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Part3 The year of 2000
Chapter_01.花染手巾(はなずみてぃさじ)は誰の物?(5)勉と多恵子、大喧嘩する
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At Nishihara Town, Okinawa; February 6, 2000.
The narrator of this story is Taeko Kochinda.
一週間後、元弥兄々から披露宴のビデオテープが届いた。お父とお母は出かけていたけど、夜勤に入る前にどうしても見たくってテープを再生していたら、勉が稽古にやってきた。
「何見てるの? 映画?」
「先週あった、いとこの結婚式。お父がサンシン弾いて、お母が『花風』踊った」
「俺も見ていい? 師匠のサンシンなら勉強になるから」
で、あたしたちは二人で、「花風」の画面に見入った。
「すごいな、おばさん、こんなに踊れるんだ?」
あたしは勉に、お父とお母の出会いについて、一部始終を話した。
「……というわけなの。だから、この二人の『花風』は最高でしょ?」
「へえ、そうなんだ。知らなかった」
勉は感心して頷いている横で、あたしはつぶやいた。
「あー、あたしも、お父とお母みたいに、情熱的な恋愛がしてみたいなー」
すると、なんと彼は、ぼそっとこうのたまったのだ。
「俺は『花風』弾けるけど、汝や空手演舞しかできんからなー」
何だって? あたしに、弾くって? あんたが?
あたしは思わず彼の金髪頭を思いっきり殴ってしまった。ボカッという鈍い音がした。
「あがっ!」
「誰が何時、汝んかい『花風』弾ち呉りんでぃ頼だが?」
「思い切っとぅ殴たんや? 我がフラーないねー、汝責任どー!」
「大丈夫よ。小学校の時から今に至るまで通算で百回以上は殴ってきたけど、あんたはずっと首席だったさー!」
「だからといって、殴っていい理由にはならんだろ?」
こう言い争っているところへ、あの二人が帰ってきたからたまらない。
「あね、あね! 童の如っし、二人揃てぃ何、喧嘩そーが?」
そんな、理由なんか言えないもん。あー、本当に、むかつくー! もう、今回のシメのセリフはあたしが言うんだからね!
というわけで、次章へTo be continued.
The narrator of this story is Taeko Kochinda.
一週間後、元弥兄々から披露宴のビデオテープが届いた。お父とお母は出かけていたけど、夜勤に入る前にどうしても見たくってテープを再生していたら、勉が稽古にやってきた。
「何見てるの? 映画?」
「先週あった、いとこの結婚式。お父がサンシン弾いて、お母が『花風』踊った」
「俺も見ていい? 師匠のサンシンなら勉強になるから」
で、あたしたちは二人で、「花風」の画面に見入った。
「すごいな、おばさん、こんなに踊れるんだ?」
あたしは勉に、お父とお母の出会いについて、一部始終を話した。
「……というわけなの。だから、この二人の『花風』は最高でしょ?」
「へえ、そうなんだ。知らなかった」
勉は感心して頷いている横で、あたしはつぶやいた。
「あー、あたしも、お父とお母みたいに、情熱的な恋愛がしてみたいなー」
すると、なんと彼は、ぼそっとこうのたまったのだ。
「俺は『花風』弾けるけど、汝や空手演舞しかできんからなー」
何だって? あたしに、弾くって? あんたが?
あたしは思わず彼の金髪頭を思いっきり殴ってしまった。ボカッという鈍い音がした。
「あがっ!」
「誰が何時、汝んかい『花風』弾ち呉りんでぃ頼だが?」
「思い切っとぅ殴たんや? 我がフラーないねー、汝責任どー!」
「大丈夫よ。小学校の時から今に至るまで通算で百回以上は殴ってきたけど、あんたはずっと首席だったさー!」
「だからといって、殴っていい理由にはならんだろ?」
こう言い争っているところへ、あの二人が帰ってきたからたまらない。
「あね、あね! 童の如っし、二人揃てぃ何、喧嘩そーが?」
そんな、理由なんか言えないもん。あー、本当に、むかつくー! もう、今回のシメのセリフはあたしが言うんだからね!
というわけで、次章へTo be continued.
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