12 / 55
11話 魔法を習おう
しおりを挟む
「えー、最初の授業ですが皆さん何がいいですか?」ライリー先生が言う。
「魔法」「魔法」「魔法」「武術」「呪い方」「武術」「魔法」
やっぱりみんな魔法か武術になるのか……てか呪いってなんだよ!誰だよ言った奴は、ーーー目が据わってるよ……関わらんとこ。
「多いことですし、魔法にしましょう」
「やった!」「これで俺の最強伝説が……」
いや、夢見すぎだから……。でも魔法か、それこそ大魔導師とか言われる程まで行きたいとは思わないし無理だろう。そこそこに使えればいい、俺は剣が基本だし、魔法は補助的な意味で覚えておきたい。特にブーストは必須だろう。
「それでは、まず簡単な生活魔法から覚えましょう……まずはこれから」
ボッ、と先生の指先からライター位の火が出てきた。
「では、皆さんもやってみましょう。体の中の魔力を指先に集中させて火を出すイメージです」
イメージ?ーーーすると誰かが言った。
「イメージですか?」
「はい、魔法に必要なのは、イメージとそれに見合う魔力ですから」
ふむ、やってみるか……まずは魔力を感じる所から。
………なんか、体の中に温かい物があるような?これが魔力かな、まあいいか取り敢えず指先に集める感じで。ーーーイメージはライターの火を想像すれば……
「あ、出来た」
「あら、早いじゃない」
隣で見ていたミミルが少し驚いた様子で言ってくる。
「お前も出来てるじゃん」
「私は家庭教師がいたから」
「あー、なるほどね 」
「はい、皆さんある程度は出来てるみたいですので一旦止めて下さい。では、魔法とは何かを今から説明します。さっきも言った通り魔法に必要なのはイメージと魔力です、創造するイメージが強力な物程、魔力を消費します。極端な話、ファイアアローとさっき皆さんが使った生活魔法は同じ物なんです。ただ込めた魔力と形が違うだけ」
ふむ、イメージと魔力があれば何でも出来ると……まるで奇跡だな。
「勿論、強力な魔法はそれ相応の技術が必要になりますから簡単に出来る訳では無いんですけどね」
イメージと魔力があれば出来ると、透明にもなれるのか……確か光の屈折とかだっけ?景色と同化する感じで身体中に魔力を巡らせて……
「ちょっと、コウタだっけ?なにをして……て!?消えた!?」
お!消えたのか!やっぱ創造出来れば何でも出来るっぽいな。て……あれ?なんか身体がダルい様な……まさか魔力切れか?意識が………
「ちょっと、大丈夫!?」
「どうしましたか?」
「先生、実はーーー」
「魔力切れですね、保健室に運びましょう」
「う…ん?ここは……」
「起きた様ですね」
「あ、先生……もしかして魔力切れですか?」
「ええ、そうですよ。よくわかりましたね?」
「まぁ、それぐらいは」
「問題なのは君が使った魔法なのですがね……」
「あー……」
「あれは、どうやって?」
「いやーただ透明になれたらいいなーって……」
「本当に?」
「え、ええ……」
実際どういう理屈で透明になるかもわからない、ただ透明はこんな感じだろうみたいな適当さで出来てしまった。ーーーん、だから魔力の減りが凄かったのか?ただでさえ透明になるのに曖昧なイメージで更に消費が激しくなったんじゃ………。
「先生、曖昧なイメージで魔法を使うと魔力消費って多くなります?」
「ええ、発動しないか通常よりも魔力を消費して発動するのどちらかですね。大規模な物だと暴走する場合もあります」
「暴走ですか……」
「ええ、強力な物だと大きなクレーターを残したり。ーーーあの魔法はあまり使わない方がいいでしょう」
「えっと……」
「いろんな人から教えてくれと言われたりします、何よりまだ魔力が無いですから使うたびに倒れて保健室に行くんじゃ意味がありません」
「デスヨネー」
「では、私はもう行きます、出れそうだったら授業に来て下さい」
「あ、はい。ありがとうございます」
「では」
………ふぅ、学園生活中はあまり変な魔法は使えんな。ーーーふふふ……だがこれは思い通りの物を実現出来るという夢の世界ではないか!
家に帰ったらみんなを驚かせてやろう。
「魔法」「魔法」「魔法」「武術」「呪い方」「武術」「魔法」
やっぱりみんな魔法か武術になるのか……てか呪いってなんだよ!誰だよ言った奴は、ーーー目が据わってるよ……関わらんとこ。
「多いことですし、魔法にしましょう」
「やった!」「これで俺の最強伝説が……」
いや、夢見すぎだから……。でも魔法か、それこそ大魔導師とか言われる程まで行きたいとは思わないし無理だろう。そこそこに使えればいい、俺は剣が基本だし、魔法は補助的な意味で覚えておきたい。特にブーストは必須だろう。
「それでは、まず簡単な生活魔法から覚えましょう……まずはこれから」
ボッ、と先生の指先からライター位の火が出てきた。
「では、皆さんもやってみましょう。体の中の魔力を指先に集中させて火を出すイメージです」
イメージ?ーーーすると誰かが言った。
「イメージですか?」
「はい、魔法に必要なのは、イメージとそれに見合う魔力ですから」
ふむ、やってみるか……まずは魔力を感じる所から。
………なんか、体の中に温かい物があるような?これが魔力かな、まあいいか取り敢えず指先に集める感じで。ーーーイメージはライターの火を想像すれば……
「あ、出来た」
「あら、早いじゃない」
隣で見ていたミミルが少し驚いた様子で言ってくる。
「お前も出来てるじゃん」
「私は家庭教師がいたから」
「あー、なるほどね 」
「はい、皆さんある程度は出来てるみたいですので一旦止めて下さい。では、魔法とは何かを今から説明します。さっきも言った通り魔法に必要なのはイメージと魔力です、創造するイメージが強力な物程、魔力を消費します。極端な話、ファイアアローとさっき皆さんが使った生活魔法は同じ物なんです。ただ込めた魔力と形が違うだけ」
ふむ、イメージと魔力があれば何でも出来ると……まるで奇跡だな。
「勿論、強力な魔法はそれ相応の技術が必要になりますから簡単に出来る訳では無いんですけどね」
イメージと魔力があれば出来ると、透明にもなれるのか……確か光の屈折とかだっけ?景色と同化する感じで身体中に魔力を巡らせて……
「ちょっと、コウタだっけ?なにをして……て!?消えた!?」
お!消えたのか!やっぱ創造出来れば何でも出来るっぽいな。て……あれ?なんか身体がダルい様な……まさか魔力切れか?意識が………
「ちょっと、大丈夫!?」
「どうしましたか?」
「先生、実はーーー」
「魔力切れですね、保健室に運びましょう」
「う…ん?ここは……」
「起きた様ですね」
「あ、先生……もしかして魔力切れですか?」
「ええ、そうですよ。よくわかりましたね?」
「まぁ、それぐらいは」
「問題なのは君が使った魔法なのですがね……」
「あー……」
「あれは、どうやって?」
「いやーただ透明になれたらいいなーって……」
「本当に?」
「え、ええ……」
実際どういう理屈で透明になるかもわからない、ただ透明はこんな感じだろうみたいな適当さで出来てしまった。ーーーん、だから魔力の減りが凄かったのか?ただでさえ透明になるのに曖昧なイメージで更に消費が激しくなったんじゃ………。
「先生、曖昧なイメージで魔法を使うと魔力消費って多くなります?」
「ええ、発動しないか通常よりも魔力を消費して発動するのどちらかですね。大規模な物だと暴走する場合もあります」
「暴走ですか……」
「ええ、強力な物だと大きなクレーターを残したり。ーーーあの魔法はあまり使わない方がいいでしょう」
「えっと……」
「いろんな人から教えてくれと言われたりします、何よりまだ魔力が無いですから使うたびに倒れて保健室に行くんじゃ意味がありません」
「デスヨネー」
「では、私はもう行きます、出れそうだったら授業に来て下さい」
「あ、はい。ありがとうございます」
「では」
………ふぅ、学園生活中はあまり変な魔法は使えんな。ーーーふふふ……だがこれは思い通りの物を実現出来るという夢の世界ではないか!
家に帰ったらみんなを驚かせてやろう。
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
弁えすぎた令嬢
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。
彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。
彼女は思った。
(今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。
今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
【短編】子猫をもふもふしませんか?〜転生したら、子猫でした。私が国を救う!
碧井 汐桜香
ファンタジー
子猫の私は、おかあさんと兄弟たちと“かいぬし”に怯えながら、過ごしている。ところが、「柄が悪い」という理由で捨てられ、絶体絶命の大ピンチ。そんなときに、陛下と呼ばれる人間たちに助けられた。連れていかれた先は、王城だった!?
「伝わって! よく見てこれ! 後ろから攻められたら終わるでしょ!?」前世の知識を使って、私は国を救う。
そんなとき、“かいぬし”が猫グッズを売りにきた。絶対に許さないにゃ!
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
私をいじめていた女と一緒に異世界召喚されたけど、無能扱いされた私は実は“本物の聖女”でした。
さら
恋愛
私――ミリアは、クラスで地味で取り柄もない“都合のいい子”だった。
そんな私が、いじめの張本人だった美少女・沙羅と一緒に異世界へ召喚された。
王城で“聖女”として迎えられたのは彼女だけ。
私は「魔力が測定不能の無能」と言われ、冷たく追い出された。
――でも、それは間違いだった。
辺境の村で出会った青年リオネルに助けられ、私は初めて自分の力を信じようと決意する。
やがて傷ついた人々を癒やすうちに、私の“無”と呼ばれた力が、誰にも真似できない“神の光”だと判明して――。
王都での再召喚、偽りの聖女との再会、かつての嘲笑が驚嘆に変わる瞬間。
無能と呼ばれた少女が、“本物の聖女”として世界を救う――優しさと再生のざまぁストーリー。
裏切りから始まる癒しの恋。
厳しくも温かい騎士リオネルとの出会いが、ミリアの運命を優しく変えていく。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる