俺をお前らの青春に勝手に巻き込むな!

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ベスト・キッド(バスケット編⑤)

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 岩崎「よぉー、陣内元気にしてたか(笑)!遊びに来てやったぜー!なんだ?面白い髪型してんなぁ⁉︎」とニヤニヤと馬鹿にしたような表情で陣内に近付いて行き、坊主頭をゴシゴシと乱暴に撫で回します。

 陣内「止めろ~(怒)!」と右腕を使って、頭の上の岩崎の両腕で強い力で振り払いました。

 岩崎「いっ~てなぁ(痛い)‼︎本当に生意気な奴だな(怒)!まぁいい、今日はカンフーバスケでお前をボコボコに出来るからなぁ~(笑)!」と振り払われた両腕の痛みを腕組みするような形で右手で左腕を、左手で右腕をさすりながら和らげようとします。

 佐々山「爺さん、さっさと始めようぜー(命令)!こんな山奥まで来たのは楽しくお喋りする為じゃないぜー!」と腕や首を回して準備運動を始めました。

 宮沢「5分だけ時間をくれ!まだ、カンフーバスケのルールを教えていない奴が1人残っている」と陣内を左手の親指で指差しました。

 岩崎「ハゥハッ‼︎ズブの素人かよ!爺さん、アンタ頭可笑しいじゃないのか?下手したら殺しちゃうよ~(失笑)?」と宮沢の弟子達3人を品定めしてから、3人に聞こえるように宮沢を脅しました。

 宮沢「その時はその時だ!次は儂が1人で相手になってやるだけだ」と弟子が負けた時は代わりに1人で戦うことを約束しました。

 佐々山「いい覚悟だな爺さん!カンフーバスケを1対3でやるれと思っているのか?お前の弟子でどうなるか教えてやるよ‼︎」と岩崎と門倉を集めて作戦を話し合い始めました。

 宮沢「お前ら集まれ(命令)!陣内はカンフーバスケのルールを知らないな⁉︎単純なルールだ!バスケットの基本ルールのトラベリング(ボールを持って三歩以上歩く事)は当然禁止だ。そして、ボールを持っている選手は攻撃しても許されるが、ボールを持っている選手なら攻撃しても許される。ルール上は先に10点取れば勝てる決まりだが、大抵は相手選手を試合続行出来ないようにボコボコにするのがカンフーバスケの主な勝ち方ではある。陣内、何か質問はあるか?」と一通りの基本ルールを説明すると残り時間を陣内の質問に使うことにした。

 陣内「ボールを持っていれば攻撃しても、されても問題ないんですね?だったら楽勝です(笑)‼︎」と自信満々に答えました。

 岩崎「爺さん、5分経ったぞー!さっさと始めないと手加減してやらないぞ!」と宮沢の弟子を早くボコボコにしたくてウズウズしています。

 宮沢「行って来い(命令)!勝って戻って来いよ(命令)‼︎」と弟子達を送り出しました。

 佐々山チームがボールを持って、試合が始まりました‼︎佐々山は早速岩崎にボールをパスします。岩崎「陣内!受け取れ‼︎」と敵チームの陣内にボールをパスしました。

 陣内「?」と飛んで来たボールを無意識に受け止めました。『ドォッフゥー‼︎』とボールを使って、何とかダッシュしてから放たれた岩崎の強烈なドロップキックをガードしました。

 岩崎は立ち上がると「へぇ~!ちょっとは楽しめそうだな~陣内~(笑)‼︎」とドロップキックをガードして手が痺れている陣内の両腕をニヤニヤして見つめました。
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