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22(エピローグ)
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ロイスと結婚して5年が過ぎた
ロイスはハーサン国へ来て文官として働いている。
ミュウル国にいた時のような重要なポストには就いていないが、お父様との仕事もあるから丁度良いそうだ。
私も相変わらず教師をしている
子供が産まれたり、ロイスが文官に受かってくれたので、上へ目指すのはやめた。
そしてまた出産を控えている。
アベン先生は異動願いを出し、地元へ帰り教師をしている。
アーガン先生と結婚し、その時その時の季節の花を送って来てくれている。
幸せなはずなのだが………アベン先生がまた誤解させる事をやらかしたらしい。
何でも近くに幼馴染みが住んでいるのだが、その独身の幼馴染みがアベン先生に泣きながら抱きついている所を、学校から帰ってきたアーガン先生に見られたらしい。
その後も訪ねてくる幼馴染みに強く言えないアベン先生。
キレたアーガン先生が、少し距離を置きたいと実家へ帰ってしまっているそうだ。
泣いて許しを乞うているが、曲がった事の嫌いなアーガン先生が折れるのはいつだろうか………
アベン君、いい加減にしろ!と近かったら言いたい。
ラウル殿下、クロエ妃殿下はとても国民から慕われている。
行く先々2人を見ようと凄い人気らしい。
2人の仲はとても良好で、側妃でもと娘を売り込みたい貴族が殿下に声をかけるそうだが、殿下は睨みつけて黙らせている。
殿下の妃殿下への溺愛は、子供が産まれる度に深くなっていってるそうだ。
年子で子供を3人授かった妃殿下は、王子3人産んだので、流石に少し休ませて欲しいと(休みで良いのか)殿下にお願いしたらしいが、どうも4人目がお腹にいるようだ。
クロエ妃殿下はそんな中でも、執務を怠たることなく、仕事が速く文官に優しいそうだ。
ロイスの友人の宰相から、そんな、手紙が届く。
ロイスの実家からも良い便りが届いた。
弟のマイク様が婚約されたそうだ。
彼女は本の虫で、朝早くから図書館へ行っては閉館までいられる人らしい。なので2人のデートはもっぱら図書館らしいが、とてもおとなしい性格で上がり症の彼女だから側に座って馴れてもらう事からはじめているようだ。何でもマイク様が学生の時から気になっていた令嬢で、マイク様の希望が叶った婚約と聞いた。
自分に会うと頬を染め、はにかむ彼女が愛おしくて、出来るだけ早く婚姻出来るようにと準備しているそうだ。
義母様も彼女が可愛くて、夫人教育をしながら慈しんでいる。
そうそう、マイク様もとても優秀な方で、兄の後を継いでラウル殿下の側近になっている。
「おかあさま~」
息子のテレスが学園まで母と迎えに来てくれた。
「今日も大丈夫だった?」と、小さな手をお腹に添える。
大丈夫よ。
ありがとう。
もう少しで赤ちゃんに会えるねと、
テレスが笑顔で言う。
邸に着けば、早く帰って来ていたロイスがエントランスで待っていた。
「おとうさま!かえってたの~」
「テレス、母上、ただいま。
セシィ、お帰り。お腹の子も大丈夫だったかな?」
「ただいま。えぇ、大丈夫よ」
今日も優しい笑顔に迎えられ、私は幸せだ。
夏過ぎて、そろそろテレスの服を新調しなければと考えていた頃
可愛い天使、サーヤが私達の家族に仲間入りした。
私の両親と優しい旦那様と可愛い2人の子供と。
私は賑やかの中、毎日幸せに過ごしている。
終
最後まで読んでくださりありがとうございました。
時間ができましたらラウル殿下、マイク様、あと……あのサリジュ嬢のその後等を番外編で書きたいと思っています。
楽しみ?に待っていて下さる方がいたら幸せです。
短編として別枠で書くかもしれません。
書き始めましたら、こちらでご連絡します。
