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第3話 高嶺の花が脅してくる
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「じ、実は、わ、わた、わたし、わたし!」
「よしわかった。とりあえず服を着よう。視線に困るから」
いきなり事情を話そうとする東堂。
教室で下着姿なんて興奮して話しなんて聞けやしない。
「わたし! 高校デビューしたいんです!」
「だから服を着ろって」
「枚方くんもご存知の通り、わたしは中坊の時イケてはいない芸人でした」
「芸人なの? 芸人だから服着ないの? 体張ってるの? 応援するよ」
「髪の毛モサモサで、丸眼鏡で」
だめだ。こいつはもう服を着る気がないみたいだ。俺の目も逆に慣れて……。
「根暗で、陰気で……」
ないわ。全然慣れない。美少女の下着姿とか最高かよ。股間は既にパンプアップを終えていた。
「声だけ可愛い陰キャ」
「声だけは自信あるんだな」
俺の声を無視して、東堂は拳を作る。
「わたしは決意したんです。女子高生になったら、根暗で陰気なのは卒業して、キャピキャピのJKになると」
拳を突き上げて、覇王みたいな雰囲気を出してくる。
「まぁ……確かに東堂は変わったよな」
彼女の言う通り、中学の時の彼女は髪の毛モサモサで、丸眼鏡で、根暗で陰気な女の子だった。でも、見た目は悪くないどころか可愛いかったので、隠れファンがいたのを俺は知っている。
そんな東堂は、高校入学と同時に変わった。変わったといっても劇的な変化ではない。髪の毛を整えて、軽くメイクをしただけ。元が良いから、それだけで誰もが認める美少女として大翼高校へと降臨した。
1年の時はクラスが違ったのでよくは知らないが、高嶺の花として噂されていた。
「高校デビューは成功したんじゃないのか?」
「してません!」
グイって顔を近づけて否定してくる。その時、たわわに実ったおっぱいが俺の体に当たり、股間が限界を迎えそうになっていた。
「髪の毛を整えて、軽くメイクをしただけで、わたしは元が良いから、それだけで誰もが認める美少女として大翼高校へと降臨しました」
え、なに、この子エスパーなの?
「しかし、見た目が変わっただけでは高校デビューできませんでした」
「なるほど」
ここで高嶺の花の効果発動ってわけね。
美少女過ぎて誰も近づけなくなったか。
極端に美人過ぎるとモテないって聞いたことがあるが、東堂はその型にに収まってしまったみたいだな。
中学の時の見た目のままなら、もしかしたら彼氏ができていたかもしれないが、今は美少女限界値を突破して、誰も近づけなくなったと。
「1年の時は、中学の時と同じ暗い1年でした……。それはおかしい。こんな美少女なのにボッチとかあり得ません。わたしみたいな美少女こそ陽キャうぇーい族にふさわしいはず」
「傲慢なやっちゃ」
そして俺を見てくる。
「そこで2年になり、陽キャうぇーい族の長、枚方くんが同じクラスになりました」
「そんな部族の長になった覚えはないぞ」
「いつか陽キャうぇーい族の極意を教わろうとチャンスをうかがっておりました」
「陽キャに極意なんてないぞ。てか、さっきから陽キャうぇーい族ってなに? うぇーい族は逆に頭空っぽだろ」
「そして今日! そのチャンスが来たのです!」
「着替え中に教室に入った時が絶好のチャンス?」
「神に感謝です。アーメン」
はっはーん。わかった。こいつバカだわ。
「そして、そして。ついにわたしは陽キャうぇーい族の長である枚方くんとツーショットを撮り、無事に陽キャへとジョブチェンジを果たしました。これで高校デビューして人気者になります。その証として、わたしの服は破けたのです」
「破けてはなくない?」
「そういう設定です」
「はぁ……」
良く喋る変態だな。
「とりあえずだ。東堂。良く考えてみろ」
「はい?」
「下着でツーショットを撮って陽キャの仲間入りとか、高校デビュー成功とかおかしいだろ?」
「でも、陽キャ動画で良く見ますよ?」
どんな動画だよ。
「それは間違った陽キャだぞ」
「え、うそ……。動画の人達は変態と言われて喜んでいましたよ?」
「どんな動画見てんだよ」
しかし、大体把握した。なんで変態って言われて嬉しそうにしてたのか。
「あのな……。普通に考えてみろ。今の状況で東堂は何を得た?」
そこでようやくと東堂は冷静になった。
「変態です」
「そうだ。東堂は変態を得た。これじゃ高校デビューではなくて、変態デビューだ」
「がーん」
お手製サウンドエフェクトを放ち、項垂れる。
「わたし……。また失敗してしまったのですか?」
「とりあえず服を着ろ」
