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第1章
第2話、異空間転移
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◆
そうして真琴から愛の告白を受けた翌日である現在、バス停がある大通りに出るため、電信柱が立ち並ぶ小道を並んで歩いている俺たちは恋人同士なのだ。
「そうそう、昨日お父さんに言ったんだ。
ユウトと付き合う事になった事」
五条橋家は多くの企業を傘下に収める所謂財閥という奴で、真琴の親父さんはその五条橋家の現当主である。
声が大きく大柄でいかつい顔のため、そっち系の人に間違えられる超怖そうな親父さんなんだけど、根はめっちゃ良い人。
俺が幼い頃、よく高い高いをせがんではして貰った事が記憶の片隅に残っている。
でもそれとこれとは話が別だろうな。
「おっ、親父さんは、なにか言ってた? 」
「近い内に会いに来なさい、って言ってたかな? 」
マジですか!?
よくも俺の可愛い娘を奪いやがって、とかで半殺しにされたり洞海湾に沈められたりしないですよね?
これは腹をくくって、その場で見定められるぐらいの覚悟で臨んだほうが良いかもしれない。
「今度の週末、お伺いしますと伝えて貰っても良いですか? 」
「オッケー」
できる限りのことをしなければ!
まずは親に小遣いを前借りして、菓子折りを買うお金を調達しといたほうがいいだろう。
でもそうなると、変に勘が良く地域のネットワークも掌握しているおっ母が、真琴と付き合う事になったのを嗅ぎつけるかもしれない。
まぁバレるのは恥ずかしいけど、付き合っていれば遅かれ早かれ知られる事となるわけだから、それはそれで仕方がないかな。
でも真琴の親父さんに反対されて結果別れでもしたら、トリプルパンチで一生立ち直れないかも。
「どしたの? 大丈夫? 」
真琴の握る力が少しだけ強まる。
ちなみに手はと言うと、例のごとく互いに指を絡めての恋人繋ぎだったりする。
「いや、なんでも」
その時、ゴミステーションに向かうご近所さんであるおばちゃんが、まあっと言った顔をしたあとに朝の挨拶をしてきた。
それに対し真琴がハキハキと挨拶を返す。
その時隣の俺はと言うと、湯気が出ているのではというぐらいに顔が真っ赤に染まってしまい、声も引っ込んでしまう。
……やはりこの手を繋ぐという行為、それだけでも恥ずかしいのに他人にも見られる機会も多いため、かなりの勇気がいるものである!
それとこのままバス停に着いたら、クールダウンの時間が足りずに真っ赤な顔のままバスで揺られる羽目になる。
今の内から少しでも冷ましておかないと。
大通りに出たところで、思い切って真琴の前へと回り込む。
「まっ、真琴! 」
「うん、わかった。ボクはキミに苦痛を味あわせたいわけではないからね」
まだ何も説明をしていないのに、すぐに手を離してくれた。
「でも少しでもキミと繋がれたおかげか、ボクは満たされたよ。
それと安心をして欲しいから言うけどね、今から放課後まではイチャイチャしたい気持ちを我慢するから。
実は昨日あれから色々考えたんだけどね、そうした方がいいような気がしだしてたんだ。
……でもね、その後、学校から帰ってきたらね、その、久々にキミの部屋に遊びに行ってもいい——」
その時だった!
大通りの対向車線から大幅に逸れたトラックが、歩道を歩く俺たちに向かい突っ込んで来ているのが見えた!
もしかしてこれって、このまま行けば車に轢かれる、直撃コースなのでは!?
そしてそこからの映像は、スローモーションでコマ送りをしているように見え始める。
真琴は身体ごとこちらを向き、また俯いたままこちらに話しかけているため、その迫る危機にまったく気がついていない。
そこで咄嗟に、無意識の内に動いていた。
俺の異変に気付いた真琴が顔を上げると、迫るトラックの方へ振り返ろうとしている。
その状態の真琴を、俺はトラックの正面から無理矢理押し出すべく両手を目一杯に伸ばした。
ゴッ!
全身に衝撃が走る。
視界が強制的に動かされる。
それからどうなったんだろう?
満天の青空を見上げるような形で視界が止まり固定された後、周りの音と共に意識が遠のき視界がボヤけていった。
——ここはどこだ?
目を見開くが、見渡す限りの闇。
思い出せない、さっきまで何をしていたのか。
「おはようございます」
その時綺麗な声が響いた。
そして暗闇に一筋の光が射し、目の前に佇んでいる女性の姿が露わになる。
率直な感想、女神様かと思った。
透き通る艶やかな白肌に、目鼻がくっきりとした相貌。手櫛でも引っかかる事がなさそうな桃色に染まるサラサラヘアーは、純白の衣服に包まれた胸元まで伸びている。
「女神様、ですか? 」
あまりの神々しさに、咄嗟に出てしまったバカバカしい質問。言った後で自分でも恥ずかしくなる。
しかし答えは——
「最近の皆さんは、ほんと物分りが良くて助かります。でしたらどのようにお亡くなりになられたかは、覚えていらっしゃいますか? 」
亡くなる?
