【R18】十二年の孤独な両片思い――解けない愛の無理関数

夜子

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番外章 カラー・オブ・ホーム:プライベート・コレクション :石小路家の色彩

作品 No.01 ——『唯一のサイン』

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土曜日の午後の陽射しは、少しばかり図々しいほどにリビングの中央へと渡り、ソファに寄り添う二人を眩しさで恍惚とさせていた。

石小路煌人は、まるで猫のように自分に甘えてくる真翠を満足げに抱き寄せ、彼女が滅多に見せないその執着を堪能していた。

テレビの画面には七〇年代のモノクロ映画が映し出され、光と影が斑(まだら)に揺れ、台詞はゆっくりと流れていく。煌人は知っていた。真翠はヒーロー映画の熱狂を好み、ミステリーの頭脳戦を愛していることを。――だというのに、今の彼女は、こうして静かな午後を彼と共に浪費してくれている。

それは、この上なく贅沢で、どこか危ういほどに穏やかな時間だった。

以前の彼は、結婚してからの生活がこれほど劇的に変わるとは思ってもみなかった。むしろ、かつて自分を狂わせ、執着させたあの真翠が、結婚という形を得ることで色褪せてしまうのではないかと、密かに恐れてさえいた。彼女が以前のように、冷ややかな距離を保ったまま、自分の手からすり抜けていくのではないかと。

何より彼を苦しめていたのは、かつて彼女がこぼした「あなたにあげる愛なんて、もう残っていない」という言葉だった。その言葉は、彼の傲慢な心に突き刺さったまま、どうしても抜けない棘となっていた。

けれど今、そんな不安は、腕の中にいる柔らかく温かな真翠によって、少しずつ溶かされていく。

結婚してからの彼女は、彼の予想を遥かに超えて、彼を愛してくれていた。その愛は、静かに、けれど確実に彼の心の隅々にまで染み込み、荒れ果てていた場所に一輪ずつ、優しい花を咲かせていくようだった。

突然、彼女のすべてを占有したいという衝動が沸き上がった。煌人が脳内で冷静に計画図を描き、地下室を作って真翠を完全に閉じ込め、余生を彼の光だけを見て過ごさせるべきかと思案していたそのとき、手元の電話が震えた。落雷のように、彼の陰湿な妄想を打ち砕く。

彼は無造作にスマホを取り上げ、彼女に手渡した。画面にははっきりと三つの文字が躍っている。

「ハルぴ」

それは真翠が橋本小春に付けた登録名だった。煌人は、真翠に奇妙な癖があることを知っていた。彼女は自分の好きなものすべてに名前を付けるのが好きだった。もっとも、彼女は徹底的なネーミングセンスの欠如者ではあったが。

彼の愛車であるライラックブルーのSUVは「あわぶく君」、オフィスにある重苦しいゲーミングチェアは「あおまる」。そして、職場の小動物のような後輩、橋本小春は「ハルぴ」と呼ばれていた。

――だが、彼はどうだ?

彼女の連絡先の中で、かつて「星野煌人」だった場所は、今や乾燥して冷え切った「石小路煌人」という、ただの正式な記号に書き換えられたままだった。

結婚して彼女の姓を名乗るようになったというのに、彼女の「偏愛のリスト」において、自分だけがその特別な枠から疎外されている。その事実が、彼の胸の奥にある独占欲を静かに、けれど激しく逆なでした。

久しぶりに、嫉妬という名の獣が胸の中で暴れ出した。 彼は自分が真翠の親友や、愛車、あろうことか無機質な椅子にまで嫉妬していることに気づき、自嘲する。真翠の世界では、「愛称」を与えられたものすべてが彼女の偏愛を授かっているというのに、彼だけが、そのあまりにも正式で疎遠な名前に幽閉されている。彼女の生活における唯一の「例外」、あるいは、唯一の「省略」として。

真翠がスマホを受け取り通話に応じると、煌人は耐え忍び、彼女が電話の向こうで満面の笑みを浮かべながら「ハルぴ」と呼ぶのを聞いていた。指先で絨毯をリズミカルに叩く。その一打一打が、まるで地下室着工前のカウントダウンのように、静かに、けれど確実に刻まれていく。

ようやく彼女が楽しげに電話を切ると、彼は逃げる隙を与えず、長い腕を伸ばして真翠を抱き上げ、自分の膝の上にしっかりと固定した。

彼は睫毛を伏せ、隠しきれなくなりそうな狂気をその影に覆い隠すと、細長い指で彼女の長い髪を無造作にすくい上げ、指先に巻き付けて引き寄せた。真翠は抗う術もなく上を向かされ、彼の深く暗い視線を受け止めるしかなくなる。

