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「“shu-”君!車で送ってくよ!」



撮影を2本終え、マネージャーが声を掛けてくれる。



「大丈夫、このまま夏生迎えに行くから!」



夕方までに帰る予定だったけど、夏生のジムを終える時間と合いそうだったから、そのまま迎えに行くことにする。




タクシーに乗り込み、夏生のジムまで向かう間、また窓から桜を眺める。




明日は、夏生のお父さんとお母さんに挨拶に行く日。
桜の季節は、俺を少しずつ前に進めてくれる。




また、鞄から婚姻届を取り出す。




いつになるかは分からないけど・・・




いつかは・・・




いつかは・・・





ずっと、夏生の傍にいられる、そんな約束が出来ればいい・・・。
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