拙い文章でいつも申し訳ないと思っております。
誤字脱字もお許しください~
では。
ロイスはハーサン国へ来て文官として働いている。
ミュウル国にいた時のような重要なポストには就いていないが、お父様との仕事もあるから丁度良いそうだ。
私も相変わらず教師をしている
子供が産まれたり、ロイスが文官に受かってくれたので、上へ目指すのはやめた。
そしてまた出産を控えている。
アベン先生は異動願いを出し、地元へ帰り教師をしている。
アーガン先生と結婚し、その時その時の季節の花を送って来てくれている。
幸せなはずなのだが………アベン先生がまた誤解させる事をやらかしたらしい。
何でも近くに幼馴染みが住んでいるのだが、その独身の幼馴染みがアベン先生に泣きながら抱きついている所を、学校から帰ってきたアーガン先生に見られたらしい。
その後も訪ねてくる幼馴染みに強く言えないアベン先生。
キレたアーガン先生が、少し距離を置きたいと実家へ帰ってしまっているそうだ。
泣いて許しを乞うているが、曲がった事の嫌いなアーガン先生が折れるのはいつだろうか………
アベン君、いい加減にしろ!と近かったら言いたい。
ラウル殿下、クロエ妃殿下はとても国民から慕われている。
行く先々2人を見ようと凄い人気らしい。
2人の仲はとても良好で、側妃でもと娘を売り込みたい貴族が殿下に声をかけるそうだが、殿下は睨みつけて黙らせている。
殿下の妃殿下への溺愛は、子供が産まれる度に深くなっていってるそうだ。
年子で子供を3人授かった妃殿下は、王子3人産んだので、流石に少し休ませて欲しいと(休みで良いのか)殿下にお願いしたらしいが、どうも4人目がお腹にいるようだ。
クロエ妃殿下はそんな中でも、執務を怠たることなく、仕事が速く文官に優しいそうだ。
ロイスの友人の宰相から、そんな、手紙が届く。
ロイスの実家からも良い便りが届いた。
弟のマイク様が婚約されたそうだ。
彼女は本の虫で、朝早くから図書館へ行っては閉館までいられる人らしい。なので2人のデートはもっぱら図書館らしいが、とてもおとなしい性格で上がり症の彼女だから側に座って馴れてもらう事からはじめているようだ。何でもマイク様が学生の時から気になっていた令嬢で、マイク様の希望が叶った婚約と聞いた。
自分に会うと頬を染め、はにかむ彼女が愛おしくて、出来るだけ早く婚姻出来るようにと準備しているそうだ。
義母様も彼女が可愛くて、夫人教育をしながら慈しんでいる。
そうそう、マイク様もとても優秀な方で、兄の後を継いでラウル殿下の側近になっている。
「おかあさま~」
息子のテレスが学園まで母と迎えに来てくれた。
「今日も大丈夫だった?」と、小さな手をお腹に添える。
大丈夫よ。
ありがとう。
もう少しで赤ちゃんに会えるねと、
テレスが笑顔で言う。
邸に着けば、早く帰って来ていたロイスがエントランスで待っていた。
「おとうさま!かえってたの~」
「テレス、母上、ただいま。
セシィ、お帰り。お腹の子も大丈夫だったかな?」
「ただいま。えぇ、大丈夫よ」
今日も優しい笑顔に迎えられ、私は幸せだ。
夏過ぎて、そろそろテレスの服を新調しなければと考えていた頃
可愛い天使、サーヤが私達の家族に仲間入りした。
私の両親と優しい旦那様と可愛い2人の子供と。
私は賑やかの中、毎日幸せに過ごしている。
終
最後まで読んでくださりありがとうございました。
時間ができましたらラウル殿下、マイク様、あと……あのサリジュ嬢のその後等を番外編で書きたいと思っています。
楽しみ?に待っていて下さる方がいたら幸せです。
短編として別枠で書くかもしれません。
書き始めましたら、こちらでご連絡します。
拙い文章でいつも申し訳ないと思っております。
誤字脱字もお許しください~
では。
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