「女王陛下の侍女、価値を見抜けない無能王子は流刑、秘密を知った王妹は赤子にして口と記憶を封じます

「王家の家宝を壊した罪で婚約破棄? ──それ、突き飛ばした貴方が原因ですよね?」

王子に婚約を破棄され、王宮を追放された間抜け令嬢アーデルハイド。
誰もが嘲笑した彼女の正体は、**「前日の肉体年齢に戻す唯一無二の若返り魔法」**を使える、女王陛下の秘密の侍女だった!

理不尽な追放劇に怒りを燃やした女王は即座に王子を廃嫡、流刑へ。
しかし、彼女の魔法を狙うのは王子だけではなかった。

「教えなさい、若さの秘密を。でなければ、国外へ連れていくわ」
――魔法の秘密に迫る王妹レーベンブルグ。その欲望と執念に、アーデルハイドが放った決着は――

「この魔法、発動中は止められません。赤子になるまで、記憶もろとも綺麗さっぱりですわ」

美を欲して狂った王妹は赤子へと還り、口も記憶も封じられる。

そして女王の次なる一手は、まさかの婚約指名。

「ならば、“そなたが最も安心できる者”と婚約してしまえばよい。――エレイン王子だ」
「……6歳ですけど!?」
「“時を止めておけ”。」
「それ、比喩ですよねっ!?」

――間抜けと呼ばれた侍女が、今では王国の未来を守る“白百合準后”。
剣も魔力もない彼女が、忠誠と知恵で逆転してゆく、
痛快・王宮ざまぁ逆転ファンタジー、開幕です!


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