150 / 266
10
10-3
しおりを挟む
担任の大塚先生が、柔らかく、でもハキハキと自己紹介をした。
担任の先生が女性の先生で安心していたけど・・・
隣に立つ男性の先生をチラリと見る。
その男性の先生、吉岡先生がハキハキと、でもどこか冷めた感じの瞳で自己紹介をした。
体育大学を卒業したばかりの先生で、女子バスケ部の顧問に今年からなると知り、落胆した。
女子バスケ部の顧問は、年配の男性の先生だと思っていたから。
だから、高校でもバスケ部に入りたいと思っていたのに・・・。
残念に思いながらも、自分の番の自己紹介が回ってきたので、気持ちを切り替え立ち上がる。
立ち上がる瞬間、少し長めに目を閉じ、顔を上げた瞬間に目を開けた。
そして、笑う。
女の子達の方を見ながら。
うん、大丈夫。
担任の先生が女性の先生で安心していたけど・・・
隣に立つ男性の先生をチラリと見る。
その男性の先生、吉岡先生がハキハキと、でもどこか冷めた感じの瞳で自己紹介をした。
体育大学を卒業したばかりの先生で、女子バスケ部の顧問に今年からなると知り、落胆した。
女子バスケ部の顧問は、年配の男性の先生だと思っていたから。
だから、高校でもバスケ部に入りたいと思っていたのに・・・。
残念に思いながらも、自分の番の自己紹介が回ってきたので、気持ちを切り替え立ち上がる。
立ち上がる瞬間、少し長めに目を閉じ、顔を上げた瞬間に目を開けた。
そして、笑う。
女の子達の方を見ながら。
うん、大丈夫。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
46
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる