氷結の毒華は王弟公爵に囲われる

カザハナ

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本編

75

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「リラ、大丈夫?」


 もしもリラが気を失ったとしても、エドワルドは、そのままリラの身体を時間まで貪る気でいるが、出来ればリラには起きていて欲しい。自分との行為を、ちゃんと見ていて欲しいと思うからだ。


「……いっ……言え……ました?」

「……うん。嬉しい。……時間が限られているから、もっとするよ?私は一秒でも長く、リラが欲しい」

「えっ?!!まっ!」

「駄目、待てない」


 リラの足を大きく開かせ、内側からリラの膝裏を持ち上げ、その膝をリラの胸の方へと押しやる。


「やぁんっ!」

「ああ……とても綺麗で良い眺め。おまけに、とても良い匂いが漂ってくる。良い具合にビショビショで、蜜でコーティングされた性器が美味しそう」

 テラテラ艶やくリラの秘所を眺めながら、エドワルドは、唇を舌で湿らせ、リラが見ているのを意識しながら舌でリラの性器を一舐めし、ビクン!と揺れる身体に、色気が駄々漏れな笑顔を浮かべて、音を立てて蜜を啜る。


「ひゃんっ!エドワルド、様ぁ!っやぁ、んっ!駄目ぇ!」


(いっ、色気があり過ぎますぅ~!エドワルド様ぁっ!!)


「駄目じゃ無い。何て言うのか教えたよ?リラ、言ってご覧?」

「あっ……!良いっ!気持ち良いの、エドワルド様ぁ!」

「よく出来ました。後、感じるとも、言ってご覧?」


 エドワルドは、溢れ出る蜜を舐め取り、夢中になってその匂いを味を、堪能し始める。

(ああ、どんどん湧き出てくる。もっと、もっと味わいたい。指を、舌を入れて掻き出さなければ。中で感じる場所も見付けて、それから、それから……)

 リラの秘所にある肉襞にくひだを食み、指を確りと閉じている蜜口を強めに擦る。


「やぁんっ!かっ、感じるの!感じるかっらぁ!」

「リラ、リラッ。もっと、沢山声を聞かせて。良いって言って。沢山言って!」

「いっ、良いのぉっ!良いっ、良い、感じる、エドワルド様ぁ!!」


 エドワルドは爪先だけを中に埋め、蜜口の周囲を、円を描くように押し回す。


「良いのっ、良いっ、良いっ!イカせてっ、エドワルド様ぁぁぁっっ!!!」


 思考が蕩けたリラは、もう自分が何を言ってるのか考えられない。エドワルドはリラの言葉を聞き、溢れ出る蜜を舐め啜ると、口を花芯へと移した。


「良い子だリラ。ご褒美をあげる。多少キツくても我慢してね?本番はこんな物じゃないから」


 口で花芯を覆い、舌で弄び、一度剥いた表皮を歯で軽く下げ、その中の物を舌で押し込んだ。


「いっ、イクぅぅぅっっ!!!!」


 その刺激でリラは、少しだけ意識を飛ばした。
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