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オーライト
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二車線道路ほど幅のある石畳の道を王都から馬車で半日ほど北に進むとオーライトの街がある。
この街はダンジョンの近くにあり、その資源を求めて多数の冒険者が集まる。また王都に別邸を持てない地方の中小貴族の保養地でもある。王城に登城する前にここで英気を養い、陰謀が飛び交う王都に乗り込む為だ。
そんな冒険者や貴族が集まり彼らを相手に物を売ろうと北・東・南から商人が集まるのでオーライトの街は王国でも一番の大きな街になっていた。
「ご主人、起きて! 街が見えてきたよ!」
キナに起こされ俺は起きる。
「ふぁ~良く寝た。 おはよう二人とも。」
「ご主人様、おはようございます。 見て下さい。外壁が見えてきましたよ。」
そう言われ荷馬車の進行方向を見てみるとオーライトの街の外壁が見えてきた。
「お~! デカいな! こりゃ王都の外壁よりデカいんじゃないか!?」
まだまだ距離があり人差し指くらいの大きさだが、それでも外壁の高さが高いのが分かる。
「はははっ。 兄ちゃんオーライトは初めてかい? あそこは別格だからな。」
はしゃぐ俺に御者のオジサンが話し掛けてくる。
「そうなんですか?」
「オーライトの街はダンジョンや魔物、他国の侵略からの最後の砦になるからな。だから外壁がどうしても頑丈に作らないとなのさ。」
「へぇ~そうなんですね。」
「物・人・金が一斉に集まるから年々人口も右肩上がりだし、
壁内が手狭になってきたから外壁の外に第二の外壁を作るくらいさ。」
「へぇ~。」
その後、街の入り口で馬車を降り入門手続きをした。身分証が必要だったが、冒険証で十分みたいだった。
「すみません、冒険者ギルドはどちらにありますか?」
ギルドの場所を知らない俺達は門の入り口にいた衛兵に場所を聞いた。
「あぁ。それならこのまま真っ直ぐ大通りを行って、大鐘楼の所を左折して西門に向かって真っ直ぐ進めば見えてくる。看板も出てるし、大きな建物だから分かるだろう。」
俺は衛兵にお礼を言って、街門に入る。街の中は人や露店がたくさんあり、王都より賑わっていた。
言われた道を進むと大鐘楼が見えてくる。
この世界は時計なんて物は無い。街に設置している鐘が朝・昼・夜を告げる。
俺も最初はこの世界に唯一持ってきたスマートフォンで時間を見てたが、充電なんて出来ないこの世界ではとっくに充電切れだ。
なので時を知らせる鐘は重宝していた。
「ご主人、あれじゃないかな?」
「お、あったか。」
衛兵に言われた道を進んでいるとキナに言われ、無事に目的のギルドを見つけた俺達はそのまま進み、ギルドの中へと入る。
中には沢山の冒険者達がいた。まだ昼間だとゆうのに併設されている酒場で飲んでいる者もいた。
俺達は受付嬢のいるカウンターに並んで順番を待つ。
「はい、次の方ー。」
少し待つと呼ばれたので前に進む。
「いらっしゃいませ。本日はどのような御用件でしょうか?」
「えっと、王都のフランさんからマールさん宛に手紙を貰ってきたんですが・・・」
「そうでしたか。少々お待ち下さい。マールさん! お客さんよー!」
受付嬢が大きな声で呼ぶと奥から女性が出てきた。
「はいはーい。 お待たせしました。」
この人がフランさんのお姉さんのマールさんか。
確かにフランさんと似ている所があるが、髪はセミロングで目は少し細目だ。口元にはほくろがあり何より女性特有の部分が大きくて妖艶な雰囲気を漂わせて見とれてしまう。
「えっと、お客様?」
「ゴホン!!」
「わぁ!?」
リエルの大きな咳でハッと我に返る。あまりの美人だからボーッとしてしまったようだ。
「ご・主・人・さまぁ~? 用事があって来たんじゃないのですか? こちらの方もお仕事中みたいですし早く済ませませんか?」
「お、おう・・・」
リエルが普段とは違い低い声で話す。何やらご機嫌ナナメぽそうだ・・・
