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第二章
まるで媚薬に流されたような(5)【※】
「……そう、おかしくなってもいいんだよ」
そんなマーガレットの気持ちを溶かすかのように、クローヴィスは耳元でそう囁く。その声がとても艶っぽく、マーガレットの官能を煽っていく。蜜壺をぎゅっと締め付け、クローヴィスが欲を放つのを手伝う。
「あぁ、マーガレット。……気持ちいいよ」
「ひぃっ!」
クローヴィスのその手がマーガレットの乳房を掴み優しい手つきで揉みしだいていく。時折胸の頂をつまみ上げるように触れられ、マーガレットの中の何かがじくじくと主張をする。愉悦が身体中を駆け巡り、マーガレットは喘ぐことしか出来なかった。
「ごめん、もうそろそろ、出す、ね……!」
その後、何度か腰を打ち付けた後クローヴィスはそう呟いて――マーガレットの蜜壺の最奥に欲を放つ。身体の最奥に温かな何かが染み渡り、マーガレットは何とも言えない感覚に襲われていた。
荒い息を必死に整え、そっと閉じていた瞼を開く。そうすれば、クローヴィスがほんの少し笑ってくれたのが視界に入った。
(……これで、大丈夫、よね?)
媚薬の大半は異性と交われば効力が切れるものだ。だからこそ、こうすればクローヴィスの身体を犯していた媚薬が抜けていく。
そう、思っていたのに。
「ぁ、なんでぇ……?」
クローヴィスはマーガレットの蜜壺から熱杭を引き抜くことなく、また打ち付けてくる。すでに先ほどと同じくらいに硬さを取り戻した熱杭は、マーガレットの最奥を穿つ。
「……どうにも、遅かったみたい」
その呟きに、マーガレットは「ひぇっ!」と悲鳴を上げることしか出来なかった。
どうやら、クローヴィスが異性と交わるのが遅れた所為で、媚薬の効果は最大限まで高まってしまっていたらしい。それゆえに、彼は一度では満足できていない。その証拠に、マーガレットの蜜壺を穿つ熱杭はまだまだ萎えそうにはない。
「……ハジメテなのに、ごめんね?」
クローヴィスはそう言うものの、その表情にはごめんという感情は一切こもっていない。欲情し、マーガレットのことを捕食しようとする雄の目だ。それがわかるからこそ、マーガレットは首をぶんぶんと横に振りながら「いや、いやぁあっ!」と声を上げる。
(一回我慢すれば、それで済むと思ったのに……!)
二回目なんて、聞いていない。
マーガレットはそう思うのに、クローヴィスの熱杭がマーガレットの花芯の裏側をこするたびに、無意識のうちに蜜壺を締め付けてしまう。身体中をまた愉悦が支配し、微かな快感は確かな快楽へと変わっていく。
「……どうせだし、マーガレットも気持ちよくなって」
そして、クローヴィスはそう告げるとマーガレットの胸の頂を軽くつまむ。かと思えば、痛いような痛くないような絶妙な力加減でぐりぐりと刺激をしてきた。
「ぁああっあんっ」
「気持ちいいんだね。……ナカ、ぎゅって締まったよ」
胸の頂と蜜壺が与える快楽にマーガレットが喘いでいれば、クローヴィスはそう告げたかと思うとその唇に口づけを降らせてくる。触れるだけの軽い口づけを何度も何度も与えられ、マーガレットの思考回路がとろけていく。
「本当にごめんね。……明日、立てなかったらごめんね」
何度も何度も謝るのに、マーガレットの最奥を穿つ彼の腰遣いは容赦がない。しまいにはマーガレットの片足を抱えながら、マーガレットの奥の奥を突いてくるのだからひどい話だ。
「いやぁああっ! も、もっ!」
「もう無理?」
そう問いかけられ、マーガレットはぶんぶんと首を縦に振る。けれど、クローヴィスは解放してくれる素振りなどない。ただ「じゃあ、一緒にイこうか」と言うだけだ。
その後、彼は熱杭でマーガレットの花芯の裏側を入念に刺激してくる。さらには奥の奥も穿ち、胸の頂も刺激する。そうなれば、もうマーガレットに抗う術などない。
「ぁ、ああんっ!」
部屋の外にまで漏れるのではないかと言うほど大きな嬌声を上げ、マーガレットは達してしまう。それとほぼ同時に、またマーガレットの蜜壺の最奥に熱い飛沫が放たれた。……また、クローヴィスが達したらしい。
「……ぁ、はぁ、はぁ」
これで、終わるのだろうか。
そう思いマーガレットがぼんやりと天井を見上げていると、半ば無理やり身体を抱き起される。それに驚き目を見開き、気がつけばマーガレットの身体はソファーに腰掛けるクローヴィスの上に乗っていた。
「……ふぇ?」
「まだ、もうちょっと付き合って」
クローヴィスがそう呟き、マーガレットの身体を今度は下から突いてくる。自らの身体の重さの所為なのか、先ほどよりも奥に熱杭が当たってしまって、何とも言えない快楽が身体を襲う。
「ぁああっんんっ!」
思わずクローヴィスに抱き着けば、彼は少し顔をずらしマーガレットの胸の頂を咥える。そのままぬるりとした舌で舐め上げられてしまえば、もうマーガレットは絶頂から戻ってくることが出来そうになかった。
(いやぁああっ!)
