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4.猫神様は猫ヲタ官長にハメられる
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あの会話から数日の時が経ち、何事もなかったかのように日常を過ごしてきた。
その間、かつてはもう少し遠慮がちだったアスラン神官長のグルーミングは、日に日に大胆なものになっていく。
そして施術の最中、獣の嗅覚よりも鋭い感覚を持つ私は、不思議な匂いの香を焚かれだしたことに違和感を覚えた。
『ねぇ、この匂い…いい匂いなんだけど、なんでこんなの使うようになったの?
これ、最近食後のお茶でも嗅いでる気がするんだけど』
今日はこの香を使うと言われた時、割といい匂いだったので特に気にせず了承したが、毎日同じ香を焚かれると気になってしまう。
「これは、神獣であるミーア様が大人になるのを助ける魔香の一種なんです。
食後のお茶はこの魔香の元となる薬草を煎じて飲んでいただいているのですが、成長期を迎えた歴代の神獣さま方にもお出ししてきたものでもあります。
…お嫌いですか?
お気に召さないようでしたら、他のものに取り替えさせていただきますが…
ミーア様のためにも。受け入れていただけると…よろしいのですけれども……」
お世話役の女性神官に尋ねると、申し訳ありませんという萎れた風情で説明が帰ってきたので、『ん~ん』と横に首を振り、
『嫌いじゃないし、問題があるわけじゃないけど……。
先輩たちにも出してきた薬草ね…所謂サプリかアロマみたいなものかな…
これを飲むと、なんか血流良くなったような感じもするし、調子良いからいいよ』
なんて、フォローした。
…その時、彼女の言い分をよくよく考えることができていれば、結構怪しいことを言っていたと思ったかも知れない。
しかし、すっかり猫神様生活にドップリ浸かっていた私は、その時にはすでに、従順で優しい彼らを疑うことなんてなかった。
実際、このお茶を飲むと本当に体調が良くなっている気がしていたので、まぁいっかと思っていたのも確かだったし。
なので、アスラン神官長とともにいると常に焚かれている香が、夜の寝室でも焚かれだしたことにも気づかず、毎晩スヨスヨと呑気に寝息を立てて眠っていた。
その上、夕食後のお茶が毎食後に出される様になったことも、特に疑問に思わずに受け入れていたのだった。
―――しかし、このアロマを使われだしてから10日近く経過したある日、自分の体の異変に気がつき…頭を抱えて後悔することとなるのだが……
取り返しがつかなくなるその時まで…私はまるで危機感を覚えていなかった。
その日、私は朝から気だるい気がしていた。
妙に熱っぽいような…ムラムラするような……人間だった頃の生理の前のような…そんな下腹部あたりがモゾモゾと落ち着かない感じ。
そんな時に、アスラン神官長にいつもの如くブラッシングされていたからだろうか
ちょっとした彼の接触に、やたらと敏感になっていた。
『ぁっ…やっ』
毛の流れに沿って、軽く手ぐしで後頭部からお尻まで掻かれて、喘ぐような声を堪えながらもフルフルと体が揺れる。
やん…なんか、今日の私…変…
ちょっと撫でられただけで、おかしな気分になるし……妙に息が切れる…
必死になって声を我慢しながら、いつもどおりの動きで私の毛皮を整えている筈のアスランの手の動きに、敏感に反応して余計に辛かった。
だめ…変に思われちゃうから、我慢しなきゃ
健気にも、私は必死で声を上げてしまうのを堪えていた。
しかし、そのまま尻尾の根本から先っぽまで、サーッとしごかれると、我慢できずに嬌声の様な、鼻にかかった声が出た。
『にゃっ…ぁあんっ』
小さく上げた声だったが、もちろん至近距離にいたアスランに聞こえない訳もなく。
声を聞き咎めた瞬間、その手の動きがピタリと止まった。
「…ふふ…ミーア様…今日は、一段と気持ちよさそうですね」
いつもと同じ笑顔、同じ声…だと思うのだが…
なんだろう、やけに落ち着きがある態度には余裕を感じるものの、目つきがいつもと違う気がするのは…。
「ここの…尻尾の尻尾の付け根あたりを掻かれるの、お好きでしたね」
一瞬違和感が頭を過ぎったが、直後に何事もなかったかのように、しつこく腰から尻尾の付け根をカリカリされ、全身の毛を丁寧に揉み込まれると、考えが霧散する程乱された。
『ふぁぁんっ……やぁっ……』
何度も何度も、繰り返し愛撫されるように撫でられると、私は面白いように声を上げては何度も体を震わせ……
気がつくと、全てを委ねるようにお腹を晒し、媚びるようにニャーニャーと鳴き声を上げていた。
「ふふふ…いつもよりも素直ですね。
ここが…このおっぱいのあたりが気持ちいいでしょう?
