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「それって・・・陸のこと辞めさせるつもりあるわけ?」
「来年度に入ったら、副社長が何を言っても絶対に辞める。
でも今年度は・・・たしかに、法務部は俺が立ち上げた部署だからな、ちゃんとしてから辞めねーと。」
「法務部って、陸が立ち上げたの?」
「そうだな、うちの会社は顧問弁護士が外の法律事務所の弁護士だったから。」
「陸の前の法律事務所?」
「そこは違う。俺がここに入ってからは何かと協力してもらってるけどな。」
そんな難しい話を聞きながら、おにぎりを食べる。
いつもと同じ、鮭フレークが混ざっている・・・海苔が巻かれたおにぎりを。
「樹里・・・来年の4月以降になる、俺が会社を辞めるのは。」
「うん・・・」
「それまでは・・・」
「来年度に入ったら、副社長が何を言っても絶対に辞める。
でも今年度は・・・たしかに、法務部は俺が立ち上げた部署だからな、ちゃんとしてから辞めねーと。」
「法務部って、陸が立ち上げたの?」
「そうだな、うちの会社は顧問弁護士が外の法律事務所の弁護士だったから。」
「陸の前の法律事務所?」
「そこは違う。俺がここに入ってからは何かと協力してもらってるけどな。」
そんな難しい話を聞きながら、おにぎりを食べる。
いつもと同じ、鮭フレークが混ざっている・・・海苔が巻かれたおにぎりを。
「樹里・・・来年の4月以降になる、俺が会社を辞めるのは。」
「うん・・・」
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