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045食事の前に軽く

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ジェニファーやロビンはそれぞれ火と水を得意魔法としているが、他にアイテムボックスが使える。
ただ、アイテムボックスの容量は小さく、必要な物を収納すると直ぐに一杯になってしまう。
他の魔法については、全く使えなくなっている。
拓の場合、上級魔導士以上の多種類の攻撃魔法も使えるので、余程保有魔力量が多いと言うことなのだろう。

「実はまともに魔法を教えてもらったのは、ある程度使える様になってからなんだ。」
「だったらケーキを運んでくれているお礼に、魔法について教えてあげるわよ。」
「そうね、ジェニファーと私ならそれなりに教えられると思うわ。
 それにしても師匠も居ないのに、これだけの魔法を使えるなんて凄いわね。」

2人は歩きながら探索魔法や姿を消す魔法など、自分達が知っている魔法についての知識を教えてくれた。
空飛ぶ魔法については、存在は知っているがどう考えれば良いのかも分からないらしい。

その日に泊まる村の宿は各部屋に魔道具のシャワーが設置され、同室だがラグテルの町で泊まっていた宿より数段格上だった。

「格上と言うより、あそこが安過ぎるんだけだ。」
「レオはどうして安宿に泊まっていたんだ?レオの稼ぎなら普通の宿に泊まれただろ。」
「手頃な宿は一杯で、中途半端な宿だと飯が不味いんだよ。お陰で拓やガラと知り合えて良かったけどな。」

レオは拓を後ろから抱きしめると、そのままベッドの上に転がった。

「少ししたら晩飯だから、シャワーで汗を流すぞ。」

ガラに引かれて立たされると、3人そろってシャワー室へ
拓を挟んで泡だらけにすると、ガラとレオが抱き付き体をこすり付ける。

「晩飯なんだろ。」
「時間がないから軽くな。」

ガラが拓の顔を上を上に向かせキスをすると口の中に舌を入れてくる。
レオの太い指が拓の尻穴に1本、2本と差し込まれ軽く慣らすと拓の太股の下に腕を差し込み力を入れる。
ガラとレオの逞しい体に挟まれているが泡でヌルっと滑って拓の体が持ち上がると、尻穴にレオの肉棒が当てられ一気に落とされた。

「うぅ、奥まで突き上げてくる。」

拓はガラの太い首に手をまわし抱き付く様にして、尻穴の奥に受けた衝撃を耐えていた。
ガラが拓の唇を舐め、ほほや首に舌を這わすと徐々に拓の体から力が抜ける。
拓が落ち着いた所で、レオが腰を動かし始めると、ガラは自分のと拓の肉棒を重ね合わせ大きな手で掴み扱き始める。

「拓だと簡単に持ち上げられて立ったままでも、色々と楽しめるな。」

ガラと拓にキスをし舌を絡めあい、レオは拓の首筋を舐めたり耳を甘噛みする。
2人に攻められ拓は喘ぎ続けるだけだった。
ガラの扱くスピードが上がり、お互いの先走りでヌチョヌチョと音がなり
レオも足や腰の筋肉を使いパンパンと激しく腰を打ち付ける。

「拓、そんなにケツを締め付けるな。もう我慢できねぇ。」
「拓、俺達も一緒に行くぞ。」

先に逝ったのはレオだった。尻穴の締め付けに耐えられず、逝く直前に肉棒を尻穴から抜くと拓の背中に押し付けてザーメンを放った。
少し遅れて拓とガラの肉棒にも限界が来て、逝ってしまった。


食堂に降りていくと全員が揃っていて、拓達の3人は最後だった。拓が思わず時間を確認すると

「未だ時間前ですよ。ただ、私も含め全員が早く降りてきただけです。」

少し早いが、エチゴが笑って食事を頼んでいた。
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