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01: 序
しおりを挟むありがとう、頂くよ。
いつもそう言って澄ました顔で受け取ってくれてた差し入れ。
もしかしたらずっと、捨ててたかもな。
ツンとした顔ばっかで、ニッコリ笑った顔なんか一度も見たこと無くて、勝手に超クールなんだとか思ってた。
少しだけ上がる口角にめっちゃときめいたりして……。馬鹿だな。
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