【完】花火の音が終わるまで抱き締めて(カットページのラブシーンも掲載済2023.4.23、詳細ページは内容欄に記載)

Bu-cha

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俺は昔から死んでしまうことが怖かった。
何故か分からないけど凄く怖くて。
いつか来てしまうその時が、その時が凄く怖くて・・・。



強く見せることもしっかりしているように見せることも出来る。
でも、俺は弱かった・・・。
母さんが言うとおり弱かった・・・。



今にも死んでしまいそうな“花火”を抱いただけでこんなに怖くて、こんなに泣いてしまって・・・。



泣きながらも顔を上げると悠ちゃんのお母さんが・・・。



あんなに元気な姿だったのに、こんなにも生きるのに精一杯の姿になってしまった。
それを見ているだけで、こんなに泣いてしまう・・・。



なんだか分からないけど、とにかく怖くて・・・。



俺はとにかく怖くて・・・。



泣きながら“花火”の胸に耳をつけた。
小さくて小さくて今にも終わりそうな“花火”の花火の音が聞こえている・・・。



それにまた泣いた・・・。
これ以上泣けないくらいなのに、また泣いた・・・。
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