「あらあら。お連れの子もご機嫌悪そうだし、早速御用件を伺いますわ。」
「実は妹のフランさんから手紙を預かって来ました。これをどうぞ。」
俺はマールさんにフランさんから預かった手紙を渡す。
「あら、それはありがとうございます。どれどれ・・・」
マールさんは受け取った手紙を読み始める。少し待つと読み終えた手紙を丁寧に畳み服のポケットに入れる。
「フランさんは何と?」
「はい、あなた方がダンジョンに行くから気に掛けて欲しい事と、こちらは元気にやっていると近況報告でした♪」
妹の手紙が嬉しかったのだろうか、マールさんは機嫌が良さそうだ。未だに俺の後ろで睨んでいる人物に分けて欲しいくらいだ。
「ではダンジョンに入る前に少し説明ですが、ダンジョンは街の西門を出てすぐ目の前にあります。最深部はまだ誰も到達していませんが、円錐のような形状をしていると思われ、階層を下がれば下がるほど広くなるので迷わないように気を付けてください。」
迷子になって遭難しますよとマールさんは微笑みながら話す。
「それとダンジョンに行く前と帰って来た時にギルドで受付をして下さい。これは予定帰還より大幅に遅れた時に救助を派遣する措置の為です。無事に帰って来た時は多額の費用が取られるので気を付けて下さいね。」
腕の立つ冒険者を雇って救助に向かわせるのだろう。そうでなければ二次被害を生むだけだしな。だから費用がかさむって事か。
「分かりました。気を付けます。」
「宜しくお願いしますね。それと宿はもう取りましたか?」
「いえ、まだですけど・・・」
「人が多いのでこの街の宿は質の悪い所以外は満室だと思いますよ。この裏に宿がありますので紹介で来たとお伝え下さい。部屋を融通してくれるでしょう。」
マールさんにお礼を言って、早速裏の宿屋に向かう事にした。
宿屋の主人にギルドからの紹介を告げると部屋を用意してくれた。
しかし、宿屋が混んでいた為に二部屋取れず二人部屋が一部屋取れた。
部屋の中のベッドを見ると少し大きめだったので二人には一つのベッドを使ってもらおうかな。二人とも小柄な方だしね。
「なぁ、二人とも。」
「ひゃい!?」
「ど、どうしたのご主人。」
「いや、キナとリエルの二人で一つのベッドを使ってもらおうかなと・・・ 」
「そ、そうでしたか。私達は構いませんよ。」
「う、うん。それで大丈夫。」
二人から了解が取れた事に安堵するも、様子が変なのが気がかりだ。
「どうした二人とも。様子が変だぞ? 何かあるなら言ってみてくれ。」
二人は顔を合わせ観念したように話し出す。
「実は私達、家族以外の男性と一緒の部屋で寝るのは初めてでして・・・」
「そうなの。だからちょっと緊張というか、落ち着かない感じで・・・」
「なるほど。そういう事だったか。」
そういえば二人は娼館に売られるのが嫌で俺に付いてくる事になったんだっけ。これから野宿する事もあるし、一緒の空間で寝るのは慣れてもらわないと。
「あー。同じ部屋だが『間違っても手を出したりしないから』安心してくれ。 」
俺は二人を安心させる為に言葉を掛ける。
何も二人に魅力が無い訳ではないが、日本から来た俺としてはお巡りさんが来てしまう年齢に手を出すのは抵抗がある。
それにパーティーと言えば同じ仕事をする職場の同僚みたいなものだ。
前に職場の同僚に振られ、気まずくなった事があるから変に手を出して気まずくなってしまうのは避けたいところだった。
「間違っても・・・」
「手を出さない・・・」
「そうそう、だから安心して・・・ヒッ!?」
目の錯覚だろか?うつ向いている二人の背中から黒いオーラが見えてくる。
「そうですよねぇ~。ご主人様はギルドにいたみたいなキレイな方が好みなんですよねぇ~?」
「そうそう。スタイルも凄く良くて、ずっと見つめてたよね~。」
二人を落ち着かせようとしたのに、何か話が変な方向に行き始めたぞ。
「いやいや、そんなつもりは無いって。 まぁ、確かにあの人は色々と凄かったけど・・・あっ!」
二人を見ると額に怒りのマークが見える。