いつも、ここを丁寧に梳ると、足がピクピクしていますものね。
でも……もう少し、声を我慢しましょうか。
外に立つ神官たちに聞こえては、何をしているのかと心配されてしまいます。
…ふふふ……今のあなたと私じゃ、誤解のしようもないのが残念ですが……」
こうして上から見下されているとは言え、真正面で覗き込まれて対面すると、涼し気な碧空色の瞳が―――その深奥の瞳がドロリと欲を孕んだように鈍く光ったような気がした。
影になっていて、よく見えなかっただけだろうか…?
口調も慇懃な感じがするというか…形式は敬語のようでありながら、声に妙な艶を感じ―――
結構卑猥なことを言われているというのに、気圧されてうまく言葉を返すことができず、徐々に近づいてくる彼の美貌に呑まれ、瞬きも忘れてゴクリと息を飲み込んだ。
「…もっと気持ちよくして差し上げましょうね………」
そう言って、私の額に口づけるとペロリと舐め、アスランは赤い額石を口に含んで…ありったけの魔力を石に注ぎ込んだ。
『ひゃぁああんっ!!』
額石は、石の形状どおりに硬いが、魔力のコントロール器官でもあるため神経が集中しており、かなり敏感である。
よっぽど親しい相手か、瀕死位に弱っている時でもないと、家族や夫婦の仲でも決して他人に触れさせたりしない場所でもある。
体に快楽を覚えさせられている無防備な時に、他人の濃い魔力を繊細な器官に叩き込まれては、咄嗟に全身が金縛りにあったように身動きがとれなくなる。
むしろ、気絶したっておかしくない程の衝撃だった。
額にキスなんて習慣はないし、頬ずり以上に近寄ってくることもないだろう…と思っていたのに、完全に油断していた。
普段から、アスラン神官長や側仕えは、どんなに私が無防備に晒していたとしても、そこにだけは触れないように注意してくれていたから。
そんな態度を示してくれる彼らが自分に害を及ぼすような真似はしないと、信頼してしまう理由でもあった。
そこに魔力を注ぎ込まれるとどうなるか…この世界に来てまだ日の浅い私は、思考はどうあれ未成熟な子供であり、箱入りだ。その為、未だにこの世界のことにも疎い。
衝撃を受けたその後に、これから何が起こるのか想像もできず、ただただ加害者である筈のアスラン神官長の腕にしがみつきながら恐怖に戦き……背中に感じる温もりに尻尾を揺らすと、はあ…と色めくような吐息を漏らした。
「落ち着いてください。
大丈夫…うまく染まりました。もう、何も問題はありません。
私では体を相手に合わせるような力がないため、貴女に負担をかけてしまったことは申し訳ありませんが…
ようやく私達は番うことのできる体になったのです」
その声が、やけに近くから聞こえてピクリと耳が震える。
宥めるように背中を撫でる手の感触が温かいけれども、妙に生々しい。
「っ!?」
声のする方へ顔を向けると、思った以上の至近距離にアスランの顔があることに気づいて、声も出ない程ビックリした。
「ああ、思った通りだ。
きっと、人になったらこんな感じじゃないかと思っていたのですが……
しかし……想像以上に幼い……参ったな…」
困ったような言葉の内容と反して嬉しそうに…うっとりと微笑まれ…
その言葉の内容と口調の違和感に首を傾げながら、ふと自分の体を見下ろした。
「や…っ!
……私、人間になってる!?」
毛のない、滑らかな白い肌に2つの小さな胸。中央の淡いピンクの先っぽが初々しい―――推定Aカップ未満といったところか。
細く華奢な人間少女の手足に、下生えも生えていない幼い性器は未成熟なくせに卑猥に見える。
ただ、お尻の方には黒い毛皮を纏った尻尾がソヨソヨと頼りなく動いており、恐る恐る頭部を確認すると顔面の配置も人間の様だが、顔の横に耳はない。
腰のあたりまで伸びた長い黒髪に覆われた頭頂部に、2つの小さな三角の耳が立っているのを確認できた。
「………猫耳コスのロリっ娘……」
私の姿を映すアスランの瞳を覗き込み…現在の自分の容姿を目にして思わず口をついた。
私の言葉の大半を理解できていなかったが、アスランはそっと私の髪を指にからめて頬を染め、それはそれは嬉しそうに微笑んだ。
その間、かつてはもう少し遠慮がちだったアスラン神官長のグルーミングは、日に日に大胆なものになっていく。
そして施術の最中、獣の嗅覚よりも鋭い感覚を持つ私は、不思議な匂いの香を焚かれだしたことに違和感を覚えた。
『ねぇ、この匂い…いい匂いなんだけど、なんでこんなの使うようになったの?
