【R18】清掃員加藤望、社長の弱みを握りに来ました!

Bu-cha

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「掃除って何ですか?」



この女が当然だがそう突っ込んできて、それには俺もこう答えるしかないので・・・



「うちの会社は掃除もしてるので。」



そう言った。



そしたらさっきよりも明らかに車内の空気がピリッとなり、それには結構ビビる。



”めちゃくちゃ強くなってきたな“と思うと同時に、”あ、俺のキライなやつだ“とも思った。



”俺、女のこういう所が大嫌いなんだよな“と改めて思いながら、ミラー越しにチラッとこの女の顔を見る。



そしたら・・・



美しい顔をしているはずのこの女がめっちゃブスな顔をしながら怒っている顔が見えた。



”ブスな顔でこっち見んな!!
俺は今お前にめちゃくちゃムカついてんだよ!!!“



心の中でそう叫んだけれど、心の中で叫んでいるだけなのでこの女には勿論伝わっていない。



伝えるつもりもない。



俺の気持ちや感情を伝えるつもりはないけれど・・・



「望さんの性欲のお掃除ということですか?」



こんな頓珍漢な質問をしてきたこの女のことがさっきりも”嫌いだ“と思った。



望の気持ちや感情も、望がどんな女なのかも全く理解出来ていないこの女のことがさっきよりもムカついてくる・・・。



「んなわけねーだろ、あいつに性欲なんてないのに。」



俺がラッキースケベに我慢出来ず、望に手を出してしまった。



男としては好きでも何でもない俺とヤりたいと思う性欲なんて望にはないと、分かっていたのに。



”ちゃんと我慢してやれば良かった・・・。“



今にも死んでしまいそうな姿になった望のことを思い出し、今日もまた後悔をする。



”望の秘書生命を俺になんて懸けさせるんじゃなかった・・・。“



”そしたら・・・“



”そしたら、望はあんな風になることはなかった・・・。“



”きっと、なかった・・・。“



一平の腕の中で幸せそうに笑う望の姿を今日も想像し、めちゃくちゃ苦しくなる。



俺に見せる”幸せの演技“ではなく、一平にだけ見せる”本当の幸せ“で笑っている望を想像すると、またこんなにも苦しくなってくる。



一平の前で”本当の幸せ“で笑っている望のことなんて見たこともないのに、妄想だけでこんなに苦しい・・・。



そして妄想でも”一平と幸せになれて良かった“だなんて思えない。



でも・・・



俺は望のことを誰よりも愛しているから、俺が望のことを幸せにする。



俺の望への”愛してる“はそれくらいの”愛してる“で。



小関の”家“の奴らより、加藤の”家“の奴らより、望の”友達“より、俺が1番望のことを愛している。



”なのにチ◯コが我慢出来なかった・・・。“



”いや、だからチ◯コが我慢出来なかった・・・!!“



俺のチ◯コが望のことをあそこまで苦しめてしまったとも思うから、自分のチ◯コにもめちゃくちゃムカついた。
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