弱々しく頷くと東堂は制服を着る。
女子の生着替えを目の前で見るのはなんともイケナイ気持ちになるのと同時に、なんでこいつは体操服ではなく制服に着替えたのだろうかという疑問が渦巻く。次の時間は体育だから制服を脱いだろうに。
スカートの丈をきっちりし、ブレザーのボタンとリボンをちゃんと付けた東堂。制服を着崩してないのに何処かエロさを感じるのはなぜだろうか。さっきの下着姿が透けて見えるからだろうな。
東堂は解雇になったサラリーマンみたいな哀愁を漂わせて儚くも窓の外に目をやっていた。
「ま、まぁあれだよ。東堂なら可愛いし、すぐに人気者になれるよ。頑張ってくれや」
「──て──くだ──」
「ん?」
なにか小さく言っている彼女へ首を傾げると、バッとこちらを向いて言い放ってくる。
「わたしの高校デビュー手伝ってください!」
「え……」
東堂がなにを言い出したのか、いまいちピンとこなくて声が漏れた。
「もう頼れるのは中学の時を知っている枚方くんしかいません」
「なんでだよ。他にも頼れる人いるだろ」
「今更他の人に頼んだら、『え? 東堂さんってイモクサ陰キャだったの? ウケる』なんてダメージが大きすぎます。ですが、中学時代を知っている枚方くんならダメージは少ない」
「確かに。それはちょっとわかる」
「なので! どうかお願いします」
「でも、ごめん。手伝うことはできない」
ただでさえ、二股くそやろうとして後ろ指を差されているのに、高嶺の花にジョブチェンジした陰キャバカの相手をしたら、いよいよ高校生活が終わる。
こいつは陰キャバカだが、周りの評価は近づきにくい高嶺の花って立ち位置だ。そんな立ち位置のやつと接触していたら、最悪殺されるかもしれない。
俺はもう大人しく生きることしかできなくなったのだから、この件を受け入れることはできない。
東堂は、「むぅぅ」と可愛く頬を膨らませると、スマホを見せてくる。
「この写真、みんなに見せますよ!」
「あ! きったね!」
「はへはへはは。デビューできればよかろうなのです」
可愛い声の汚い笑い方をされる。
こんな写真をばら撒かれた日には、それこそ公開処刑だ。二股くそやろうが犯罪者になるのはごめん葬る。
「くそが……」
「へへはへは。はぁ……はぁ……。ど、どうします?」
「なんでお前が息荒れてるんだよ」
「根暗の陰キャが人を脅しているんですよ!? 察してください!」
「あ、なんかごめん」
「ということは、わたしの件を引き受けるということで」
「なんでそうな──」
「ぬん」
東堂は写真を近づけた。
「あああ!」
俺は頭をガシガシとかいた。
「わかったよ。わかった。やるよ。やれば良いんだろ?」
「よろしくお願いします」
こうして俺は、高嶺の花のクラスメイトの高校デビューを手伝うことになった。
「よしわかった。とりあえず服を着よう。視線に困るから」
いきなり事情を話そうとする東堂。
教室で下着姿なんて興奮して話しなんて聞けやしない。
「わたし! 高校デビューしたいんです!」
「だから服を着ろって」
「枚方くんもご存知の通り、わたしは中坊の時イケてはいない芸人でした」
「芸人なの? 芸人だから服着ないの? 体張ってるの? 応援するよ」
「髪の毛モサモサで、丸眼鏡で」
だめだ。こいつはもう服を着る気がないみたいだ。俺の目も逆に慣れて……。
「根暗で、陰気で……」
ないわ。全然慣れない。美少女の下着姿とか最高かよ。股間は既にパンプアップを終えていた。
「声だけ可愛い陰キャ」
「声だけは自信あるんだな」
俺の声を無視して、東堂は拳を作る。
「わたしは決意したんです。女子高生になったら、根暗で陰気なのは卒業して、キャピキャピのJKになると」
拳を突き上げて、覇王みたいな雰囲気を出してくる。
「まぁ……確かに東堂は変わったよな」
彼女の言う通り、中学の時の彼女は髪の毛モサモサで、丸眼鏡で、根暗で陰気な女の子だった。でも、見た目は悪くないどころか可愛いかったので、隠れファンがいたのを俺は知っている。
そんな東堂は、高校入学と同時に変わった。変わったといっても劇的な変化ではない。髪の毛を整えて、軽くメイクをしただけ。元が良いから、それだけで誰もが認める美少女として大翼高校へと降臨した。
1年の時はクラスが違ったのでよくは知らないが、高嶺の花として噂されていた。
「高校デビューは成功したんじゃないのか?」
「してません!」
グイって顔を近づけて否定してくる。その時、たわわに実ったおっぱいが俺の体に当たり、股間が限界を迎えそうになっていた。
「髪の毛を整えて、軽くメイクをしただけで、わたしは元が良いから、それだけで誰もが認める美少女として大翼高校へと降臨しました」
え、なに、この子エスパーなの?
