虹色の約束

 真夜中の公園で、滑り台の上からジョーロで水を撒く小学生が居た。
 大学生の空矢はそんな小学生に何をしているのか声をかけた。

「虹を作っている」

 虹の原理を知らない小学生に、空矢は虹の作り方を教えてやると小学生と約束を交わす。

 しかし、空矢は小学生との約束を果たす事が出来なかった。

 一〇年後、約束を引き摺り続けている空矢の元に、一人の男が現れた。
 その男の名は“せな”と言った。








・露骨な性描写は『※』付き
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