氷結の毒華は王弟公爵に囲われる

カザハナ

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本編

343

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 リラがエドワルドにしがみつけば、まだ脱がしていないガウンの袖がエドワルドを包み、可愛い寝間着は兎も角、このガウンはリラの腕の感触を隔てるだけだと思い、寝間着は掴んだまま、リラの身体を少し持ち上げ、ガウンだけを上に押しやり、リラの腕を引き離して身体を起こすとリラは不安そうな顔をエドワルドに向ける。


「その寝間着は有っても邪魔にはならなさそうだけれど、リラの腕の感触が伝わり難い、このガウンは邪魔だからね。リラに抱き締められているのに、リラの感触や匂いが、阻害されるのは嫌だ。だから、取るよ」


 そう言って、エドワルドはリラの腕からガウンを引き抜き、ベッドの外へと放り投げ、リラを抱き締め、剥き出しになってるリラの胸を押し潰し、唇を奪いながら身体を揺すると、エドワルドの硬い胸にリラの胸の先端が擦られ、臀部の割れ目に有るエドワルドの物も、後ろの窪み部分を擦るので、リラの秘所から、蜜が後から後から溢れ出て、エドワルドの臍の直ぐ下辺りを濡らしていく。


「んんぅ~!」

「リラ、リラ……。可愛い、愛しい、私のリラ。もっと応えて。沢山濡らして。私の恋情は、全てリラだけの物だ!性欲も心も、リラだけの物。私をこんなにも熱く滾らせ、渇望させるのもリラだけだ!だからリラも、私だけを渇望して。欲しがって。声を上げて。私との行為に貪欲になって、私だけを求め続ければ良い!」


 リラの唇を貪りながら背中を愛撫し、左手をリラの腹に添えて、そのまま愛撫しながら下へと移動させ、陰毛を掻き分け自身の臍の下に密着する秘所に忍ばせ、花芯をまさぐる。


「あぁっ!えっ、えどさ、まっ、あつっ、いっ!いいっ、のぉ!!おねがっ、もっとぉ!」

「ああ!!幾らでも!リラを高めてあげる!!リラが満足するまで、もっと、もっとっ、好きなだけ感じれば良い!狂う程に感じて、痛みよりも快楽が勝る程に、私との行為に夢中になれば良い!!」


 リラの唇から耳へと唇を移動させ、耳を甘噛みし、耳孔に舌を這わせて態と音を立てて舐め回す。


「ちがっ、エドさまぁっ!!も……やだぁ~!いっ、痛くてもいいの!痛くても良いから、エド様と繋がりたいですぅ~~~!!!」


 リラの言葉を耳にして、エドワルドは動きを止めて、顔を上げ、リラを正面から見詰め返す。


「まだ、きっと痛いよ?それでも良いの?」

「ほっ……欲しいです、エド様が欲しいの!身が裂かれる程の痛みを伴うとしても、エド様が欲しくて堪りません!!おっ……奥が疼いて仕方無いの!だからっ……お願いですっ!エド様の、もっと大きな物で、うっ……埋めて下さいっ……!!いっ……いじわる、しないでぇ~……」


 涙をポロポロと流しながら訴えるリラの可愛いさに、エドワルドは心底悶え、その言葉に応えるべく、リラの蜜口へと、自身の滾りまくる一物を押し当てた。
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