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25-2
「え?イザヤに手作りチョコ?」
「今日はバレンタインですし。」
「でも……」
ここで素直にすぐ作ると言えないところがダメなんだろうな。せっかくクリス様が提案してくれているのに。
『こんなのいらないよ!気持ち悪ッ!』
やる前から怖気付いて、
勝手に悪いことばかり想像して。
「僕もみんなにチョコ作りますよ。」
ノエルは普段お世話になってるからと言っていた。
私もそうすればいいんだよな。
「そう深く考えずに。ね?」
プラスのことを考えられればいいのに、そんな想像全くできない。
そう思いながらも……
「…………作ってしまった。」
メッセージカードまでつけて。
まぁ好きというメッセージではないが。
「でもこれを渡すのは……」
勇気がいる。
『こんなの作って気持ち悪い。もう近寄るなよ。』
そんなことを面と向かって言われたら、情けないがその場で泣いてしまうかもしれない。
そんなことを考えながらも、いつの間にかイザヤの部屋の前。
意を決して扉をノックする。
「イザヤ……」
「ルーク?どうした?」
「あ、いや……」
なかなか渡せないでいると、イザヤが痺れを切らした。
「俺、これから出かけるんだ。」
「あ、悪い。どこへ行くんだ?」
「ん?デートだよ♡今日はそう言う日だろ?」
デートか……
羨ましい。
イザヤと2人で出かけることなんて魔物の討伐くらいだ。
「もう行っていい?」
「あ……きっ、気をつけてな。」
ちゃんといつもと同じ表情できてたか?
「おう!じゃなー!」
あんなに嬉しそうに。
私にはそんな顔してくれないくせに。
せっかく作ったけどどうしよう。
ただ渡すだけじゃないか。
それにノエルだってイザヤにあげていた。
なんてことない。
でも、
嫌われるかもと思うと、
怖くて行動できない。
「私は臆病ものだな……」
最初から作らなければ良かった……
「捨てるか。」
「ルーク、何捨てるの?」
「わぁッッ!!?帰ってたのか?」
「うん。あれ?それ……」
イザヤが私の手元に気づく。
「ち、違う!これはっ、違くて……」
「俺宛じゃん!捨てるなよ!おい!隠すなッ!俺がモテるからって妬くな!」
「勝手にとるな!やめろ!」
チョコを取られ焦る。
心の準備出来てないのに……
「どれどれ誰からだ?」
ニコニコしながらメッセージカードを見るイザヤ。送り主に気づいたのか、表情が一気に無表情になった。
「ッ……」
『俺はお前のこと嫌いだよ。』
「ち、違くて……それは、その……」
「これ、ルークが作ったの?俺に?」
「ッッ」
怖い。
怖い怖い怖い怖いッッ!
「本当に?嬉しい……」
……なんて?
食べていい?と早速中身を確認し、食べるイザヤ。
「美味しい!これ本当にルークが作ったのか?ありがとう。」
「あ……うん……」
「今日のデートでもチョコ貰ったんだけどさー、教会のみんなにだったしさー。他にもルークへ渡してくれとかノエルに渡してくれとかばっかで……まぁ俺宛もあったけど。でも、ルークからのが1番嬉しいかも。」
その笑顔は反則だろッ……
イザヤはお世話とか言わない。
そんなイザヤの1番。
嬉しくないわけがない。
「な、なんで……」
「だって俺のためにわざわざ作ってくれたんだろ?普段料理なんてしないじゃん。ルークが料理してるの想像したら……一生懸命作ってくれたんだろうなって思って。」
うぅ……嬉しい。
顔がニヤケる……
(ルーク……珍しく笑ってる。その笑顔はこっちまで恥ずかしくなるな……)
なんてこともあったな。
この気持ちはイザヤは知らなくて。
このままでいいと、
ずっと隣にいれればいいと思ってたのに。
魔物のバカヤロー。
「今日はバレンタインですし。」
「でも……」
ここで素直にすぐ作ると言えないところがダメなんだろうな。せっかくクリス様が提案してくれているのに。
『こんなのいらないよ!気持ち悪ッ!』
やる前から怖気付いて、
勝手に悪いことばかり想像して。
「僕もみんなにチョコ作りますよ。」
ノエルは普段お世話になってるからと言っていた。
私もそうすればいいんだよな。
「そう深く考えずに。ね?」
プラスのことを考えられればいいのに、そんな想像全くできない。
そう思いながらも……
「…………作ってしまった。」
メッセージカードまでつけて。
まぁ好きというメッセージではないが。
「でもこれを渡すのは……」
勇気がいる。
『こんなの作って気持ち悪い。もう近寄るなよ。』
そんなことを面と向かって言われたら、情けないがその場で泣いてしまうかもしれない。
そんなことを考えながらも、いつの間にかイザヤの部屋の前。
意を決して扉をノックする。
「イザヤ……」
「ルーク?どうした?」
「あ、いや……」
なかなか渡せないでいると、イザヤが痺れを切らした。
「俺、これから出かけるんだ。」
「あ、悪い。どこへ行くんだ?」
「ん?デートだよ♡今日はそう言う日だろ?」
デートか……
羨ましい。
イザヤと2人で出かけることなんて魔物の討伐くらいだ。
「もう行っていい?」
「あ……きっ、気をつけてな。」
ちゃんといつもと同じ表情できてたか?
「おう!じゃなー!」
あんなに嬉しそうに。
私にはそんな顔してくれないくせに。
せっかく作ったけどどうしよう。
ただ渡すだけじゃないか。
それにノエルだってイザヤにあげていた。
なんてことない。
でも、
嫌われるかもと思うと、
怖くて行動できない。
「私は臆病ものだな……」
最初から作らなければ良かった……
「捨てるか。」
「ルーク、何捨てるの?」
「わぁッッ!!?帰ってたのか?」
「うん。あれ?それ……」
イザヤが私の手元に気づく。
「ち、違う!これはっ、違くて……」
「俺宛じゃん!捨てるなよ!おい!隠すなッ!俺がモテるからって妬くな!」
「勝手にとるな!やめろ!」
チョコを取られ焦る。
心の準備出来てないのに……
「どれどれ誰からだ?」
ニコニコしながらメッセージカードを見るイザヤ。送り主に気づいたのか、表情が一気に無表情になった。
「ッ……」
『俺はお前のこと嫌いだよ。』
「ち、違くて……それは、その……」
「これ、ルークが作ったの?俺に?」
「ッッ」
怖い。
怖い怖い怖い怖いッッ!
「本当に?嬉しい……」
……なんて?
食べていい?と早速中身を確認し、食べるイザヤ。
「美味しい!これ本当にルークが作ったのか?ありがとう。」
「あ……うん……」
「今日のデートでもチョコ貰ったんだけどさー、教会のみんなにだったしさー。他にもルークへ渡してくれとかノエルに渡してくれとかばっかで……まぁ俺宛もあったけど。でも、ルークからのが1番嬉しいかも。」
その笑顔は反則だろッ……
イザヤはお世話とか言わない。
そんなイザヤの1番。
嬉しくないわけがない。
「な、なんで……」
「だって俺のためにわざわざ作ってくれたんだろ?普段料理なんてしないじゃん。ルークが料理してるの想像したら……一生懸命作ってくれたんだろうなって思って。」
うぅ……嬉しい。
顔がニヤケる……
(ルーク……珍しく笑ってる。その笑顔はこっちまで恥ずかしくなるな……)
なんてこともあったな。
この気持ちはイザヤは知らなくて。
このままでいいと、
ずっと隣にいれればいいと思ってたのに。
魔物のバカヤロー。
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