これ、最近食後のお茶でも嗅いでる気がするんだけど』
今日はこの香を使うと言われた時、割といい匂いだったので特に気にせず了承したが、毎日同じ香を焚かれると気になってしまう。
「これは、神獣であるミーア様が大人になるのを助ける魔香の一種なんです。
食後のお茶はこの魔香の元となる薬草を煎じて飲んでいただいているのですが、成長期を迎えた歴代の神獣さま方にもお出ししてきたものでもあります。
…お嫌いですか?
お気に召さないようでしたら、他のものに取り替えさせていただきますが…
ミーア様のためにも。受け入れていただけると…よろしいのですけれども……」
お世話役の女性神官に尋ねると、申し訳ありませんという萎れた風情で説明が帰ってきたので、『ん~ん』と横に首を振り、
『嫌いじゃないし、問題があるわけじゃないけど……。
先輩たちにも出してきた薬草ね…所謂サプリかアロマみたいなものかな…
これを飲むと、なんか血流良くなったような感じもするし、調子良いからいいよ』
なんて、フォローした。
…その時、彼女の言い分をよくよく考えることができていれば、結構怪しいことを言っていたと思ったかも知れない。
しかし、すっかり猫神様生活にドップリ浸かっていた私は、その時にはすでに、従順で優しい彼らを疑うことなんてなかった。
実際、このお茶を飲むと本当に体調が良くなっている気がしていたので、まぁいっかと思っていたのも確かだったし。
なので、アスラン神官長とともにいると常に焚かれている香が、夜の寝室でも焚かれだしたことにも気づかず、毎晩スヨスヨと呑気に寝息を立てて眠っていた。
その上、夕食後のお茶が毎食後に出される様になったことも、特に疑問に思わずに受け入れていたのだった。
―――しかし、このアロマを使われだしてから10日近く経過したある日、自分の体の異変に気がつき…頭を抱えて後悔することとなるのだが……
取り返しがつかなくなるその時まで…私はまるで危機感を覚えていなかった。
その日、私は朝から気だるい気がしていた。
妙に熱っぽいような…ムラムラするような……人間だった頃の生理の前のような…そんな下腹部あたりがモゾモゾと落ち着かない感じ。
そんな時に、アスラン神官長にいつもの如くブラッシングされていたからだろうか
ちょっとした彼の接触に、やたらと敏感になっていた。
『ぁっ…やっ』
毛の流れに沿って、軽く手ぐしで後頭部からお尻まで掻かれて、喘ぐような声を堪えながらもフルフルと体が揺れる。
やん…なんか、今日の私…変…
ちょっと撫でられただけで、おかしな気分になるし……妙に息が切れる…
必死になって声を我慢しながら、いつもどおりの動きで私の毛皮を整えている筈のアスランの手の動きに、敏感に反応して余計に辛かった。
だめ…変に思われちゃうから、我慢しなきゃ
健気にも、私は必死で声を上げてしまうのを堪えていた。
しかし、そのまま尻尾の根本から先っぽまで、サーッとしごかれると、我慢できずに嬌声の様な、鼻にかかった声が出た。
『にゃっ…ぁあんっ』
小さく上げた声だったが、もちろん至近距離にいたアスランに聞こえない訳もなく。
声を聞き咎めた瞬間、その手の動きがピタリと止まった。
「…ふふ…ミーア様…今日は、一段と気持ちよさそうですね」
いつもと同じ笑顔、同じ声…だと思うのだが…
なんだろう、やけに落ち着きがある態度には余裕を感じるものの、目つきがいつもと違う気がするのは…。
「ここの…尻尾の尻尾の付け根あたりを掻かれるの、お好きでしたね」
一瞬違和感が頭を過ぎったが、直後に何事もなかったかのように、しつこく腰から尻尾の付け根をカリカリされ、全身の毛を丁寧に揉み込まれると、考えが霧散する程乱された。
『ふぁぁんっ……やぁっ……』
何度も何度も、繰り返し愛撫されるように撫でられると、私は面白いように声を上げては何度も体を震わせ……
気がつくと、全てを委ねるようにお腹を晒し、媚びるようにニャーニャーと鳴き声を上げていた。
「ふふふ…いつもよりも素直ですね。
ここが…このおっぱいのあたりが気持ちいいでしょう?
