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1章
25 シュナはあわてんぼう
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「え、え、シュナさんん!」
「ゾーイ!」
健介の叫び声も虚しく、シュナは道場破りのように扉の中に入っていく。手を握られたままの健介も引きずられるように一緒に部屋に入ってしまった。
(あーーー! いくら温厚なゾイさんでも怒るのでは!?)
健介の心の中の葛藤など、知りもしないシュナは入った勢いのまま話しかける。
「健介がダイナミクス持ちだって!」
ゾイは執務机ではなく、その隣の応接セットに腰掛けていた。そして、ゾイの向かいには人が座っているのが見える。
(あーー! マズいよ、シュナさん!! 来客中だよ……)
健介は泣きそうになりながらそれを眺める。
「えー? どういうこと?」
「だーかーらー、ケンがダイナミクス持ちなんだって!」
「ちょっとちょっと、落ち着いて?」
そう言って、シュナの後ろで泡を食っている健介を見て、目の前に座った人にまた視線を戻す。
「ごめんなさいね、ちょっと待ってて」
そう言うと、ソファから立ちあがってこちらに歩いてきた。
「シュナ、少し落ち着きなさい。健介が死にそうな顔をしているわ」
「え!? また具合悪くなったの?」
振り向いたシュナが健介を心配そうに見つめる。
気づかいは優しい。本当に痛み入る。
だが、顔色が悪くなった原因は、シュナにあるのだ……。
「あ、あ、」
慌てすぎて、自分に振られた会話の玉をうまく投げ返せずに、あわあわと言葉にならない音を発した。
「ケンちゃんも、大丈夫だから。シュナ、何があったか説明できる?」
また、ぱっとゾイの方を振り向いて、勢いよく答えた。
「だからね、ケンがね。ダイナミクスだったんだって」
「どっち? Domなの、それともSubなの?」
ゾイは片手を頬にあてて、小首をかしげてシュナに尋ねる。シュナも首を傾げたあとに健介の方を振り返った。
「そういえば、聞いてなかったや。勝手にSubだと思って急いで来たんだけど……」
へへっと照れ隠しに笑いながら、ぺろっと舌をだして言う。
よかった。
Subでよかったことなど、これから先にもきっとおそらく無いだろうが、今だけはSubで良かったと思う。これでDomだった日には目も当てられない。
「あ、大丈夫です、Subです」
何が大丈夫なのかは全く自分でもわからなかったが、健介はそう答えた。
「そうだよね! だと思った」
シュナはうんうんとうなずきながら、両手を胸の前で組む。その頭をゾイが軽くこずいた。
「もう! 本当にシュナはおっちょこちょいなんだから。ちゃんとそこまで確認してから着なさいよ」
もっともである。
だが、来客を邪魔されたというのにゾイは怒ってはいなかった。寛容……ですましていいのかはわからないが、ありがたいことだ。
それでも、放っておかれている来客が健介は気になる。自分のことよりそっちを優先してほしい。
「そう……ケンちゃんSubだったのね。言ってくれたらよかったのに」
「いえ、あの、自分も昨日知りまして」
「え!?」
今度はゾイが大声を上げる番だった。
「Subだってことまで忘れてたの?! あなた」
何度も言う。忘れていたわけではない。
本当に自分はSubなどではなかったのだ。この世界に来るまでは……。
だが、記憶喪失で通しているので、そこは心苦しいが、「はい……そう、みたいです」と答える。
「あらぁ、そうだったのね。それならしょうがないわね。でも、どうしようかしら……」
そう言って、頬に手をあてたまま眉を寄せて「悩ましい」という声を出す。
健介は背筋が冷たくなった。ここで働けなくなったら、どこか別に働ける場所を探さなくてはならない。それに、いまは住み込みだがそれも出ていかなければならなくなる。言葉がわかるだけで、なんの特殊な能力もない、おっさんを雇ってくれる奇特なところはここ以外にもあるのか。
健介は何か言おうと口を開けて、何も言えずにそのまま閉じた。
こんなことになるなら、黙っておけばよかった、ダイナミクスによる不調だったなんて、ワイラーとシュナに言わなければよかった、と後悔が心にむくむくとわいてきた。
「プレイルームのお掃除は気を付けないとダメよね。あとは何かしら……」
ぐるぐると悩んでいた健介の耳に、ゾイの意外な言葉が入ってきた。
(え?)
「働き続けられるのですか?」
思わず声にだして、思っていた不安を尋ねる。
「え? もちろんよ。そもそもここで働いている子たちはみんなダイナミクス持ちよ。ここは特定のパートナーがいないダイナミクスの人たちがストレスをため過ぎないように発散させるためのプレイを提供しているんだから。あら、やだ、あたし言ってなかったかしら」
やはり、医者の言っていたことは本当なのだ。きっとゾイは初めに健介に説明してくれていたのだとは思う。だが、そもそも「ダイナミクス」がわからない健介は「プレイ」という言葉だけを聞いて、「うん、そういうお店だ」と理解していたのだろう。
「やはり、ここはそういう所だったのですね」
「そうよ、ごめんなさいね、説明不足で」
「いえ!」
慌てて、胸の前で両手を振って、ゾイに落ち度はなかったとアピールする。
「ただ、Subのお客様は鉢合わせても問題ないけど、Domのお客様とはね……。お掃除どうしようかしら」
ゾイが再び頭を悩ませていると、「それ、僕がやりますよ」とソファに座った人物が静かに声を上げた。
そして、ソファから立ち上がりこちらを振り向く。その背丈はゾイよりは小さいが健介やシュナよりははるかに大きい。座っているときは気づかなかったが頭についた三角形がぴくぴくっと動いている。
「おじさん、会いたかった」
「ゾーイ!」
健介の叫び声も虚しく、シュナは道場破りのように扉の中に入っていく。手を握られたままの健介も引きずられるように一緒に部屋に入ってしまった。
(あーーー! いくら温厚なゾイさんでも怒るのでは!?)
