都に着くから着いたら風呂に行って美味しい物でも食べよう。だから頑張ってくれ。」
そう言うと食欲旺盛なキナは目に光が戻り、元気に歩き始めた。
※※※※※
ギルドに戻るとすぐに買い取りしてもらう。フォレストウルフは良い値段が付いて1匹金貨2枚、今日の買い取りは道中で採取した物を含め、全部で金貨8枚になった。借金返済は1週間で約36枚、日当たりにすると1日約5枚だからノルマは達成したので今日はもう食事を取って休む事にした。
翌日、俺達は再びクロナの森へと向かった。今回は魔物に襲われずに森の中まで入る事ができた。
森の中は魔素が豊富なのかシイヤ草が沢山生えており、籠の中がどんどん埋まる。
「いや~。大漁だな。 おっ! あそこにもあるぞ!」
目の前に見えるシイヤ草を採取しようと歩き始めた瞬間、
「ご主人、危ない!!」
「え? ぐほっ!?」
キナにいきなり蹴られ派手に転ぶ。
「いてて・・・急にどうし・・・」
そこまで言いかけた時に、さっきまでいた場所、ちょうど俺の頭があった場所に矢が飛んで来た。矢はそのまま近くの木に吸い込まれるように刺さった。
「ご主人様、ゴブリンです! すぐ木を盾にして隠れて下さい!」
リエルに言われるまま木を盾にして隠れる。
他の二人もそれぞれ近くの木に隠れる。
矢の飛んで来た方向を見ると、ボロ布を腰に着けた身長1m程の緑色をした亜人がいた。あれがゴブリンか・・・
「キノ、数は分かるか?」
「えっと、数は5匹だよ。4匹が弓を持ってるみたい。近付くのは危険かも。」
そんなやり取りをしている間も隠れている木に次々と矢が刺さる。
「弓で牽制して近付いているみたい。ゴブリンにしては頭を使ってるな~。」
生憎、ゴブリンの弓を防ぐような立派な盾も無ければ全身を包みこむフルプレートの鎧も無い。戦力的に一番役に立たない俺が囮になって、その隙に二人で撃破してもらうのが妥当かもしれないな。
「二人とも聞いてくれ! 俺がフォレストウルフの死体を盾代わりに使って突撃するから、その隙に左右から攻撃してくれ。」
俺は二人に作戦を伝えた。
「いいえ、ご主人様。私が1人でやります。」
落ち着いた声でリエルが俺に言う。
「リエル!? 相手は4匹も弓がいる。1匹を弓で倒す間に他のヤツに射られてしまうぞ!?」
「わ・た・し・が・や・り・ま・す!」
「ア、ハイ。オネガイシマス・・・」
リエルの怒ったような強い口調に思わず了解してしまう。
リエルは木を背にして手に持っていた弓を地面に置いて、祈りを捧げるかのように両手を握った。
「『我と契約せし風の精霊よ、我が呼び掛けに応え姿を現したまえ、顕現せよシルフ!!』」
リエルが詠唱みたいなものを唱えると四方八方から風が集まり次第に人の形を作っていく。
風はすぐに収まり薄黄緑色をした30cmくらいの可愛い小人が出てきた。
「シルフ、お願い! あそこにいるゴブリンを倒して!」
リエルが言うとシルフは無言の笑顔で敬礼した。ヤダナニアレ、めちゃくちゃ可愛いですけど・・・デビちゃんと交換してくれないかな? まぁ、デビちゃんも可愛いと言えば可愛いんだけどねぇ。
そしてシルフはゴブリンに向かって飛んで行く。ゴブリンはシルフに矢を放つが見えない壁があるかのように矢は弾かれる。シルフはゴブリンまで到着すると、そのまま停止せずゴブリンに体当たりをして胸を貫いて倒し、残りの4匹も同じように倒した。まるで1発のホーミング弾のようだった。
仕事を終えたシルフはリエルの前に戻ってきた。
「ありがとうシルフ。また宜しくね。」
リエルの手の上にいたシルフは無言の笑顔で頷き、バイバイと手を振ると次第に姿が消えていった。
「凄いなリエル! 今のは精霊魔法か?」
「はい、私が唯一使える魔法です。燃費が悪いのでいざって時にしか使えませんが・・・」
リエルは少し照れながら話す。
「とにかく助かったよ。ありがとう。ところでコレどうしようか?」
目の前にはゴブリンの死体が5体。とてもじゃないが持ち帰るのは無理だ。使える素材があればそれだけ持ち帰るべきだろうか?
「ご主人様、魔物がどうやってできるか知ってますか?」
「え? そう言えば知らないなぁ・・・」
「魔物は魔素の濃い場所で魔素が集まり形になり自然に生まれます。それとは別に私達と同じように繁殖でも増えます。」
「へぇー。そうなんだ~。」
「ゴブリンやオークは私達のような女性を捕まえて繁殖の苗床とします。したがって女の敵です!」
「お、おう・・・」
リエルの話しに段々熱が入る。
「なので奴らはこのように駆除しなければなりません! この死体はここに置いておきます。そうすれば、いずれフォレストウルフのような魔物が食べ、そして繁殖し、ウルフ達がゴブリンの駆除するからです!」
「そ、そっか~。でも、せっかく倒したのに何も持ち帰らないのは勿体な・・・」
「ゴシュジンサマ?」
とても低いトーンで言いながらリエルが俺を睨む。
「(怖っ!ナニコレ? ちょー怖いんですけど!?) そ、そうだね! 倒したのはリエルだし、リエルの言うとおりにするよ!」
「分かって頂けて何よりです。」
リエルの提案(脅迫?)を飲むとリエルは満面の笑みをした。
その後、血の臭いに釣られて来たフォレストウルフを倒して再び三重苦を味わいながら街に戻った。
なんだかとても疲れた日だったので宿に着いたらすぐに休んだ。
とりあえずリエルは怒らせてはいけないと教訓にするのだった。
0
あなたにおすすめの小説
タイム連打ってなんだよ(困惑)
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
「リオ、お前をパーティから追放する。お前のようなハズレスキルのザコは足手まといなんだよ」
王都の冒険者ギルドにて、若手冒険者のリオは、リーダーの身勝手な都合によってパーティから追い出されてしまい、同時に後宮では、聖女の降臨や第一王子の婚約破棄などが話題になっていた。
パーティを追放されたリオは、ある日商隊の護衛依頼を受けた際、野盗に襲われる可憐な少女を助けることになるのだが、彼女は第一王子から婚約破棄された上に濡れ衣を着せられて迫害された元公爵令嬢こと、アイリスだった。
アイリスとの出会いから始まる冒険の旅、行く先々で様々な思惑によって爪弾きにされてしまった者達を受け入れていく内に、彼はある決意をする。
「作ろう。誰もが幸せに過ごせる、そんな居場所を」
目指すべき理想、突き動かされる世界、そしてハズレスキル【タイム連打】に隠されたリオの本当の力とは?
※安心安全安定安泰の四安揃った、ハピエン確定のハズレスキル無双です。
『エ○ーマンが倒せない』は関係ありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる