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「さっきの階と少し・・・雰囲気変わるね?」
「私の好きなお店入ってるんだよね。
このローズピンクのワンピースもここで買ったの。」
お姉ちゃんを改めて見ると、少し薄い・・・ローズピンクっていう色の綺麗なワンピースを着ている。
「可愛い洋服と思って若い子のお店回ってたけど・・・樹里ちゃんあと数日で社会人だもんね。
小学生の頃の記憶が強すぎて・・・もう、こんなにお姉さんだった。」
お店の前に立ったお姉ちゃんが、樹里を見上げる。
樹里の手を握りながら・・・。
「大きくなったよね・・・。
私よりも大きくなっちゃった・・・。
今まで、よく頑張ったね。」
そう言って、樹里の頭をソッと撫でてくれた。
それに少しだけ、泣いた・・・・。
でも、これは・・・
「嬉しくて泣いてるだけだから・・・。」
「知ってるよ?
嬉しくても涙は出るんだよね。
私もよく泣いてたでしょ?」
「よく泣いてた。樹里よりも。」
それを思い出して、2人で笑った。
「私の好きなお店入ってるんだよね。
このローズピンクのワンピースもここで買ったの。」
お姉ちゃんを改めて見ると、少し薄い・・・ローズピンクっていう色の綺麗なワンピースを着ている。
「可愛い洋服と思って若い子のお店回ってたけど・・・樹里ちゃんあと数日で社会人だもんね。
小学生の頃の記憶が強すぎて・・・もう、こんなにお姉さんだった。」
お店の前に立ったお姉ちゃんが、樹里を見上げる。
樹里の手を握りながら・・・。
「大きくなったよね・・・。
私よりも大きくなっちゃった・・・。
今まで、よく頑張ったね。」
そう言って、樹里の頭をソッと撫でてくれた。
それに少しだけ、泣いた・・・・。
でも、これは・・・
「嬉しくて泣いてるだけだから・・・。」
「知ってるよ?
嬉しくても涙は出るんだよね。
私もよく泣いてたでしょ?」
「よく泣いてた。樹里よりも。」
それを思い出して、2人で笑った。
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