健介の心の中の葛藤など、知りもしないシュナは入った勢いのまま話しかける。
「健介がダイナミクス持ちだって!」
ゾイは執務机ではなく、その隣の応接セットに腰掛けていた。そして、ゾイの向かいには人が座っているのが見える。
(あーー! マズいよ、シュナさん!! 来客中だよ……)
健介は泣きそうになりながらそれを眺める。
「えー? どういうこと?」
「だーかーらー、ケンがダイナミクス持ちなんだって!」
「ちょっとちょっと、落ち着いて?」
そう言って、シュナの後ろで泡を食っている健介を見て、目の前に座った人にまた視線を戻す。
「ごめんなさいね、ちょっと待ってて」
そう言うと、ソファから立ちあがってこちらに歩いてきた。
「シュナ、少し落ち着きなさい。健介が死にそうな顔をしているわ」
「え!? また具合悪くなったの?」
振り向いたシュナが健介を心配そうに見つめる。
気づかいは優しい。本当に痛み入る。
だが、顔色が悪くなった原因は、シュナにあるのだ……。
「あ、あ、」
慌てすぎて、自分に振られた会話の玉をうまく投げ返せずに、あわあわと言葉にならない音を発した。
「ケンちゃんも、大丈夫だから。シュナ、何があったか説明できる?」
また、ぱっとゾイの方を振り向いて、勢いよく答えた。
「だからね、ケンがね。ダイナミクスだったんだって」
「どっち? Domなの、それともSubなの?」
ゾイは片手を頬にあてて、小首をかしげてシュナに尋ねる。シュナも首を傾げたあとに健介の方を振り返った。
「そういえば、聞いてなかったや。勝手にSubだと思って急いで来たんだけど……」
へへっと照れ隠しに笑いながら、ぺろっと舌をだして言う。
よかった。
Subでよかったことなど、これから先にもきっとおそらく無いだろうが、今だけはSubで良かったと思う。これでDomだった日には目も当てられない。
「あ、大丈夫です、Subです」
何が大丈夫なのかは全く自分でもわからなかったが、健介はそう答えた。
「そうだよね! だと思った」
シュナはうんうんとうなずきながら、両手を胸の前で組む。その頭をゾイが軽くこずいた。
「もう! 本当にシュナはおっちょこちょいなんだから。ちゃんとそこまで確認してから着なさいよ」
もっともである。
だが、来客を邪魔されたというのにゾイは怒ってはいなかった。寛容……ですましていいのかはわからないが、ありがたいことだ。
それでも、放っておかれている来客が健介は気になる。自分のことよりそっちを優先してほしい。
「そう……ケンちゃんSubだったのね。言ってくれたらよかったのに」
「いえ、あの、自分も昨日知りまして」
「え!?」
今度はゾイが大声を上げる番だった。
「Subだってことまで忘れてたの?! あなた」
何度も言う。忘れていたわけではない。
本当に自分はSubなどではなかったのだ。この世界に来るまでは……。
だが、記憶喪失で通しているので、そこは心苦しいが、「はい……そう、みたいです」と答える。
「あらぁ、そうだったのね。それならしょうがないわね。でも、どうしようかしら……」
そう言って、頬に手をあてたまま眉を寄せて「悩ましい」という声を出す。
健介は背筋が冷たくなった。ここで働けなくなったら、どこか別に働ける場所を探さなくてはならない。それに、いまは住み込みだがそれも出ていかなければならなくなる。言葉がわかるだけで、なんの特殊な能力もない、おっさんを雇ってくれる奇特なところはここ以外にもあるのか。
健介は何か言おうと口を開けて、何も言えずにそのまま閉じた。
こんなことになるなら、黙っておけばよかった、ダイナミクスによる不調だったなんて、ワイラーとシュナに言わなければよかった、と後悔が心にむくむくとわいてきた。
「プレイルームのお掃除は気を付けないとダメよね。あとは何かしら……」
ぐるぐると悩んでいた健介の耳に、ゾイの意外な言葉が入ってきた。
(え?)
「働き続けられるのですか?」
思わず声にだして、思っていた不安を尋ねる。
「え? もちろんよ。そもそもここで働いている子たちはみんなダイナミクス持ちよ。ここは特定のパートナーがいないダイナミクスの人たちがストレスをため過ぎないように発散させるためのプレイを提供しているんだから。あら、やだ、あたし言ってなかったかしら」
やはり、医者の言っていたことは本当なのだ。きっとゾイは初めに健介に説明してくれていたのだとは思う。だが、そもそも「ダイナミクス」がわからない健介は「プレイ」という言葉だけを聞いて、「うん、そういうお店だ」と理解していたのだろう。
「やはり、ここはそういう所だったのですね」
「そうよ、ごめんなさいね、説明不足で」
「いえ!」
慌てて、胸の前で両手を振って、ゾイに落ち度はなかったとアピールする。
「ただ、Subのお客様は鉢合わせても問題ないけど、Domのお客様とはね……。お掃除どうしようかしら」
ゾイが再び頭を悩ませていると、「それ、僕がやりますよ」とソファに座った人物が静かに声を上げた。
そして、ソファから立ち上がりこちらを振り向く。その背丈はゾイよりは小さいが健介やシュナよりははるかに大きい。座っているときは気づかなかったが頭についた三角形がぴくぴくっと動いている。
「おじさん、会いたかった」
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𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
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𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
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