監禁してる男からダメ出しされる人生

 絵に描いたような誠実さと真面目さを持つ中山 颯太は、世間の風潮的に結婚のタイミングだろうと彼女に話を切り出した。
 自分の願いでは無く世間の風潮を気にして切り出した颯太に愛想が尽きた彼女にこっ酷く振られてしまった。
 落ち込む彼を励ましたのは、会社の清掃員をしている久遠 大和。
 颯太は大和の優しさに心を掴まれ、衝動に駆られて大和を監禁してしまった。
 破滅的な行動に頭を抱えている颯太に、大和は──

「監禁するなら拘束ぐらいしとけ。首輪とか鎖で繋ぐだろ。普通」

 監禁の緩さに苦言を呈した。





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生真面目優男×被監禁玄人中年


※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。※
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