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王道学園
長かった1日の終わり
しおりを挟む色々していたらあっという間に時間がすぎ校舎から出ないといけない時間になっていた
「ねぇあおちゃん俺のが役にたったみたいで良かったよ
明日はすこーし野暮用があって正直間に合うかわかんない
ここで書いててくれると嬉しいんだけど」
「いいですよ!先輩の録音ないとどうせ俺の執筆進まないですし来れたらで大丈夫です
それより俺がこの場所使ってもいいんですか?」
「その事だけど」
そう言って合鍵をくれた先輩
いつも出入りしていた待ち合わせ場所は先輩が鍵を持っていて落ち合った時しか使えない場所だったりした
気まぐれの先輩とは会えたり会えなかったりする
「あおちゃんにならいいかなって」
その言葉に含まれてる意味を知るほど俺はまだ先輩自身のことをまだ知らない
腐男子仲間という接点で繋がった関係
踏み入ることは基本しない
ただちゃんと認めてもらえたようなそんな雰囲気を
うけながらお礼を言って受け取った
それから程なくして出ていった先輩を見送り俺は合鍵を握りしめポッケにしまった後、片付けを始めた
ここには見回りは来ないが校舎自体には鍵がかけられる
警備の方が見え角当たりで少し様子を伺って過ぎ去った所を出ていく
俺がこんなとこから出てきたら不審すぎるからね
校舎から寮までは誰にも会わずに帰って来れた
今頃転校生くんは相部屋になった
であろう不良くんと仲良くやってるだろうな
なんなら不良くんが素顔を見て悶絶してるとか
それはそれで悶えてる所をみたいまであるけど叶わぬ夢だ
そうして俺の愉しい学園生活が始まった
応援ありがとうございます!
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