「しかし、見た目が変わっただけでは高校デビューできませんでした」
「なるほど」
ここで高嶺の花の効果発動ってわけね。
美少女過ぎて誰も近づけなくなったか。
極端に美人過ぎるとモテないって聞いたことがあるが、東堂はその型にに収まってしまったみたいだな。
中学の時の見た目のままなら、もしかしたら彼氏ができていたかもしれないが、今は美少女限界値を突破して、誰も近づけなくなったと。
「1年の時は、中学の時と同じ暗い1年でした……。それはおかしい。こんな美少女なのにボッチとかあり得ません。わたしみたいな美少女こそ陽キャうぇーい族にふさわしいはず」
「傲慢なやっちゃ」
そして俺を見てくる。
「そこで2年になり、陽キャうぇーい族の長、枚方くんが同じクラスになりました」
「そんな部族の長になった覚えはないぞ」
「いつか陽キャうぇーい族の極意を教わろうとチャンスをうかがっておりました」
「陽キャに極意なんてないぞ。てか、さっきから陽キャうぇーい族ってなに? うぇーい族は逆に頭空っぽだろ」
「そして今日! そのチャンスが来たのです!」
「着替え中に教室に入った時が絶好のチャンス?」
「神に感謝です。アーメン」
はっはーん。わかった。こいつバカだわ。
「そして、そして。ついにわたしは陽キャうぇーい族の長である枚方くんとツーショットを撮り、無事に陽キャへとジョブチェンジを果たしました。これで高校デビューして人気者になります。その証として、わたしの服は破けたのです」
「破けてはなくない?」
「そういう設定です」
「はぁ……」
良く喋る変態だな。
「とりあえずだ。東堂。良く考えてみろ」
「はい?」
「下着でツーショットを撮って陽キャの仲間入りとか、高校デビュー成功とかおかしいだろ?」
「でも、陽キャ動画で良く見ますよ?」
どんな動画だよ。
「それは間違った陽キャだぞ」
「え、うそ……。動画の人達は変態と言われて喜んでいましたよ?」
「どんな動画見てんだよ」
しかし、大体把握した。なんで変態って言われて嬉しそうにしてたのか。
「あのな……。普通に考えてみろ。今の状況で東堂は何を得た?」
そこでようやくと東堂は冷静になった。
「変態です」
「そうだ。東堂は変態を得た。これじゃ高校デビューではなくて、変態デビューだ」
「がーん」
お手製サウンドエフェクトを放ち、項垂れる。
「わたし……。また失敗してしまったのですか?」
「とりあえず服を着ろ」
弱々しく頷くと東堂は制服を着る。
女子の生着替えを目の前で見るのはなんともイケナイ気持ちになるのと同時に、なんでこいつは体操服ではなく制服に着替えたのだろうかという疑問が渦巻く。次の時間は体育だから制服を脱いだろうに。
スカートの丈をきっちりし、ブレザーのボタンとリボンをちゃんと付けた東堂。制服を着崩してないのに何処かエロさを感じるのはなぜだろうか。さっきの下着姿が透けて見えるからだろうな。
東堂は解雇になったサラリーマンみたいな哀愁を漂わせて儚くも窓の外に目をやっていた。
「ま、まぁあれだよ。東堂なら可愛いし、すぐに人気者になれるよ。頑張ってくれや」
「──て──くだ──」
「ん?」
なにか小さく言っている彼女へ首を傾げると、バッとこちらを向いて言い放ってくる。
「わたしの高校デビュー手伝ってください!」
「え……」
東堂がなにを言い出したのか、いまいちピンとこなくて声が漏れた。
「もう頼れるのは中学の時を知っている枚方くんしかいません」
「なんでだよ。他にも頼れる人いるだろ」
「今更他の人に頼んだら、『え? 東堂さんってイモクサ陰キャだったの? ウケる』なんてダメージが大きすぎます。ですが、中学時代を知っている枚方くんならダメージは少ない」
「確かに。それはちょっとわかる」
「なので! どうかお願いします」
「でも、ごめん。手伝うことはできない」
ただでさえ、二股くそやろうとして後ろ指を差されているのに、高嶺の花にジョブチェンジした陰キャバカの相手をしたら、いよいよ高校生活が終わる。
こいつは陰キャバカだが、周りの評価は近づきにくい高嶺の花って立ち位置だ。そんな立ち位置のやつと接触していたら、最悪殺されるかもしれない。
俺はもう大人しく生きることしかできなくなったのだから、この件を受け入れることはできない。
東堂は、「むぅぅ」と可愛く頬を膨らませると、スマホを見せてくる。
「この写真、みんなに見せますよ!」
「あ! きったね!」
「はへはへはは。デビューできればよかろうなのです」
可愛い声の汚い笑い方をされる。
こんな写真をばら撒かれた日には、それこそ公開処刑だ。二股くそやろうが犯罪者になるのはごめん葬る。
「くそが……」
「へへはへは。はぁ……はぁ……。ど、どうします?」
「なんでお前が息荒れてるんだよ」
「根暗の陰キャが人を脅しているんですよ!? 察してください!」
「あ、なんかごめん」
「ということは、わたしの件を引き受けるということで」
「なんでそうな──」
「ぬん」
東堂は写真を近づけた。
「あああ!」
俺は頭をガシガシとかいた。
「わかったよ。わかった。やるよ。やれば良いんだろ?」
「よろしくお願いします」
こうして俺は、高嶺の花のクラスメイトの高校デビューを手伝うことになった。
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