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「うん、却下。」
私の望みを伝えると、青さんはやっぱり凄く怒った顔をして即却下してきた。
「俺は望自身の望みを聞いたんだよ。
何でそこに財閥の話が出てくるんだよ。」
「だって、私は・・・」
「望。」
青さんが私の名前を呼ぶ。
凄く凄く怒った顔で。
でも、何でか凄く凄く優しくも聞こえる声で。
「お前は俺の“ほぼ妹”で“ほぼ友達”で“ほぼ家族”の望だろ。」
その言葉には凄く驚き、大きく泣いた。
「覚えてたの・・・・・・っっ!?
ソレ、覚えててくれたんですか・・・!?」
「はあ?忘れるわけねーだろ。」
「だって・・・だって、全然会ってくれなくなって・・・っっ」
「俺にも色々あるんだよ。」
「電話にも出てくれなくて・・・・・っっ」
「俺にも色々あるんだって。」
「忙しかった・・・?」
「そりゃあ忙しかったよ。」
「でも、彼女はいたんでしょ・・・?
彼女とデートをする時間はあったでしょ?
彼女とクリスマスに遊ぶ時間はあったでしょ?」
「それはまあ・・・その時間は作ってたけど。
ほら、俺男だし。
チ○コついてる男だからな、そんなに気持ち良くなくてもマ○コは必要じゃん?」
「もぉ・・・・・っっ何で今そんな話するんですか!!!!
今そんな下品な話をしてこないでよ・・・!!!!
今はそういう流れじゃなかった・・・!!!!
私、青さんとちゃんとお話したかったのに・・・!!!!
青さんって全然女心分かってない!!!!」
“私に返事をする暇は全然ありませんでしたか?”
頑張ってそう聞こうと思っていた。
その答えは凄く怖かったけれど、私は頑張って聞こうとしていたのに。
「俺男だぞ?
男が女心とかわっかんねーだろ。
だって俺男だし。」
「鎌田さんはちゃんと分かってた!!」
「あいつ3人もお姉様いるんだぞ?
そんな奴と男きょうだいしかいない俺を比べるなよ。
それは俺が可哀想だと思えよ。」
「青さんは全然可哀想じゃない・・・っっ」
もう何に怒っているのか分からないけれどイライラとしてきて怒った。
ムシャクシャとしてきて怒った。
こんなに怒ったのはいつぶりか分からない。
““ほぼお兄ちゃん”で“ほぼ友達”の青さんが傍にいてくれた時以来だ。”
それに気付きながら、私は怒った。
「女心が分からないのに彼女が出来てる青さんは全然可哀想じゃない・・・・っっ!!」
「でも俺、女心分かんねーからよく彼女を怒らせてたぞ?」
青さんが私のことを意地悪な顔をしながら指差した。
「そういうブスな顔でよく怒られた。」
私の望みを伝えると、青さんはやっぱり凄く怒った顔をして即却下してきた。
「俺は望自身の望みを聞いたんだよ。
何でそこに財閥の話が出てくるんだよ。」
「だって、私は・・・」
「望。」
青さんが私の名前を呼ぶ。
凄く凄く怒った顔で。
でも、何でか凄く凄く優しくも聞こえる声で。
「お前は俺の“ほぼ妹”で“ほぼ友達”で“ほぼ家族”の望だろ。」
その言葉には凄く驚き、大きく泣いた。
「覚えてたの・・・・・・っっ!?
ソレ、覚えててくれたんですか・・・!?」
「はあ?忘れるわけねーだろ。」
「だって・・・だって、全然会ってくれなくなって・・・っっ」
「俺にも色々あるんだよ。」
「電話にも出てくれなくて・・・・・っっ」
「俺にも色々あるんだって。」
「忙しかった・・・?」
「そりゃあ忙しかったよ。」
「でも、彼女はいたんでしょ・・・?
彼女とデートをする時間はあったでしょ?
彼女とクリスマスに遊ぶ時間はあったでしょ?」
「それはまあ・・・その時間は作ってたけど。
ほら、俺男だし。
チ○コついてる男だからな、そんなに気持ち良くなくてもマ○コは必要じゃん?」
「もぉ・・・・・っっ何で今そんな話するんですか!!!!
今そんな下品な話をしてこないでよ・・・!!!!
今はそういう流れじゃなかった・・・!!!!
私、青さんとちゃんとお話したかったのに・・・!!!!
青さんって全然女心分かってない!!!!」
“私に返事をする暇は全然ありませんでしたか?”
頑張ってそう聞こうと思っていた。
その答えは凄く怖かったけれど、私は頑張って聞こうとしていたのに。
「俺男だぞ?
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