誰が?
そこで、記憶が蘇る!
トラックがスローモーションで迫ってくる映像。
俺はあの時、真琴を突き飛ばし、轢かれたんだ。
そしたら今の俺、死んじゃってるって事?
いや、そんな事より——
「教えて下さい!
あいつは、真琴は無事なんですか?
死ぬ直前に、俺が突き飛ばした女の子の事です! 」
すると女神様が、一つ咳払いをした。
「——さて、あなたは失くした命を私に拾われたわけですが、それがどういう意味だかわかりますか?
簡単な事ですよ? 」
「女神、さま? 」
女神様は何を言っているんだ?
俺はただ、真琴の安否が知りたいだけなのに。
「おやおや、急に物分かりが悪くなられてしまわれたようですね。……面倒臭いです。
——では簡単に説明しますので、よく聞いていて下さいね」
真琴は? それに俺は死んだから、今から女神様があの世に連れてってくれるんじゃないのか?
「あなたは死にました。
そして星へと帰る寸前に、拝借してきました。
そこであなたの肉体の時間を巻き戻し、今に至るわけです。
つまりあなたは、私のモノなのです」
女神はそう言いながら、こちらに向かいビシッと人差し指を突き出した。
「さて、ここからが本題!
これから今までとは別の世界、魔法が存在する私の世界に足を踏み入れる事になります。
そこで、ある物を破壊してきて貰う事になるのですが、成功した瞬間ミッションクリアとなります。
そして成功した暁には、あなたが望む物を一つ与えましょう」
望む物を、ひとつ……。
俺が望むモノは——
「あっ、ただし、皆さんが言うようなチート能力とか言うのはありませが、一つ回復魔法はお教えしましょう」
女神の前にバスケットボールくらいの大きさの水球が現れる。
「これはベ・イヴベェ。私の世界の魔法より構築が簡単な所謂異界の魔法になるのですが、呪文を唱えるだけで発現しますので口元を楽にして下さい」
女神が言う事の意味が分からずにいると、突然俺の口から言葉が漏れ始める。
「砂塵の影を彷徨いし魔神よ、月下を従えし女神を招き入れ、汝らの奇跡の片鱗を一つの軌跡として、我が理の最中にその恵みを与えん事を。ベ・イヴベェ! 」
すると俺の手の平上にも水球が現れた。
「負傷した部位に当てていれば傷が治りますし、血液の代わりもしますので、有り難がって使用する事をお勧めさせていた——」
とその時、空間が震えている気がした。
いや、これは気のせいじゃない!
しかも震えは、次第に酷くなっていく!?
女神の顔色が見る見るうちに陰り——
「こっ、これは、何事なんですか!? 」
明らかに狼狽の声を上げた。
そして突如、今までの震えが嘘だったみたいにプツンと収まったあと、女神の向こう側の暗闇に、紺色のブレザーに身を包んだ少女がいる事に気がつく。
あれは、あれはあれは!!
「やあユウト、探したよ」
こちらから見えるように、女神の陰からヒョコッと顔を覗かせたのは、あの真琴だった。
「キミを追いかけて来たんだ」
「追いかけてって、……もしかして真琴も死んじゃったの!? 」
「ボクはこの通り、ちゃんと生きてる人間だよ」
そう言うとその場で回転をして見せたため、ミニスカートが遠心力で浮き上がりその奥にある聖域が見えそうになったため、急いで視線を逸らす。
「でもこれで、キミに助けられたのは二度目になるんだよね。
——前回はまだまだボクの力が弱くて、探し始めれるようになるまで時間がかかりすぎちゃって。
結果見つけ出すのに途方もない時間を使っちゃったわけなんだけど」
その時、女神がずいずいっと真琴の方へ歩を進め、腰に手を当て仁王立ちになり止まった。
「お前は何者なの?
なぜ人間がここに来られるの?
簡潔に答えなさい! 」
「うるさいな、ボクとユウトの邪魔をするなら、……ただではおかないよ? 」
なぜか、真琴と女神が真っ向から対峙する構図となってしまっている。
「……どうやらここへ来れた以上、ただの人間ではなさそうですけど、私を、螺旋の王族の血筋の存在と知っても、そんな事が言えるのかしら? 」
「そんな事がどうかしたの?
