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朝焼けの女神8 ヨガのエネルギー
しおりを挟む朝焼けの女神⑧
ヨガのエネルギー
「髪止めありがとうございます。あれはインドに修行に行ってた時に買った物なんです。
石がついていたでしょあれは私の導師が付けてくれた物なのです」
「導師?」
「聴き慣れているのは(グル)ですよね。
3年前にインドに行きました。その時は旅行です。ただ帰る予定は決めてなかったので好きな所を回ってました。」
「1人で旅を?インド?」
「そうです、一度就職したんですが、上手くいかなくて、そんな時にヨガに出会ったんです、だんだん楽しくなってね」
三浦は同じ気持ちでヨガをやってる文子に興味を持ち始めた。
「ヨガと瞑想を組み合わせると心が折れていても元に戻る気がしますね」
軽くうなずきながら気持ちを言った。
「そう三浦さんもそんな経験があるんですか?」
「そうですね、そりゃ人それぞれあると思いますよ。もう少しインドの話しを聴きたいですね」
少し下を向いた三浦の視線が文子は気になった。
「ヨガを極めれば体験したくなるのが、発祥の地での修行ですよね。特にリシュケシュは「ヨガの聖地」として知られ、世界中のヨーギーが訪れています」
「へーそうなんですね」
「観光地化してますよ、ヨガの体験をさせてくれる教室も多いんです、私はここから少し奥にある小さなヒンズー教のお寺を見つけたんです。その横でグルが素朴な暮らしをしながらヨガのインストラクターをしていたので、その方にお使えさせて頂いてました」
「それで3年間そこに住んでたんですか?」
「あっと言うまに3年たちました」
「帰って来たってことは日本が良かったって事ですか?」
「グルのお告げがあったんです。その直後に事故に遭ってグルがお亡くなりになってしまって弟子たちがバラバラになってしまったんです」
「そんな体験をして、今住む環境はどうですか?」
「グルの言葉で、どんな場所に住んでいても幸せかどうかは自分次第だっと教えて貰っています」
「そうですよね。でも懐かしく無いですか?」
「グルを良く思い出します。そうだ私の家に来ないですか?インドの料理を食べたり写真を見て貰えませんか?」
「私実は街中の飲食店が苦手になってしまって、家で自分で作ってばかりです。都会の店は美味しいですが、ケミカルな感じがするんです」
「そう味覚がそうなってしまったんですね、自分で良ければいつでも誘って貰えたらお邪魔しますよ」
「そう、嬉しい!それじゃ今からうち来てくださいよ。それじゃ一緒にショップに行って食材選びましょう、何が食べたいですか?日本食でも作りますよ」
「ええ、いきなりだな」
「良いじゃないですか?今から電車に乗りましょう家に案内します」
「今日は車で来てるので一緒に行きましょうか」
「無農薬野菜をネットで発注しているからいっぱい来るんですよ。でも足りないんですよ。量を増やすと余らせてしまうから難しいんです。」
「もっと種類が欲しいんですよ、道の駅とか直売所とか行って見たいですね」
「それじゃいきましょうか?」
「ええーーいいんですか?」
文子は三浦の目を見て笑った。吸い込まれるような琥珀色、遠く懐かしく感じる目の形に引き込まれてしまう。
三浦は車を止めていた駐車場に文子を案内して文子が調べた直売所に車を走らせた。
待ち合わせが都会の中心部だったから近くの高速道路に乗って郊外の店に向かった。
ちょっとしたドライブのように思えて楽しい。
天気が良くて気分も良い、横にスタイルの良い女性が乗ってるとやっぱり違うなぁと改めて思う。ついつい三浦は自分の身の上話しをしてしまった。
「俺、彼女に振られちゃったんですよ、それも旅行に一緒に行って帰ったその日にね、こう女性と2人で車乗ってると、ごめんなさいね深い意味は無いんですが、どうも思い出してしまいますよ」
「今でも好きなんですか」
「どうでしょう、わからないです。それより自分を否定されたみたいで、心に穴が開くような変な感覚です」
ふと外を見るように文子はため息をついた。
「穴が開くような感覚ですね、
わかりますよ私もほんとなら悲しくてこうして誰かと話すのも辛いぐらいの深い崖に落ちた気がしました。
でもグルの夢のお告げで歩み出しています。あなたもきっとそれも運命なのかもと思う日が来ると思いますよ」
「そうなんでしょうね」
「導師って文子さんが言うじゃないですか俺も似たような人と会っているんですよ」
あれは三重県尾鷲市だったかなぁ石座って知ってますか?山の中に自然の石が畳1畳分ぐらい座れるように平らになってる場所がたまにある。
しかもそこから海が見えるされる良い場所があるんですよ。
古代人が祈りを捧げた場所って言う人もいます。
パワースポットとも言われてます。
かなり険しい場所です。
案内の人がいなければ辿りつけません。
そこを教えてもらって1人で瞑想に入っていると隣に1人の老人が立っているんです。
誰もいないはずなのに。
それで彼は言うんです。
三浦はその日のことをよく覚えていた。
おまえはなぜ泣いているのか?
泣いている?
まさか泣いて無いって!
涙は流してはい無いけど悲しさに押しつぶされそうになっていたのは事実
彼女との破局をその時はまだ感情的になっていて忘れられ無かった。
感謝の瞑想が違っていたんだ。
だから苦しかった
おまえの涙は喜びの涙では無い。欲しい物が手に入らなかった悔しい涙だ。
好きな女が選んだ道をなぜ祝福してあげられない。彼女は今成長しようとしているのに。
その座はおまえにはふさわしくない今すぐ退くように!
そう言っかと思ったら、何処にもいなくなって、すっかり気分じゃなくなって山を降りた事があった。
その後もなんか言ってたな。
素直は良い、でも強くなれ、それは信じる事だ。自分の中の神様にちゃんと合掌するんだとか。
話し終わったら文子が泣いていた。
グル!グル!と僅かに聞き取れるぐらいに。
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