「話は終わったか?」 低い声は、寝起きのようでありながら、隠しきれない嫉妬に押し潰されていた。 「お前の『ハルぴ』はなんて言ってた? あんなに楽しそうに話して」

彼はわざと「ハルぴ」という言葉を強調した。一つ一つの音節が奥歯で噛み砕かれたかのようだ。リビングの陽射しは相変わらず眩しいが、真翠は背後の男から放たれる「独占欲」という名の重圧が、自分を正確に捉えているのをはっきりと感じていた。

「煌人、また何を……」 真翠は突然の挙動に息を呑む。

煌人は殊更に悲しげな表情を装い、真翠の豊かな柔軟さの中に鼻先を埋めた。 電話の相手が誰かは分かっている。橋本小春。会社で噂が飛び交い、誰もが真翠を悪意で汚していた時、それでも彼女を信じ続けた女の子だ。

本当は、嫉妬などしていない。彼は真翠のすべてを愛していた。 冷ややかさの裏にある強さを、時折見せる不器用な優しさを。そして今、自分の腕の中で羞恥に顔を染め、林檎のように赤くなったその頬を。

だが、もし一つだけ選べと強要されるなら、答えは決まっている。 男とは、これほどまでに単純で幼稚な生き物なのだ。石小路煌人はそれを喜んで認めるだろう。

思春期の湿り気を帯びた片思いから、成人して歪んだ独占欲に至るまで。彼のあらゆる狂気と卑屈さを、包み込むように受け止めてくれる真翠の温かな起伏(ふくらみ)。その柔らかさに顔を埋めることこそが、彼を最も深く依存させる、原始的な安らぎだった。

彼は顔を上げ、捨てられた子供のような潤んだ瞳を彼女に向けた。 「ねえ、奥さん。僕にだけ専用の愛称がないのは、どうしてなのかな?」

真翠はそんな質問をされるとは思わず、胸の奥に仕舞い込んでいた古い記憶を突かれ、頬に一気に朱が走った。瞳が泳ぐ。煌人はその一瞬の隙を逃さず、彼女をさらに強く抱きしめた。

「あるんだろう? ねえ。何かな? いい子だから、旦那様に教えて。……ご褒美に、俺の『極太のフランクフルト』をたっぷり可愛がらせてやるから」

真翠はそれを聞いて、もう顔を上げていられないほど真っ赤になった。 「いらない、黙って。……この、変態(エッチ)」

煌人は面白そうに喉を鳴らして笑った。もっと愉しい方法で聞き出そうと考えた彼は、真翠の尻を軽く叩いた。 「言わないんだな。じゃあ、場所を変えてじっくり聞くことにしよう」

真翠の反応を待たず、彼は彼女を軽々と抱きかかえて寝室へと向かった。ベッドに下ろすと、彼は覆いかぶさるようにして問い詰める。 「真翠さん、これが最後のチャンスだ。石小路煌人の愛称は?」

「煌人、ふざけないで。まだ昼間よ」

「これは尋問なんだ。真翠さん、論点を逸らさないでほしいな」

真翠は、真剣な顔を装いながらも、その瞳の奥に抑えきれない悦びを滲ませている煌人を見て、「子供じみていて可愛い」と毒気を抜かれてしまった。 「――言わないわよ。諦めて」

真翠がこの「遊び」に乗ってきたことで、煌人の興奮は一気に沸点を超えた。 「自分で選んだんだから、後悔しないでね」

彼は真翠の耳元に唇を寄せ、熱い吐息とともに囁いた。 「頑張って耐えてね、奥さん。……そのほうが、俺も愉しめるから」

彼は真翠のルームウェアを剥ぎ取ると、剥き出しになった彼女の柔らかなふくらみにすぐさま吸い付いた。 「んっ……あ、煌人……っ」 遮るもののない肌と肌が密着し、逃げ場のない愛撫が繰り返される。

彼は真翠の肉感的な腰を掴み、最後の一枚をゆっくりと引き下ろした。 そこには、すでに彼の侵入を待ちわびるように、溢れんばかりの蜜を湛えた**湿り気**があった。

「……準備は、できているみたいだね」
「……だって、煌人が、そんな風に……っ」

煌人はもう我慢できなかった。彼は自身の熱を帯びた塊を、彼女の秘境の入り口へと押し当てる。
「……入れるよ」

彼がゆっくりと、けれど深く腰を沈めると、「グチュッ」という重く湿った水音が静かな寝室に響き渡った。

「っ……あ、ああぁっ!」
「……っ、真翠……なんて、締まるんだ……」

二人の体が完全に結合した瞬間、そこからはもう、言葉にならない情念の応酬だった。 煌人が腰を振るたびに、「パンッ、パンッ」という激しい肉体のぶつかり合う音が室内に響き、それと混ざり合うように、「ジュポッ、クチュ……」という濃密な水音が絶え間なく溢れ出す。

真翠の白磁の肌は、彼の指の跡や情欲の赤みで乱れ、汗ばんだ肢体が重なるたびに、「ペタッ」と吸い付くような音が鳴る。

「教えて……真翠。私の、特別な名前を……っ」 「あ……っ、ふ、あ……っ! んっ、あぁぁぁっ!」

「あ、すごい……っ、煌人、そこ……っ、あぁ!」 「ここか? ここが好きなんだな……っ!」

彼は彼女の膝を大きく割らせ、さらに深く、容赦なく突き上げた。一打ごとに、「グチュッ、グチュル……」と、溢れた蜜が掻き回される生々しい音が鼓膜を震わせる。

極限の瞬間、煌人は彼女の最深部を貫きながら、すべての熱さと、行き場のないほど肥大した愛を、ドクン、ドクンと脈打つ衝撃とともに注ぎ込んだ。 「ビュルッ、ビュルル……ッ!」 熱い塊が彼女の最奥を満たしていく生々しい感触。二人は同時に、抗いようのない多幸感の淵へと突き落とされた。

「あ、ああああああ……っ!!」

二人の境界線は完全に消え、溶け合った熱だけがそこにある。 煌人は力なく真翠の上に覆いかぶさり、肩で荒い息をつきながら、自分を包み込んでくれる彼女の温もりにすべてを委ねていた。

やがて呼吸が落ち着くと、彼はそっと体を離し、真翠の隣に横たわった。 乱れたシーツの上で、情欲の余韻に頬を染め、満足げに瞳を閉じる真翠。その無防備で穏やかな美しさに、煌人の胸の奥には、先程までの狂気的な独占欲とは違う、静かで深い愛おしさが込み上げてくる。

彼は真翠の細い手を、自分の大きな手で包み込むように握りしめた。 そして、その指の節一つ一つに、確かめるような、丁寧で優しいキスを落としていく。それは、彼女という存在を心から慈しみ、一人の女性として最大限の敬意を払うような、静かな愛の証明だった。

「……真翠」

名前を呼ぶと、彼女が微かに目を開け、潤んだ瞳で彼を見返した。 煌人は愛おしくてたまらないというように目を細め、彼女の額に、鼻先に、そして柔らかくほぐれた唇に、羽毛が触れるような優しい純粋なキスを贈った。 ただ、彼女がここにいるという奇跡を確かめるための、慈しみに満ちた接吻。

「……ねえ、奥さん」

唇を離した彼は、彼女の耳元に顔を寄せ、今度は熱ではなく、凪いだ海のような穏やかな声で囁いた。 「結局……私の『愛称』は何なのかな? 教えてくれるまで、私はずっと君の隣を離れないつもりだけど」

真翠はそんな彼の子供じみた執着に、ふっと柔らかく微笑んだ。

「――ダーリン(Darling)」

「……ああ、ここにいるよ」 煌人は無意識に答えた。直後、一瞬の静止。雷が背骨を貫いたかのようだった。彼は瞳孔を収縮させ、脳内でその響きを何度も反すうする。 「……ダーリン?」

彼は困惑した瞳で真翠を見つめた。真翠は上気した顔で、少し決まり悪そうに、小さく頷いた。

「いつからだ? 真翠、教えてくれ。いつからなんだ?」 彼は震える声で尋ねた。そこには戸惑いと、痛み、そして信じがたいほどの期待が混ざり合っていた。

「あなたが転校してきて、黒板に自分の名前を書いて……みんなの方を振り向いた、あの時よ。あなたの顔を初めてはっきりと見た、あの瞬間に」

煌人は、自分の予想と同じ答えを聞き、全身の力が一気に抜け落ちた。彼は過ちを犯した子供のように、がっくりと頭を真翠の首筋に埋め、震える声で、懺悔の言葉を漏らした。

「……ごめん。……知らなかった、本当に、知らなかったんだ……」

真翠は晴れやかに笑い、手を伸ばして、普段は傲慢な煌人の、今はふわふわとしたその頭を優しく撫でた。 「あれは私の片思いだったんだもの。あなたが知らないのは当然じゃない?」

「当然じゃない、全然当然じゃない!」 煌人は少し顔を上げ、その瞳には微かに水光が揺れていた。

過去二年間、彼は自分が彼女にとって唯一無二であるという**「確かな証(あかし)」**を求めて、気が狂いそうなほどの渇望を抱えて生きてきた。 自分を彼女の「唯一の男」だと定義するその言葉を、彼女の唇から引きずり出そうと、あらゆる傲慢な手段を尽くしてきた。彼は、その言葉をいつか力で勝ち取るべき「戦利品」か、あるいは自分を繋ぎ止めるための「絶対的な鎖」だと思い込んでいたのだ。

だが、まさかこの呼び名が。 彼女が十七歳のあの頃から、凍てつく心の中に、ただ自分という存在のためだけに刻み続けていた――自分という人間に付与された、世界で唯一のサイン(署名)だったなんて、思いもよらなかったのだ。

煌人は再び彼女を強く抱きしめた。 その胸に宿る幸福感は、十四年という空白を埋めて余りあるほどに、温かく、そして深く彼を包み込んでいた。
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