いつも、ここを丁寧に梳ると、足がピクピクしていますものね。
でも……もう少し、声を我慢しましょうか。
外に立つ神官たちに聞こえては、何をしているのかと心配されてしまいます。
…ふふふ……今のあなたと私じゃ、誤解のしようもないのが残念ですが……」
こうして上から見下されているとは言え、真正面で覗き込まれて対面すると、涼し気な碧空色の瞳が―――その深奥の瞳がドロリと欲を孕んだように鈍く光ったような気がした。
影になっていて、よく見えなかっただけだろうか…?
口調も慇懃な感じがするというか…形式は敬語のようでありながら、声に妙な艶を感じ―――
結構卑猥なことを言われているというのに、気圧されてうまく言葉を返すことができず、徐々に近づいてくる彼の美貌に呑まれ、瞬きも忘れてゴクリと息を飲み込んだ。
「…もっと気持ちよくして差し上げましょうね………」
そう言って、私の額に口づけるとペロリと舐め、アスランは赤い額石を口に含んで…ありったけの魔力を石に注ぎ込んだ。
『ひゃぁああんっ!!』
額石は、石の形状どおりに硬いが、魔力のコントロール器官でもあるため神経が集中しており、かなり敏感である。
よっぽど親しい相手か、瀕死位に弱っている時でもないと、家族や夫婦の仲でも決して他人に触れさせたりしない場所でもある。
体に快楽を覚えさせられている無防備な時に、他人の濃い魔力を繊細な器官に叩き込まれては、咄嗟に全身が金縛りにあったように身動きがとれなくなる。
むしろ、気絶したっておかしくない程の衝撃だった。
額にキスなんて習慣はないし、頬ずり以上に近寄ってくることもないだろう…と思っていたのに、完全に油断していた。
普段から、アスラン神官長や側仕えは、どんなに私が無防備に晒していたとしても、そこにだけは触れないように注意してくれていたから。
そんな態度を示してくれる彼らが自分に害を及ぼすような真似はしないと、信頼してしまう理由でもあった。
そこに魔力を注ぎ込まれるとどうなるか…この世界に来てまだ日の浅い私は、思考はどうあれ未成熟な子供であり、箱入りだ。その為、未だにこの世界のことにも疎い。
衝撃を受けたその後に、これから何が起こるのか想像もできず、ただただ加害者である筈のアスラン神官長の腕にしがみつきながら恐怖に戦き……背中に感じる温もりに尻尾を揺らすと、はあ…と色めくような吐息を漏らした。
「落ち着いてください。
大丈夫…うまく染まりました。もう、何も問題はありません。
私では体を相手に合わせるような力がないため、貴女に負担をかけてしまったことは申し訳ありませんが…
ようやく私達は番うことのできる体になったのです」
その声が、やけに近くから聞こえてピクリと耳が震える。
宥めるように背中を撫でる手の感触が温かいけれども、妙に生々しい。
「っ!?」
声のする方へ顔を向けると、思った以上の至近距離にアスランの顔があることに気づいて、声も出ない程ビックリした。
「ああ、思った通りだ。
きっと、人になったらこんな感じじゃないかと思っていたのですが……
しかし……想像以上に幼い……参ったな…」
困ったような言葉の内容と反して嬉しそうに…うっとりと微笑まれ…
その言葉の内容と口調の違和感に首を傾げながら、ふと自分の体を見下ろした。
「や…っ!
……私、人間になってる!?」
毛のない、滑らかな白い肌に2つの小さな胸。中央の淡いピンクの先っぽが初々しい―――推定Aカップ未満といったところか。
細く華奢な人間少女の手足に、下生えも生えていない幼い性器は未成熟なくせに卑猥に見える。
ただ、お尻の方には黒い毛皮を纏った尻尾がソヨソヨと頼りなく動いており、恐る恐る頭部を確認すると顔面の配置も人間の様だが、顔の横に耳はない。
腰のあたりまで伸びた長い黒髪に覆われた頭頂部に、2つの小さな三角の耳が立っているのを確認できた。
「………猫耳コスのロリっ娘……」
私の姿を映すアスランの瞳を覗き込み…現在の自分の容姿を目にして思わず口をついた。
私の言葉の大半を理解できていなかったが、アスランはそっと私の髪を指にからめて頬を染め、それはそれは嬉しそうに微笑んだ。
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