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17時前に待ち合わせの駅に着き、創さんにメッセージを送る。
その数分後、スーツ姿の創さんが改札口から出て来て、出口の所に立っているわたしに気付き笑顔で手をあげてくれた。
おかしいな・・・。
創さんってこんなに格好よかったかな?
高校の時からみんながイケメンだと騒いでいたけど、「結構イケメンだよね~」くらいにしか思ったことがなくて・・・。
よく友達から「あのレベルのイケメンってなかなかいないよ!?」と怒られていた。
創さんがわたしに向かって歩く間、周りにいた他の女の人達がチラチラと創さんのことを見ている。
身長は180センチはあって、スラリとしているけど筋肉もついていることがスーツからでも分かる。
少し茶色い短髪の髪型は、「学校に入る直前に理事長から「それ地毛?」って聞かれて面倒だから短髪にしてる」と高校の時に話していたのを聞いた。
大きいわけではないけど二重瞼の目は、甘い目をしている。
よく日に焼けた顔から、チラっと白い歯が見えた。
「今日は雰囲気違うな、ちょっと分かんなかった。
そういうのも似合うじゃん。」
わたしの前に立ち、優しく笑いながら嬉しいことを言ってくれる。
恥ずかしくて下を向き、小さな声でお礼を言った。
「行くか、肉いっぱい食いたいんだろ?」
そう言うと、創さんは当たり前のようにわたしの右手を取り指を絡め歩き始めた。
その数分後、スーツ姿の創さんが改札口から出て来て、出口の所に立っているわたしに気付き笑顔で手をあげてくれた。
おかしいな・・・。
創さんってこんなに格好よかったかな?
高校の時からみんながイケメンだと騒いでいたけど、「結構イケメンだよね~」くらいにしか思ったことがなくて・・・。
よく友達から「あのレベルのイケメンってなかなかいないよ!?」と怒られていた。
創さんがわたしに向かって歩く間、周りにいた他の女の人達がチラチラと創さんのことを見ている。
身長は180センチはあって、スラリとしているけど筋肉もついていることがスーツからでも分かる。
少し茶色い短髪の髪型は、「学校に入る直前に理事長から「それ地毛?」って聞かれて面倒だから短髪にしてる」と高校の時に話していたのを聞いた。
大きいわけではないけど二重瞼の目は、甘い目をしている。
よく日に焼けた顔から、チラっと白い歯が見えた。
「今日は雰囲気違うな、ちょっと分かんなかった。
そういうのも似合うじゃん。」
わたしの前に立ち、優しく笑いながら嬉しいことを言ってくれる。
恥ずかしくて下を向き、小さな声でお礼を言った。
「行くか、肉いっぱい食いたいんだろ?」
そう言うと、創さんは当たり前のようにわたしの右手を取り指を絡め歩き始めた。
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