内心ではそう叫ぶのに、口からは快楽に惚けたような嬌声しか出てこない。もう、本当におかしくなる。
そう思いながら、この日マーガレットは何度も何度も絶頂してしまった。
戻ることが出来なくなる。そう思うほどに――身体中を愉悦が駆け巡っていた。
そんなマーガレットの気持ちを溶かすかのように、クローヴィスは耳元でそう囁く。その声がとても艶っぽく、マーガレットの官能を煽っていく。蜜壺をぎゅっと締め付け、クローヴィスが欲を放つのを手伝う。
「あぁ、マーガレット。……気持ちいいよ」
「ひぃっ!」
クローヴィスのその手がマーガレットの乳房を掴み優しい手つきで揉みしだいていく。時折胸の頂をつまみ上げるように触れられ、マーガレットの中の何かがじくじくと主張をする。愉悦が身体中を駆け巡り、マーガレットは喘ぐことしか出来なかった。
「ごめん、もうそろそろ、出す、ね……!」
その後、何度か腰を打ち付けた後クローヴィスはそう呟いて――マーガレットの蜜壺の最奥に欲を放つ。身体の最奥に温かな何かが染み渡り、マーガレットは何とも言えない感覚に襲われていた。
荒い息を必死に整え、そっと閉じていた瞼を開く。そうすれば、クローヴィスがほんの少し笑ってくれたのが視界に入った。
(……これで、大丈夫、よね?)
媚薬の大半は異性と交われば効力が切れるものだ。だからこそ、こうすればクローヴィスの身体を犯していた媚薬が抜けていく。
そう、思っていたのに。
「ぁ、なんでぇ……?」
クローヴィスはマーガレットの蜜壺から熱杭を引き抜くことなく、また打ち付けてくる。すでに先ほどと同じくらいに硬さを取り戻した熱杭は、マーガレットの最奥を穿つ。
「……どうにも、遅かったみたい」
その呟きに、マーガレットは「ひぇっ!」と悲鳴を上げることしか出来なかった。
どうやら、クローヴィスが異性と交わるのが遅れた所為で、媚薬の効果は最大限まで高まってしまっていたらしい。それゆえに、彼は一度では満足できていない。その証拠に、マーガレットの蜜壺を穿つ熱杭はまだまだ萎えそうにはない。
「……ハジメテなのに、ごめんね?」
クローヴィスはそう言うものの、その表情にはごめんという感情は一切こもっていない。欲情し、マーガレットのことを捕食しようとする雄の目だ。それがわかるからこそ、マーガレットは首をぶんぶんと横に振りながら「いや、いやぁあっ!」と声を上げる。
(一回我慢すれば、それで済むと思ったのに……!)
二回目なんて、聞いていない。
マーガレットはそう思うのに、クローヴィスの熱杭がマーガレットの花芯の裏側をこするたびに、無意識のうちに蜜壺を締め付けてしまう。身体中をまた愉悦が支配し、微かな快感は確かな快楽へと変わっていく。
「……どうせだし、マーガレットも気持ちよくなって」
そして、クローヴィスはそう告げるとマーガレットの胸の頂を軽くつまむ。かと思えば、痛いような痛くないような絶妙な力加減でぐりぐりと刺激をしてきた。
「ぁああっあんっ」
「気持ちいいんだね。……ナカ、ぎゅって締まったよ」
胸の頂と蜜壺が与える快楽にマーガレットが喘いでいれば、クローヴィスはそう告げたかと思うとその唇に口づけを降らせてくる。触れるだけの軽い口づけを何度も何度も与えられ、マーガレットの思考回路がとろけていく。
「本当にごめんね。……明日、立てなかったらごめんね」
何度も何度も謝るのに、マーガレットの最奥を穿つ彼の腰遣いは容赦がない。しまいにはマーガレットの片足を抱えながら、マーガレットの奥の奥を突いてくるのだからひどい話だ。
「いやぁああっ! も、もっ!」
「もう無理?」
そう問いかけられ、マーガレットはぶんぶんと首を縦に振る。けれど、クローヴィスは解放してくれる素振りなどない。ただ「じゃあ、一緒にイこうか」と言うだけだ。
その後、彼は熱杭でマーガレットの花芯の裏側を入念に刺激してくる。さらには奥の奥も穿ち、胸の頂も刺激する。そうなれば、もうマーガレットに抗う術などない。
「ぁ、ああんっ!」
部屋の外にまで漏れるのではないかと言うほど大きな嬌声を上げ、マーガレットは達してしまう。それとほぼ同時に、またマーガレットの蜜壺の最奥に熱い飛沫が放たれた。……また、クローヴィスが達したらしい。
「……ぁ、はぁ、はぁ」
これで、終わるのだろうか。
そう思いマーガレットがぼんやりと天井を見上げていると、半ば無理やり身体を抱き起される。それに驚き目を見開き、気がつけばマーガレットの身体はソファーに腰掛けるクローヴィスの上に乗っていた。
「……ふぇ?」
「まだ、もうちょっと付き合って」
クローヴィスがそう呟き、マーガレットの身体を今度は下から突いてくる。自らの身体の重さの所為なのか、先ほどよりも奥に熱杭が当たってしまって、何とも言えない快楽が身体を襲う。
「ぁああっんんっ!」
思わずクローヴィスに抱き着けば、彼は少し顔をずらしマーガレットの胸の頂を咥える。そのままぬるりとした舌で舐め上げられてしまえば、もうマーガレットは絶頂から戻ってくることが出来そうになかった。
(いやぁああっ!)
内心ではそう叫ぶのに、口からは快楽に惚けたような嬌声しか出てこない。もう、本当におかしくなる。
そう思いながら、この日マーガレットは何度も何度も絶頂してしまった。
戻ることが出来なくなる。そう思うほどに――身体中を愉悦が駆け巡っていた。
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