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4: 羅武と賭けと指二本と追加の二時間と
しおりを挟む「うぅ……はぁ……ぁあっ…あっ!も、あぁっ!……!!」
「はぁ…可愛いよ、羅武。沢山イったね♡」
トゥイータで、緋狼に呟いてから3時間が経とうとしている。
賭けを持ち掛けられたのは夜中だったらしく、俺は、いつもイイネをしていた5時半に「さよなら」とだけ送信した。
といっても、変なことしないようにと、俺の指示で監禁野郎が操作したが。
当然の様に人のスマホのパスコードを入力したのは少し驚いたが、監禁されてる時点で何があってもおかしくは無いと思い、その点は黙って受け入れた。
いつも、俺がイイネをすれば、音量を最大にした通知音が連続で鳴り響いて、窓を少し開けていれば俺の部屋にまで漏れ聞こえていた。
俺が唯一、緋狼に交流を許された時間。
俺がイイネを送りきって、音が途切れてから緋狼は動き出す。
それがまるで、モーニングコールしてるみたいで、まだ、俺の事を何処かで好いてくれてるみたいで、1日の一番幸せな時間だった。
その時間に、送る。
「さよなら」だけなのは、今の彼なら、俺から別れを告げるような言葉にカッとなって、大歓迎だと、俺はとっくにサヨナラしてるとイイネを押す可能性が高かったから。
もっと他の言葉も考えたけど、俺に許されたのは緋狼への呟きだ。メッセじゃない。
他の人、緋狼のファンや芸能事務所の人達が見て騒ぐ可能性も考えると、これが精一杯だった。
頼む、緋狼…。イイネを押して……。好きなんだ。愛してるんだ。
此処から出たら、もう前みたいに付き纏わない。目立つ付き纏いは止めて、もっと目立たなくする。だから、まだ緋狼を好きでいさせて……。
制限時間は一時間。俺の願いも虚しく、イイネを押した通知音はならなかった。
「時間だ……敗けを認めるかい?」
監禁野郎の言葉に、俺はどうしても頷けなかった。
「頼むよ、…もう少しだけ……。」
俺の言葉に、監禁野郎は少し困った様に笑って、いいよ、といった。
俺のケツに指を一本入れる事を条件に。
そして、追加された一時間が過ぎても通知音はならなかった。
俺は指を二本に増やすことを条件に、もう一時間追加した。
監禁野郎の指は、ひんやりとした滑りを纏って俺のナカに入ってきた。
最初は違和感と排泄に似た感覚への、吐き気にも近い怯えしかなかったが、段々、慣れと共に怯えが消え、強烈な感覚だけが俺を苛んだ。
指が二本に増える頃、それはもう、純然たる快楽だった。
指一本の時から、時々体が跳ねる程の刺激がくる箇所があったが、
どうやらそこが前立腺と言うものらしく、指二本になった途端、監禁野郎は其処を執拗に責めだした。
ケツに指を出し入れされる違和感がなくなり、刺激を純然たる快楽として受け入れてしまってからの執拗な前立腺責めは強烈で、俺は何度も自分の腹に精液をぶちまけた。
監禁野郎はそんな俺をうっとりと眺め、腹の上の精液溜まりを指で掻き回しては、ぐちょぐちょと俺に聞こえるように音を立ててみたり、指に纏わりついた精液を舐めてみたりしながら過ごしていた。
そして、とうとう、追加の二時間も過ぎた。朝の八時半…。
俺はやっぱり頷けなかった。
監禁野郎は、判っていたよ、と言いたげで、やっぱり困った様に笑って言った。
「ねぇ、羅武。乳首にローター貼っつけて良いなら、後一日待って上げるよ?」
俺は直ぐ様頷いた。
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