俺をお前らの青春に勝手に巻き込むな!

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ベスト・キッド(地下大会編②)

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 第2試合  酒井チーム  対  米軍チームの試合を開始します。

 酒井チーム、痴議会議員・酒井宗矩(16歳)、お団子ヘヤーの美少女格闘家・春風  麗華(はるかぜ  れいか・17歳)、北川景子似の美少女剣士・宮本  茜(みやもと  あかね・17歳)の美少女とツッコミの3人組です。

 米軍チーム、ベイツ軍曹(27歳・白人男性)、ステファン少尉(30歳・白人男性)、ボブ軍曹(25歳・黒人男性)の対人格闘のスペシャリスト3人組のチームです。

 ベイツ軍曹「おいボブ。可愛い女の子が間違って出場したようだぜ(ラッキー)!たっぷりと可愛がってやろうぜ(ボーナス)‼︎」といやらしい笑みを浮かべて2人の美少女を観察していきます。

 ボブ軍曹「あの少年は少佐に任せるとしましょうか。私にはチャイナ服の女の子を任せてください(タイプ)!」と春風を胸やお尻を見てから『ゴクリ(良い)!』と唾を飲み込みました。

 ステファン少尉「何故私が男の相手をしなければならない。上官命令だ(絶対遵守)!お前達のどちらかは男の相手をしていろ(知らん)!」とボールを『ドンドン!』とドリブルしながら、剣道着姿の宮本に向かって進んで行きました。

 宮本「はぁ~」とため息をついた後、100m走のスタートのような姿勢(クラウチングスタート)で右手を鉤爪の形に力を入れて、勢いよくステファン少尉に突っ込んで行きました。

 ステファン少尉は想像以上の速さに対応出来ずに胸の前にボールを持って、棒立ちになってしまいました。

 宮本「【千鳥(ちどり)】」と技名を小声で叫び『バァン‼︎』とボールを右手刀で貫いて破裂させ、さらにステファン少尉の胸の真ん中を『ドォスー‼︎』と突き刺しました。

 ステファン少尉「う。う。ゴボゥ‼︎」と血を吐き出すと、宮本は胸から手を『ヒュー!』と引き抜いてから、人差し指についたステファン少尉の血を使って、少尉の着ている白いTシャツに指で【死】と漢字で書きました。

 審判「君‼︎大丈夫か‼︎」とステファン少尉の元に慌てて走って行き、怪我の確認をしました。

 宮本「安心してください。……手術すれば助かります。30分以内に……」と審判とステファン少尉を安心させると、手に付いた血をペットボトルの水で洗っています。

 酒井「手術しないと死んじゃうの~~(人殺し)‼︎」と残り時間は28分ぐらいでしょう。

 少尉がやられて激昂したベイツ軍曹は、宮本を狙うのを諦めて、酒井を狙って新しいボールを『ドォ~ン  ドォ~ン』と大股のドリブルで急いで接近して行きます。

 春風『リ~~ン』と右手首に紐で吊るした鈴を鳴らして「【八卦六十四掌(はっけろくじゅうよんしょう】」と酒井の前に立ちふさがり、向かって来たベイツ軍曹を『ドドドドドドドド~~~(168発)‼︎』と凄まじい速さと破壊力の拳の連打を上半身に浴びせました。

 酒井「明らかに100発以上殴っているぞ~(やり過ぎ)‼︎」と速過ぎて数え切れませんでした。

 審判は『ドォカァー‼︎』と前のめりになって倒れたベイツ軍曹に近づいて、状態を確認します。

 春風「安心してください。顔は殴っていません」と午後でもないのに【午後の紅茶】を飲んでいます。

 酒井「問題はそこじゃないよ~(内臓破裂)!なんで午後ティー飲んでるの~(午前0時)?」とアタフタと被害者を減らそうと考えてから、残ったボブ軍曹に勇敢にボールを持って近づいて行き『パァン!』と軽く平手で叩くと「シットダウン(座りなさい)‼︎」と親切にも助けて上げようとしました。

 ボブ軍曹は状況を理解すると大袈裟に吹き飛び、コートをゴロゴロと転がって行くと場外に消え去ってしまいました。

 審判「米軍チーム、試合続行不可能の為、酒井チームが2回戦進出します!」と宣言しました。
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