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・いろんなコトして遊びたい(R18/ローションガーゼ)
真のドS!?【Close】
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目覚めたてのS気質の矛先がオレ自身に向いてしまっている。
さっき優兄にしたのと同じようにガーゼをたっぷりしっとりと濡らす。内臓を吐きそうなぐらいにドキドキしながら、己の尖端めがけて近づけていく。そーっと──。
「せんちゃんっ!」
急に名前を呼ばれた驚き。先っぽを鮮やかに駆け抜けた快感。その二つが頭のなかでごっちゃごちゃにぶつかりあう。
「ひぃやっ!?!?」
脳天から変な声が出たと同時に下半身がじんじん痺れて、気づいたら足の間がじっとりと濡れてしまっていた。
「へへへっ! せんちゃんも変なの出ちゃった?」
振り返れば、ニコニコと笑っている優太がいた。まるでオレがいまなにやってるか全部見えているみたいに、仁王立ちしている。
「あれ!? なっ、なん、で……寝ちゃったんじゃなかったの?」
「いっぱいいじめてくれたお返ししようと思ったのっ! せっかくだもん、せんちゃんも新しい扉開いちゃおうよ!」
「え──」
そしてこの後、オレはいやと言うほど──正確にはイヤと言っても放してもらえないほど──ローションガーゼでビンビンの場所をいじめられまくった。
一晩中、いままで出したことがないような声を出させられまくってしまった。
優太はそんなオレをかわいいかわいいって笑って抱きしめながら、さらに激しくかわいがってくれた。
おかげで翌日は足腰が立たなくて、擦りすぎた尖端はピリピリと痛がゆくて、大変なことになった。
(真のドSは優兄のほうかもっ……!?)
【Close】
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