もしかしてそれって、自慢のつもりなのかな? 」
「……もういい、消えろ! 」
「やれやれ」
そうして真琴から愛の告白を受けた翌日である現在、バス停がある大通りに出るため、電信柱が立ち並ぶ小道を並んで歩いている俺たちは恋人同士なのだ。
「そうそう、昨日お父さんに言ったんだ。
ユウトと付き合う事になった事」
五条橋家は多くの企業を傘下に収める所謂財閥という奴で、真琴の親父さんはその五条橋家の現当主である。
声が大きく大柄でいかつい顔のため、そっち系の人に間違えられる超怖そうな親父さんなんだけど、根はめっちゃ良い人。
俺が幼い頃、よく高い高いをせがんではして貰った事が記憶の片隅に残っている。
でもそれとこれとは話が別だろうな。
「おっ、親父さんは、なにか言ってた? 」
「近い内に会いに来なさい、って言ってたかな? 」
マジですか!?
よくも俺の可愛い娘を奪いやがって、とかで半殺しにされたり洞海湾に沈められたりしないですよね?
これは腹をくくって、その場で見定められるぐらいの覚悟で臨んだほうが良いかもしれない。
「今度の週末、お伺いしますと伝えて貰っても良いですか? 」
「オッケー」
できる限りのことをしなければ!
まずは親に小遣いを前借りして、菓子折りを買うお金を調達しといたほうがいいだろう。
でもそうなると、変に勘が良く地域のネットワークも掌握しているおっ母が、真琴と付き合う事になったのを嗅ぎつけるかもしれない。
まぁバレるのは恥ずかしいけど、付き合っていれば遅かれ早かれ知られる事となるわけだから、それはそれで仕方がないかな。
でも真琴の親父さんに反対されて結果別れでもしたら、トリプルパンチで一生立ち直れないかも。
「どしたの? 大丈夫? 」
真琴の握る力が少しだけ強まる。
ちなみに手はと言うと、例のごとく互いに指を絡めての恋人繋ぎだったりする。
「いや、なんでも」
その時、ゴミステーションに向かうご近所さんであるおばちゃんが、まあっと言った顔をしたあとに朝の挨拶をしてきた。
それに対し真琴がハキハキと挨拶を返す。
その時隣の俺はと言うと、湯気が出ているのではというぐらいに顔が真っ赤に染まってしまい、声も引っ込んでしまう。
……やはりこの手を繋ぐという行為、それだけでも恥ずかしいのに他人にも見られる機会も多いため、かなりの勇気がいるものである!
それとこのままバス停に着いたら、クールダウンの時間が足りずに真っ赤な顔のままバスで揺られる羽目になる。
今の内から少しでも冷ましておかないと。
大通りに出たところで、思い切って真琴の前へと回り込む。
「まっ、真琴! 」
「うん、わかった。ボクはキミに苦痛を味あわせたいわけではないからね」
まだ何も説明をしていないのに、すぐに手を離してくれた。
「でも少しでもキミと繋がれたおかげか、ボクは満たされたよ。
それと安心をして欲しいから言うけどね、今から放課後まではイチャイチャしたい気持ちを我慢するから。
実は昨日あれから色々考えたんだけどね、そうした方がいいような気がしだしてたんだ。
……でもね、その後、学校から帰ってきたらね、その、久々にキミの部屋に遊びに行ってもいい——」
その時だった!
大通りの対向車線から大幅に逸れたトラックが、歩道を歩く俺たちに向かい突っ込んで来ているのが見えた!
もしかしてこれって、このまま行けば車に轢かれる、直撃コースなのでは!?
そしてそこからの映像は、スローモーションでコマ送りをしているように見え始める。
真琴は身体ごとこちらを向き、また俯いたままこちらに話しかけているため、その迫る危機にまったく気がついていない。
そこで咄嗟に、無意識の内に動いていた。
俺の異変に気付いた真琴が顔を上げると、迫るトラックの方へ振り返ろうとしている。
その状態の真琴を、俺はトラックの正面から無理矢理押し出すべく両手を目一杯に伸ばした。
ゴッ!
全身に衝撃が走る。
視界が強制的に動かされる。
それからどうなったんだろう?
満天の青空を見上げるような形で視界が止まり固定された後、周りの音と共に意識が遠のき視界がボヤけていった。
——ここはどこだ?
目を見開くが、見渡す限りの闇。
思い出せない、さっきまで何をしていたのか。
「おはようございます」
その時綺麗な声が響いた。
そして暗闇に一筋の光が射し、目の前に佇んでいる女性の姿が露わになる。
率直な感想、女神様かと思った。
透き通る艶やかな白肌に、目鼻がくっきりとした相貌。手櫛でも引っかかる事がなさそうな桃色に染まるサラサラヘアーは、純白の衣服に包まれた胸元まで伸びている。
「女神様、ですか? 」
あまりの神々しさに、咄嗟に出てしまったバカバカしい質問。言った後で自分でも恥ずかしくなる。
しかし答えは——
「最近の皆さんは、ほんと物分りが良くて助かります。でしたらどのようにお亡くなりになられたかは、覚えていらっしゃいますか? 」
亡くなる?
