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第四章 海中帝国サファリア

40.男にも出来ますよ ※

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「うっ……やめ……」 

ラシエルの右手が、リュドリカの性器を衣越しにやわやわと触れ始める
顔の横で、熱い吐息が耳に掛かり背筋がゾクリと震える

「も……ばかっ放せ変態っ!…潮…吹き…なんてっ…出来るわけないだろ!」

「出来ますよ、大丈夫。俺に任せて、リュドリカさんはこっちに集中して」

「…ひっ!…や…やだっ…そこっ」

手のひらが衣服を捲り、履いていたズボンに潜り込んでくる
どれだけ必死に両手で制しても、ラシエルの力には到底及ばない

「はぁ、かわいい……徐々に固くなってきてる……分かりますか?」

「わっ…分かりたくなっ…んっ!…ふ……」

調子に乗ってるラシエルを睨みつけようと顔を横に向けたら、待っていましたといわんばかりに唇を塞がれる
舌が口腔内に挿入ってきて、そのまま執拗に犯されてしまう

「はッ…ン!…も……やめ……ンンッ……あぁッ!?」

いつの間にか下着をずらされ、リュドリカの性器が露わになっていた
昂った陰茎が宙を向き、恥ずかしさと恐怖で頭がごちゃごちゃに掻き乱され肩が震える

「は…はず、かしっ…さ…さわっ…さわんなっ…あぅッ!?」

「先端が少し濡れてきましたね。ほら、ヌルヌルしてる」

ラシエルの大きな手が、リュドリカのペニスをすっぽりと包み込み、そのまま緩やかに上下に扱かれる
その刺激にググ、と更に血の気を帯び、亀頭の包皮が捲れ敏感なところが空気に触れると、リュドリカの身体がビクリと跳ねた

「ヒッ!?や…ッ…そこ…だめッ……だめだっ!」

たった少し触れただけでも過敏になっているそこはそれだけで強すぎる刺激を受けてしまい、リュドリカの全身が真っ赤に染まり涙が滲みでた

「ここ、気持ちいいですか?少し触っただけでビクビクしてる。可愛い……」

「ふッ…グッ……ゔぅッ…!…はッ…ぐ…ッ!」

身体に力が入らず抵抗する事を諦めたリュドリカは両手で口を塞ぎ、唇を噛み締め必死に声を抑える
それを見たラシエルは、左手でリュドリカの腕を掴みそれすらも制御した

「声、抑えないで。寝ている時は可愛い声を出していましたよ」

「お…まえぇっ…ン゙ぅッ…やっぱり…ふッ…人が寝ている時にッ…勝手に…ッ!」

「はい……なのでどこが気持ちいいかも分かります。こことか……」

「ひぎッ!?ゔあッ…あぁっ」

指先が裏筋をなぞりそのままカリ首を攻める。自身から溢れるカウパーが潤滑剤となり、ちゅこちゅこと水音を立てラシエルの指先が強弱をつけてリュドリカの良いところを的確に愛撫する

「ゔゔぅぅッ!……そこッ…やめ…ッ…や…しげき…っ…つよッ…もッ…ほんとにっ…むり…」

背筋がビリビリと鈍い感覚がじわりと沸き立つ
無意識に腰が揺れ、全身から汗が吹き出る

「リュドリカさん、腰が動いてていやらしい……イきそうなんですね」

「ちっ…ちがぁッ…らって…そこッ…ばっかぁ!…らめって…いってるのにぃっ…ふぐッ」

「我慢しないで、イッて良いですよ」

指でリングを作り根本から搾り取るように緩やかな手の動きが徐々に速度を増していく。空いた手で先端をグチュグチュと親指の腹が掻き乱し、リュドリカは耐えきれず背中を仰け反った

「はッぐ!…やッ…むりッ!でッ…イッちゃ……もっ…イグッ…ゔぅぅッッ」

ビクビクと下半身が震えると、その瞬間ラシエルの手の内に勢いよく吐精した
ガクガクと腰が震えて力が入らずぐったりとラシエルに身体を預けて、荒い呼吸を整える

「ハァッ…ゔぅッ……ハッ…ふ…おま…え…ほん…とに…ッ」

「たくさん出ましたね。あと少し頑張りましょうか」

「はっ?…ヒ…なッ!?やめッ!…やッ!?」

射精をしてすぐの、敏感な部分にラシエルは手を添わせる
果てたばかりのリュドリカは力が抜けて完全にラシエルに身を任せる形に身体を預けてしまい、されるがままに先端を扱かれる

「アッ!?…だッ…!…そこっ…いまッだめッ!…イッたばっ…か…しげきッ…つよっ…つよすぎるっ…からぁッ!」

ハクハクと息が乱れ、瞳孔が開く
逃げようと身体を捩ってもより強い刺激がそれを許さない
ぢゅこぢゅこと亀頭の先を手のひらが包み、同時にカリ首の側面も沿わされた指が執拗になぞる
汗が全身を伝い涙や鼻水や唾液で顔がグチャグチャに濡れて、視界も歪む

「ゔあッ…先っぽッ…ばっかぁ!ひゃめッやめろ…ン゙ッほ…おッ」

「はぁ…こんなにえっちに乱れて…写し絵に残しても良いですか?」

「ばッ…いいわけッ…も、ほんッ…むり…ま…まっでっ…なんッか…くるッ…おしっこ…ッ…もっもれ…もれっ…からぁッ!はなっ…しッ」

「ほんとだ、先っぽがビクビクしてる。ここが良いですか?」

指先で先端をカリカリと弄くり、だらだらに濡れたその周りをもう片方の指が蹂躙する
ビクビクと身体が震えて、リュドリカの限界が訪れる

「んぎッ!やめッ…ちんこッ…おがしぐッなるッ…ぐりぐりッダメッ…ぎもぢッ…だめッ…こわっこわ、れりゅッ!」

「はぁ…見せて下さい…リュドリカさんの潮吹き……ね?」

「ひぐッ…ゔぁッ…も…むりッ…むっ…ん゙ん゙ん゙ん゙ううッッ」

ぐりんっと白目を剥き、下半身が飛び跳ねる。そして反り上がったそこから、勢いよく潮を吹いた
ガクガクと身体が痙攣し続けて呼吸がままならない
視界が真っ白に染まる時、目に映ったのは恍惚と俺を見下ろすラシエルだった

「すご……ほんとに潮吹き出来ましたね、えらいえらい」

ラシエルが満面に微笑みグチャグチャに濡れた俺の頬にキスを落とす
未だにピクピクと下半身が震え、脳が溶けてしまったかのように頭に何も浮かばない

「…ふッ…ゔ…はぁッ…ふ……ぁ゙あ…」

やっと終わった。やっと解放されると、目を閉じ意識を飛ばしかける

〈ねぇ~まだなの?ボクもう待てないんだけど!〉

レインガルロが部屋に入って来るなり、そう催促した
その言葉に俺は血の気が引き顔を青褪める

「あぁ、そうだった。……リュドリカさん、あともう一回、頑張りましょうか」

ラシエルが、にこやかに笑い掛ける
それを見て俺はヒュ、と喉から息が漏れた

「い……いや……ほんとに…も…むりだって…むり…死ぬから…しぬ…しんじゃう…からぁッ!!」

ラシエルの右手が、再びリュドリカへと伸びていく









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