「あ、ちょっと二人とも・・・」
「「ふん!」」
すっかりヘソを曲げてしまった二人はその後も機嫌が悪いままだったが、夕飯の時にデザートを追加したらあっさり治った。
意外とチョロいもんだった。
この街はダンジョンの近くにあり、その資源を求めて多数の冒険者が集まる。また王都に別邸を持てない地方の中小貴族の保養地でもある。王城に登城する前にここで英気を養い、陰謀が飛び交う王都に乗り込む為だ。
そんな冒険者や貴族が集まり彼らを相手に物を売ろうと北・東・南から商人が集まるのでオーライトの街は王国でも一番の大きな街になっていた。
「ご主人、起きて! 街が見えてきたよ!」
キナに起こされ俺は起きる。
「ふぁ~良く寝た。 おはよう二人とも。」
「ご主人様、おはようございます。 見て下さい。外壁が見えてきましたよ。」
そう言われ荷馬車の進行方向を見てみるとオーライトの街の外壁が見えてきた。
「お~! デカいな! こりゃ王都の外壁よりデカいんじゃないか!?」
まだまだ距離があり人差し指くらいの大きさだが、それでも外壁の高さが高いのが分かる。
「はははっ。 兄ちゃんオーライトは初めてかい? あそこは別格だからな。」
はしゃぐ俺に御者のオジサンが話し掛けてくる。
「そうなんですか?」
「オーライトの街はダンジョンや魔物、他国の侵略からの最後の砦になるからな。だから外壁がどうしても頑丈に作らないとなのさ。」
「へぇ~そうなんですね。」
「物・人・金が一斉に集まるから年々人口も右肩上がりだし、
壁内が手狭になってきたから外壁の外に第二の外壁を作るくらいさ。」
「へぇ~。」
その後、街の入り口で馬車を降り入門手続きをした。身分証が必要だったが、冒険証で十分みたいだった。
「すみません、冒険者ギルドはどちらにありますか?」
ギルドの場所を知らない俺達は門の入り口にいた衛兵に場所を聞いた。
「あぁ。それならこのまま真っ直ぐ大通りを行って、大鐘楼の所を左折して西門に向かって真っ直ぐ進めば見えてくる。看板も出てるし、大きな建物だから分かるだろう。」
俺は衛兵にお礼を言って、街門に入る。街の中は人や露店がたくさんあり、王都より賑わっていた。
言われた道を進むと大鐘楼が見えてくる。
この世界は時計なんて物は無い。街に設置している鐘が朝・昼・夜を告げる。
俺も最初はこの世界に唯一持ってきたスマートフォンで時間を見てたが、充電なんて出来ないこの世界ではとっくに充電切れだ。
なので時を知らせる鐘は重宝していた。
「ご主人、あれじゃないかな?」
「お、あったか。」
衛兵に言われた道を進んでいるとキナに言われ、無事に目的のギルドを見つけた俺達はそのまま進み、ギルドの中へと入る。
中には沢山の冒険者達がいた。まだ昼間だとゆうのに併設されている酒場で飲んでいる者もいた。
俺達は受付嬢のいるカウンターに並んで順番を待つ。
「はい、次の方ー。」
少し待つと呼ばれたので前に進む。
「いらっしゃいませ。本日はどのような御用件でしょうか?」
「えっと、王都のフランさんからマールさん宛に手紙を貰ってきたんですが・・・」
「そうでしたか。少々お待ち下さい。マールさん! お客さんよー!」
受付嬢が大きな声で呼ぶと奥から女性が出てきた。
「はいはーい。 お待たせしました。」
この人がフランさんのお姉さんのマールさんか。
確かにフランさんと似ている所があるが、髪はセミロングで目は少し細目だ。口元にはほくろがあり何より女性特有の部分が大きくて妖艶な雰囲気を漂わせて見とれてしまう。
「えっと、お客様?」
「ゴホン!!」
「わぁ!?」
リエルの大きな咳でハッと我に返る。あまりの美人だからボーッとしてしまったようだ。
「ご・主・人・さまぁ~? 用事があって来たんじゃないのですか? こちらの方もお仕事中みたいですし早く済ませませんか?」
「お、おう・・・」
リエルが普段とは違い低い声で話す。何やらご機嫌ナナメぽそうだ・・・
「あらあら。お連れの子もご機嫌悪そうだし、早速御用件を伺いますわ。」
「実は妹のフランさんから手紙を預かって来ました。これをどうぞ。」
俺はマールさんにフランさんから預かった手紙を渡す。
「あら、それはありがとうございます。どれどれ・・・」
マールさんは受け取った手紙を読み始める。少し待つと読み終えた手紙を丁寧に畳み服のポケットに入れる。
「フランさんは何と?」
「はい、あなた方がダンジョンに行くから気に掛けて欲しい事と、こちらは元気にやっていると近況報告でした♪」
妹の手紙が嬉しかったのだろうか、マールさんは機嫌が良さそうだ。未だに俺の後ろで睨んでいる人物に分けて欲しいくらいだ。
「ではダンジョンに入る前に少し説明ですが、ダンジョンは街の西門を出てすぐ目の前にあります。最深部はまだ誰も到達していませんが、円錐のような形状をしていると思われ、階層を下がれば下がるほど広くなるので迷わないように気を付けてください。」
迷子になって遭難しますよとマールさんは微笑みながら話す。
「それとダンジョンに行く前と帰って来た時にギルドで受付をして下さい。これは予定帰還より大幅に遅れた時に救助を派遣する措置の為です。無事に帰って来た時は多額の費用が取られるので気を付けて下さいね。」
腕の立つ冒険者を雇って救助に向かわせるのだろう。そうでなければ二次被害を生むだけだしな。だから費用がかさむって事か。
「分かりました。気を付けます。」
「宜しくお願いしますね。それと宿はもう取りましたか?」
「いえ、まだですけど・・・」
「人が多いのでこの街の宿は質の悪い所以外は満室だと思いますよ。この裏に宿がありますので紹介で来たとお伝え下さい。部屋を融通してくれるでしょう。」
マールさんにお礼を言って、早速裏の宿屋に向かう事にした。
宿屋の主人にギルドからの紹介を告げると部屋を用意してくれた。
しかし、宿屋が混んでいた為に二部屋取れず二人部屋が一部屋取れた。
部屋の中のベッドを見ると少し大きめだったので二人には一つのベッドを使ってもらおうかな。二人とも小柄な方だしね。
「なぁ、二人とも。」
「ひゃい!?」
「ど、どうしたのご主人。」
「いや、キナとリエルの二人で一つのベッドを使ってもらおうかなと・・・ 」
「そ、そうでしたか。私達は構いませんよ。」
「う、うん。それで大丈夫。」
二人から了解が取れた事に安堵するも、様子が変なのが気がかりだ。
「どうした二人とも。様子が変だぞ? 何かあるなら言ってみてくれ。」
二人は顔を合わせ観念したように話し出す。
「実は私達、家族以外の男性と一緒の部屋で寝るのは初めてでして・・・」
「そうなの。だからちょっと緊張というか、落ち着かない感じで・・・」
「なるほど。そういう事だったか。」
そういえば二人は娼館に売られるのが嫌で俺に付いてくる事になったんだっけ。これから野宿する事もあるし、一緒の空間で寝るのは慣れてもらわないと。
「あー。同じ部屋だが『間違っても手を出したりしないから』安心してくれ。 」
俺は二人を安心させる為に言葉を掛ける。
何も二人に魅力が無い訳ではないが、日本から来た俺としてはお巡りさんが来てしまう年齢に手を出すのは抵抗がある。
それにパーティーと言えば同じ仕事をする職場の同僚みたいなものだ。
前に職場の同僚に振られ、気まずくなった事があるから変に手を出して気まずくなってしまうのは避けたいところだった。
「間違っても・・・」
「手を出さない・・・」
「そうそう、だから安心して・・・ヒッ!?」
目の錯覚だろか?うつ向いている二人の背中から黒いオーラが見えてくる。
「そうですよねぇ~。ご主人様はギルドにいたみたいなキレイな方が好みなんですよねぇ~?」
「そうそう。スタイルも凄く良くて、ずっと見つめてたよね~。」
二人を落ち着かせようとしたのに、何か話が変な方向に行き始めたぞ。
「いやいや、そんなつもりは無いって。 まぁ、確かにあの人は色々と凄かったけど・・・あっ!」
二人を見ると額に怒りのマークが見える。
「あ、ちょっと二人とも・・・」
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