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1章

ご飯

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ふわぁ!!

美味しそう…



レオがお盆にのせてお粥を持ってきてくれた。ふわふわの溶き卵とネギが入っててとっても美味しそう(*´﹃`*)




「レオが作ってくれたの??」✧ (*´ `*) ✧ 




「うっ、そっ、そうだぞ!俺がユラのために作った。」


(レオ)そんなキラキラした期待の目で見られると違うとは言えん…



「僕誰かにご飯作ってもらうの初めてなんだぁ。だからすごく嬉しい!ありがとうレオ!!」



「お、おう!」


(レオ)良心が痛むぞ…


「ちょっと、作ったの僕ですよね?何嘘ついてるんですか団長。」



「ふぁ、だ、だれですか?!」


「初めまして。私はジオン・サースと言います。副団長です。」



「サースさん…ぼ、僕は優來っていいます。あの、たくさん迷惑かけると思うけどよろしくお願いしましゅ」(/// ^///)


なんでこんな噛んじゃうの!
恥ずかしすぎです…



「団長、これわざとじゃないんですよね?」




「あぁ、ユラはあれだな。素直で純粋すぎるんだ。天然だしな。無自覚なものほどタチが悪いぞ…」



「これはなかなか大変そうですね…」



なんか2人でお話してるけど全く意味が分からないし、お腹すいたなぁ



「あ、あのぉ、お粥食べていいですか?」




「おー、すまんすまん、たくさん食べて大きくなれよ!」



「はいっ!サースさんも僕なんかのためにお粥作ってくれてありがとうございます!」





「いえいえ、たくさん食べてくださいね。」



「いただきます🙏🏻」



ふーふー
ぱくっ
へにゃぁ( ˶´⚰︎`˵ )



「はふぅ、あっ、あふいけど、ふっごくおいひいでふ!」




「っ、今のはだめだろ…」

へにゃぁってなんだ。へにゃぁって…
殺人級に可愛すぎんだろ…


「ふぅ…はい、ダメですね。反則ですね。」



「ユラ、俺たち以外の前でそんな顔するなよ?すぐヤラれるぞ。」



「ふぇ?殺られる?気をつけます!」


そんな殺られるような不快にさせる顔してたかな…
気をつけなきゃ!



「団長、これは全く分かってないですよ。」



「やっぱり俺達が気をつけるしかないな。」



「そうですね。苦労が絶えませんよ…」



まーた2人で僕抜きでお話してるけど気にしないもん(-_-)


それよりもすっごく美味しい。誰かが自分のために作ってくれるご飯ってこんなに美味しんだなぁ。






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