【R18】清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました!

Bu-cha

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青さんのベッドの上、”お疲れ様会“に少しだけ顔を出してきた青さんと、”子ども達“も一緒にゴロゴロとする。



「帰り道にお前からの日記を読んで、電車の中で普通に吹き出して俺ヤバい奴だったからな!?」



「吹き出す所あった?」



「庄司の話!!!」



「私はニヤニヤしちゃうくらいだったよ?」



「いやっ、だってあいつ、俺よりも女心分かんねー奴でウケただろ!!」



「青さんだって彼女がいるのに、”一平の所の子“を連呼してたんでしょ?」



「・・・・・・・・・。」



「まあ、青さんの場合は彼女だしね。
婚約とかしてないしね。」



「そうだよ・・・!!
それにあいつ、女嫌いとか全然気付かなかった!!
あいつ結構モテるのにマ◯コ欲してねーのか!!」



「本人も“嫌い”とまでは言ってなかったけどね。
でも、たぶん“苦手”っていうよりも“嫌い”な方だと思うよ。
あ、でも私には結構気を許してる感じだったかも!
私って可愛い顔してるもんなぁ~♪」



「あいつ、そこは顔なのかよ!!?
ああっっ!!でもあいつ、俺から聞いた望のことを“そこまで愛してる男がいるのに、結局は違う男と結婚をするって女は怖いですね”って言ってたことがある!!」



「はあ?なんだしあの人。
私が、庄司さんは婚約者のことを女としても愛してるって気付かせてあげたのに、めっちゃ悪口じゃん。」



「いや!!それを言ってたのは結構前な!?」



「私からしてみたら、お互いに男女の愛はないのに結婚しようとしてた庄司さんの方が怖いからね?」



「矢代商会はうちのデカい取引先のうちの1つだぞ!?
庄司が人生まで懸けて取ってきた仕事なんだろ、それこそ悪口言うなよ!!」



「社員に人生まで懸けさせて仕事を取らせるとかめっちゃブラック企業だからそこは青さんが止めないと。」



「俺だって知ってたら“いやいやいや!!”ってなるけど、あいつに彼女がいたこともついこの前まで知らなかったんだよ!!」



「鈴木さんも知らなかったのかな?
・・・知ってたらもっと上手く出来そうな子にも見えるし、知らなかったんだろうな。」



庄司さんが青さんの会社に連れてきたとはいえ、鈴木さんの心には青さんよりも庄司さんよりも、野原晴子がいるように見えた鈴木さんのことを思い浮かべながらそう言った。






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