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「奥さん?」
「俺の奥さん、副社長室の秘書の1人だから。
今2人目の産休中だけど、家で仕事してたり会社の情報も把握してる。
でも・・・加瀬のことは何も知らない。」
部長の奥さんが、副社長室の秘書で・・・産休中らしい・・・。
入社手続きの時、樹里だけが副社長室でして・・・その時、産休中の人がいるって聞いた気がする。
名前も言ってた気がするけど、樹里は人の本名を覚えるのが苦手だから・・・全然思い出せない。
でも・・・
「もしかして、奥さん・・・3号の人?」
樹里の言った言葉に、部長が驚き・・・大笑いした。
「久しぶりに聞いたな、それ!
そうそう、3号の人!!」
「面白いあだ名だから覚えてた。」
「うん・・・3号の人・・・。」
部長がそう呟いた後、少し下を向き・・・何かを考えた後、顔を上げた。
「あの人も、“目”が良い人だから。
副社長が言うなら、加瀬も良いんだろうな。
それ・・・つけてた方が、よく見えるんだな?」
「見える、ブレずに。」
「分かった。それで行ってこい!
その・・・何とも言えない格好で、面接官行ってこい!
最近の若い子はすぐに情報回るから、結構怖いけどな!!」
「俺の奥さん、副社長室の秘書の1人だから。
今2人目の産休中だけど、家で仕事してたり会社の情報も把握してる。
でも・・・加瀬のことは何も知らない。」
部長の奥さんが、副社長室の秘書で・・・産休中らしい・・・。
入社手続きの時、樹里だけが副社長室でして・・・その時、産休中の人がいるって聞いた気がする。
名前も言ってた気がするけど、樹里は人の本名を覚えるのが苦手だから・・・全然思い出せない。
でも・・・
「もしかして、奥さん・・・3号の人?」
樹里の言った言葉に、部長が驚き・・・大笑いした。
「久しぶりに聞いたな、それ!
そうそう、3号の人!!」
「面白いあだ名だから覚えてた。」
「うん・・・3号の人・・・。」
部長がそう呟いた後、少し下を向き・・・何かを考えた後、顔を上げた。
「あの人も、“目”が良い人だから。
副社長が言うなら、加瀬も良いんだろうな。
それ・・・つけてた方が、よく見えるんだな?」
「見える、ブレずに。」
「分かった。それで行ってこい!
その・・・何とも言えない格好で、面接官行ってこい!
最近の若い子はすぐに情報回るから、結構怖いけどな!!」
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