誰が?
そこで、記憶が蘇る!
トラックがスローモーションで迫ってくる映像。
俺はあの時、真琴を突き飛ばし、轢かれたんだ。
そしたら今の俺、死んじゃってるって事?
いや、そんな事より——
「教えて下さい!
あいつは、真琴は無事なんですか?
死ぬ直前に、俺が突き飛ばした女の子の事です! 」
すると女神様が、一つ咳払いをした。
「——さて、あなたは失くした命を私に拾われたわけですが、それがどういう意味だかわかりますか?
簡単な事ですよ? 」
「女神、さま? 」
女神様は何を言っているんだ?
俺はただ、真琴の安否が知りたいだけなのに。
「おやおや、急に物分かりが悪くなられてしまわれたようですね。……面倒臭いです。
——では簡単に説明しますので、よく聞いていて下さいね」
真琴は? それに俺は死んだから、今から女神様があの世に連れてってくれるんじゃないのか?
「あなたは死にました。
そして星へと帰る寸前に、拝借してきました。
そこであなたの肉体の時間を巻き戻し、今に至るわけです。
つまりあなたは、私のモノなのです」
女神はそう言いながら、こちらに向かいビシッと人差し指を突き出した。
「さて、ここからが本題!
これから今までとは別の世界、魔法が存在する私の世界に足を踏み入れる事になります。
そこで、ある物を破壊してきて貰う事になるのですが、成功した瞬間ミッションクリアとなります。
そして成功した暁には、あなたが望む物を一つ与えましょう」
望む物を、ひとつ……。
俺が望むモノは——
「あっ、ただし、皆さんが言うようなチート能力とか言うのはありませが、一つ回復魔法はお教えしましょう」
女神の前にバスケットボールくらいの大きさの水球が現れる。
「これはベ・イヴベェ。私の世界の魔法より構築が簡単な所謂異界の魔法になるのですが、呪文を唱えるだけで発現しますので口元を楽にして下さい」
女神が言う事の意味が分からずにいると、突然俺の口から言葉が漏れ始める。
「砂塵の影を彷徨いし魔神よ、月下を従えし女神を招き入れ、汝らの奇跡の片鱗を一つの軌跡として、我が理の最中にその恵みを与えん事を。ベ・イヴベェ! 」
すると俺の手の平上にも水球が現れた。
「負傷した部位に当てていれば傷が治りますし、血液の代わりもしますので、有り難がって使用する事をお勧めさせていた——」
とその時、空間が震えている気がした。
いや、これは気のせいじゃない!
しかも震えは、次第に酷くなっていく!?
女神の顔色が見る見るうちに陰り——
「こっ、これは、何事なんですか!? 」
明らかに狼狽の声を上げた。
そして突如、今までの震えが嘘だったみたいにプツンと収まったあと、女神の向こう側の暗闇に、紺色のブレザーに身を包んだ少女がいる事に気がつく。
あれは、あれはあれは!!
「やあユウト、探したよ」
こちらから見えるように、女神の陰からヒョコッと顔を覗かせたのは、あの真琴だった。
「キミを追いかけて来たんだ」
「追いかけてって、……もしかして真琴も死んじゃったの!? 」
「ボクはこの通り、ちゃんと生きてる人間だよ」
そう言うとその場で回転をして見せたため、ミニスカートが遠心力で浮き上がりその奥にある聖域が見えそうになったため、急いで視線を逸らす。
「でもこれで、キミに助けられたのは二度目になるんだよね。
——前回はまだまだボクの力が弱くて、探し始めれるようになるまで時間がかかりすぎちゃって。
結果見つけ出すのに途方もない時間を使っちゃったわけなんだけど」
その時、女神がずいずいっと真琴の方へ歩を進め、腰に手を当て仁王立ちになり止まった。
「お前は何者なの?
なぜ人間がここに来られるの?
簡潔に答えなさい! 」
「うるさいな、ボクとユウトの邪魔をするなら、……ただではおかないよ? 」
なぜか、真琴と女神が真っ向から対峙する構図となってしまっている。
「……どうやらここへ来れた以上、ただの人間ではなさそうですけど、私を、螺旋の王族の血筋の存在と知っても、そんな事が言えるのかしら? 」
「そんな事がどうかしたの?
もしかしてそれって、自慢のつもりなのかな? 」
「……もういい、消えろ! 」
「やれやれ」
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